女が、さむらい (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 74
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041038253

作品紹介・あらすじ

近頃、男が弱くて仕方がない――平和が続く江戸で千葉道場の筆頭剣士となっていた秋月七緒。
長州藩邸用人の娘である彼女は、親に強制された縁談の席で強盗事件に遭遇。犯人を成敗し、瀕死の男・猫神創四郎を助ける。
惹かれ合う二人だが、猫神の正体は、徳川家に不吉を成す刀<村正>に纏わる密命を受けたお庭番だった!
江戸では、刀に関する事件が頻発しており……。

私が貴方の剣になる――。
強く美しき剣士と、剣術を失った腕利きお庭番の出会いが波乱を巻き起こす!

これが風野真知雄の真骨頂!

感想・レビュー・書評

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  • 2020.07.25

  • 41
    風野氏の作品は軽くて倦きる。
    辻堂氏とはえらい違い。

  • 長州藩系の良家のお嬢さまが女だてらに剣術をモノにしていて…系。
    で、お年頃なんだけど、親が決めた許嫁には興味が持てず、好きにしている間にいろんな騒動に巻き込まれるわけだ。

    今回は名刀:村正絡みでお嬢さまは薩摩藩やら江戸城御庭番やらと知り合って、ちょっと気になる人もできました…ってところで終わっていました。

    たぶん続編があるな。
    読みやすいけど頭に残る話ではないので、ちょっとした時間潰しの娯楽に良さそうなお話でした。

  • 風野真知雄 著「女が、さむらい」、2016.1発行です。著者の本は「くノ一」を読んだことが(読みかけたことが)ありますが、その時は失速しました。今回は最後まで読了しました。シリーズのようなので、第2巻も読んでみようと思います(^-^)妖刀村正、名刀正宗にかかわる女剣士の物語です。

  • 今一だろうな と 思って読んでたんですが
    やっぱり いまいち・・・
    ここに出てくる人物は ほぼ現代人ですね。

  • 新シリーズですね。続きが楽しみ。

  • 2016.7.7

  • シリーズ第一弾
    強い女が二人!、そしてだらしない男と妖刀村正、幕府と倒幕勢力、内部での対立も含めどうなるのか!江戸の有名道場も絡んでくるのか?

  • 隕鉄から作った刀って、睦月さんの小説にもあったような?

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著者プロフィール

かぜの・まちお
1951年生まれ。’93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞してデビュー。主な著書には『わるじい慈剣帖』(双葉文庫)、『姫は、三十一』(角川文庫)『大名やくざ』(幻冬舎時代小説文庫)、『占い同心 鬼堂民斎』(祥伝社文庫)などの文庫書下ろしシリーズのほか、単行本に『卜伝飄々』などがある。『妻は、くノ一』は市川染五郎の主演でテレビドラマ化され人気を博した。2015年、『耳袋秘帖』シリーズ(文春文庫)で第4回歴史時代作家クラブシリーズ賞を、『沙羅沙羅越え』(KADOKAWA)で第21回中山義秀文学賞を受賞した。「この時代小説がすごい! 2016年版」(宝島社)では文庫書下ろし部門作家別ランキング1位。絶大な実力と人気の時代小説家。本作は「潜入 味見方同心」シリーズの完結作。



「2023年 『潜入 味見方同心(六) 肉欲もりもり不精進料理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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