アンゴルモア 元寇合戦記 (5) (カドカワコミックス・エース)

著者 : たかぎ七彦

• KADOKAWA/角川書店 (2016年2月23日発売)

作品紹介・あらすじ

壇ノ浦の合戦から対馬に落ち延びた祖父・安徳帝に面会した輝日は、防人の末えいといわれる「刀伊祓」という集団が拠点とする入り江へ向かうよう指示を受ける。だが、その平和な入り江にも蒙古軍が迫っていた！

感想・レビュー・書評

[kasuranさんの感想 · 2017年4月27日]

宗家が平家の末裔であれば、そこに攻めてくる蒙古は九郎判官の末裔か。毒を埋伏された朽井と刀伊祓は看破できるのか。ウリヤンエデイも苛烈な判断をすることとなったが……こんなに話が進んでもたった2日しか経っていないとは絶望感しか感じない。

[まいつきさんの感想 · 2016年5月4日]

安徳帝の助けによって、刀伊祓と名乗る一族と対モンゴル共同戦線張ることになった迅三郎たち。防人の子孫だそうで、白村江のころからこの地に住み着いているそうです。女真族のことを刀伊といい、それを祓うというなまえなのだから、骨の髄まで国土防衛が染みついている様子。
刀伊祓の城にはいることで、佐須・国府からの退却戦でなく籠城戦の構えになってきました。一枚岩で、モンゴル軍との戦いに臨みたいところですが、内通者の不穏な気配。
モンゴル軍が対馬をさるまであと５日。
全滅寸前の籠城戦が始まりそうだ。

[ハマダさんの感想 · 2016年3月10日]

回想シーンもあり”嵐の前の静けさ”という感じ。

[けんちゃんさんの感想 · 2016年3月3日]

今巻は大戦の前の準備巻かな

[fz400さんの感想 · 2016年2月28日]

元寇戦記３巻目。

刀伊祓の本拠地に匿われることになりました。戦はなく準備をしたり、過去の話として義経が出てくるなどストーリーとしては一段落という感じ。いずれ義経が蒙古側で出てくると予想します。次巻では大軍の予感。楽しみです。

[takeren100さんの感想 · 2024年1月21日]

初版　帯

[everydaysundayさんの感想 · 2020年4月7日]

夫が購入したのを読み。

海女たちがかっこいいのであった。
お人よしなのか、合理的なのかよくわからないがそこが魅力は迅三郎。

[dannerさんの感想 · 2016年2月27日]

伝奇要素も加わり「皇国の守護者」が駆け抜けていった細部をじっくり描いてくような感じ。