ひとり吹奏楽部 ハルチカ番外篇 (角川文庫)

  • 264人登録
  • 3.89評価
    • (11)
    • (42)
    • (19)
    • (0)
    • (0)
  • 38レビュー
著者 : 初野晴
  • KADOKAWA (2017年2月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041040003

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
初野 晴
青崎 有吾
辻村 深月
米澤 穂信
三浦 しをん
有効な右矢印 無効な右矢印

ひとり吹奏楽部 ハルチカ番外篇 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

  • 吹奏楽部のハルチカ以外が主人公の短編集。埋蔵金。それぞれ性格の理解も深まったし、ほとんど出てこないふたりに対する友愛ににやにやした。やっぱり演劇部いいよね。

  • 意外な組み合わせで部員たちの横顔を描き出す短篇集。
    シリーズ本編を読んでいたほうがわかりやすいが、これだけでも楽しめる。ささやかなミステリを含みながら、青春を感じさせる。

  • 「ハルチカ」シリーズ番外編。今回はチカちゃん視点ではなく、他の吹奏楽部メンバーそれぞれの視点から物語が展開されていく。視点が変わることで、それぞれの意外な一面が垣間見えてとても新鮮だった。また、それぞれの考えや想いだったりも知ることができてほっこりした。それぞれの話が少しずつ横に繋がっていくのも面白い。片桐部長の妹の入部が楽しみ。

  • 「ハルチカ」シリーズ番外篇。

    そもそも、ハルとチカが一人一人部員を集めて行くところから
    始まった話だったと思い出した。

    その集められたというか集まるべくして集まった部員の話。
    キャラが濃いぞ。

    高校生の話は大好きで今回も面白く読んだ。

    「ハルチカ」は名前しか出てこないけど、
    存在感ハンパないのもシリーズの特徴。

    あ、あとベルマークの仕組み。
    そうだったのかぁ、と今さら思った。
    現役PTAの頃は集めるだけ集めて丸投げだったからなぁ。
    でも、たまに、こんなところにベルマーク!と思うことあるけどね。

    最後の表題作が一番のお気に入り。

    ファイター、シンカー、ビリーバー、コネクター、リアリスト。
    5タイプが集まれば最強。
    なんとかレンジャーみたいだなぁ。
    でも、ほんとその通りだね。
    そして自分のタイプを決めつけず、
    置かれた立場で変化できたらもっと凄いね。
    とてもよかった。
    リアリストの彼女らしい。

    いつか会えるといいね、先輩に。

  • 片桐妹、南高に新品のトランペット寄贈したところを見ると吹奏楽部に入部するつもりなのだな(そして新品を自分で使うつもりだな)

  • ハルチカシリーズ番外編。
    まだまだ足踏みが続いていて煮詰まりかけたところだったので、良い気分転換になった。
    カイユ、芹澤、マレン、成島、それぞれの視点で描かれているのだが、やはりハルチカはみんなに頼りにされ愛されていると分かる。
    一方でリアリスト芹澤の言葉は重い。プロを目指す過程で部活動をすることがプラスになる分野もあればマイナスに働く分野もある。サッカーや野球、相撲などは部活動をきっかけにプロへの道が拓けることが多いが、一方で幼い頃から海外へ行き早々にプロとして活躍する人もいる。特にクラシックの世界はそれが顕著で、本当に食べていける人は音大卒業を待たずに海外で活躍している(確か前作に出てきた話)そうで、吹奏楽部のように拘束時間の長い部はプロを目指す者には最も避けたいところだろう。
    それを思うとよく芹澤は入部してくれたなと思う。
    私が結構好きなのは成島。彼女が冷静に客観的に、そして愛をもって吹奏楽部を見つめていることが改めて分かって良かった。
    狸教頭が言うように草壁先生は本来ならこんな地方の学校に燻っている人ではない。だからこそ、次の大会こそ、何かしらの結果を見せて欲しい。そしてその予感は着実に近付いている。
    個人的にはベルマーク運動の話がとても身近で興味深く読んだ。

  • ハルもチカもほとんど登場せず、吹奏楽部の主要メンバーの周辺で起こる出来事、それぞれなかなか面白かったし、次に繋がりそうな伏線もひかれたようだ。だがなんで文庫本でしか出ないのだ、やはりラノベ扱いなのだろうか、それに装丁がイラストは別としてあまり凝ってなく本屋に縦に並べてあるといかにも地味だ、出版社が力を入れてないのだろうか、この前の映画もひどい出来だったし、ちょっと著者が気の毒だ。まだまだ続編が出そうだが、普門館に出場するまであと何作待たねばならないのだろうか。

  • ファイター、シンカー、ビリーバー、コネクター、リアリスト。それぞれの軌跡をもう1度読み返したくなりました。

  • 文のテンポがなんとも良い。人間のガンの気配を嗅ぎ分ける犬がいるとな!凄いな!ベルマークはほんと鼻息で飛んでいくんだよね(笑)でも切って貼っていく作業がとても好きなんで、PTA役員終えても点数数え易いようメーカーごとに切り貼りして子どもに待たせたら後任さんから「戻って来い」言われた(苦笑)

  • 【収録作品】ポチ犯科帳 -檜山界雄(カイユ)×後藤朱里-/風変わりな再会の集い -芹澤直子×片桐圭介-/掌編 穂村千夏は戯曲の没ネタを回収する/巡るピクトグラム -マレン・セイ×名越俊也-/ひとり吹奏楽部 -成島美代子×???-

    穂村と上条が集めた部員たちの思いが垣間見える番外扁。

  • 番外篇だけあって(?)、ハルチカ番外篇なのにハルもチカもほぼ出てこない。
    表紙は1年生の2人、カイユと朱里。カイユは黒髪のイメージだなぁ。記述あったっけ?アニメ版は確か黒かった。まぁそれはいいや。

    全部で5篇だけど1篇は掌編なので置いておいて、全部で4篇。
    春太と千夏を除いたメインキャラがそれぞれで登場する。
    ハルチカはミステリなので、当然これらもそういうものになるが、主眼は謎というよりもそれを取り巻く人間模様なのはハルチカらしい。
    そしてそれぞれで出てきた話題が少しずつリンクして別のストーリーが見え隠れする。来年度が楽しみだ。

  • 主人公の二人が出なくても、ちょっと癖のある登場人物達が楽しい短編集でした。ところどころにのエピソードが繋がっていて、次回作の期待も高まります。

  • 様々なキャラに焦点を当てた短編集。
    普段脇に回っているキャラの、心の内が見れたのが良かったです。
    吹奏楽の事だけじゃなく、他のキャラの視点から見る事で物語が広くなって楽しい。

  • これまで描かれたエピソードを別な視点から語り,登場人物達の為人と謎を描く.物語はどこに収束するだろうか.

  • 猪突猛進タイプのチカと、冷静沈着だけどどこかとぼけたハルタの名コンビが日常の謎を解き明かしつつ、吹奏楽部の活動に邁進するハルチカシリーズのスピンオフ。
    主役のふたりは登場せず、吹奏楽部のその他の個性的な面々のあほらしくも奇妙な短編が詰められている。
    ハルチカシリーズを知らないと何がなにやらな感じだろうけれど、本編が好きな人間にはちょっと嬉しいおやつのような存在だ。

  •  心が先じゃなかった。
     行動が先だ。
     行動が心をつくる。
     呼吸が感情を生み出すーー

    という番外短編集。
    サブキャラクターたちのお話。
    ブクログ献本でいただきました。ありがとうございます。ハルチカ大好きです。

    犬の引き取り先を探す、いちばん日常ミステリらしい日常ミステリ「檜山界雄×後藤朱里(新人1年生)」
    駄菓子屋に軟禁された終わりの見えない超絶毒舌部活談義「芹澤直子×片桐圭介(元部長)」
    ベルマークで一攫千金を狙う「マレン・セイ×名越俊也(演劇部長)」
    昔の部誌に記された、たった一人の吹奏楽部員の思いとは。表題作「成島美代子×???」
    と、くだらない(誉め言葉)掌編がひとつ。

    表題作「ひとり吹奏楽部」が特に好き。
    成島さんがかつての吹奏楽部員の言葉から、今の仲間たちを振り返る話。未来&続刊に繋がっていくような爽やかな短編です。
    ひとりきりでも部を存続させようとした生徒、なんて切ない物語だと思いません?…といっても結構強かだったのかな、件の生徒は。
    世代を超えて受け継がれるようなストーリーが好きなんです。
    桜庭一樹の「青年のための読書クラブ」とか、古くはマンガ「キャプテン」とか、そういうの。

    いちばんハルチカっぽいのは芹澤さんの駄菓子屋の話かな…。不条理超現実っぽいという意味で。

    映画やってたんですよね。
    怖くて見に行けませんでしたが、不条理ミステリやってたのかな?やってたなら観たい。

  • 4月9日読了。図書館。

  • ハルチカシリーズの番外編。
    カイユや芹澤さんや、マレンが主人公と言うか語り手になっている。チカちゃんやハルタは全然出てこないのだけど、みんなキャラ立ちしているので充分読み応えがある。
    特に好きなのは「巡るピクトグラム」
    マレンの真摯な所がとても好きなのよねー。名越も久しぶりだけど、好きだわー。小学生とのカラミ、こういうの大好き。高校生活にこういう人との出会いがあったら人生変わってただろうなー。
    ハルチカシリーズ全部に共通して感じるのは、何かに打ち込む事の素晴らしさ!それが報われたかどうかは置いておいて、自分の高校生活をやり直したくなる。それは無理だから、せめて今からでも後悔しない人生を過ごそうという気持ちにさせられる。
    もう1回最初から読もうかな…。
    映画化されたけど、自分の中のハルチカを壊されたくないので、出来れば実写化して欲しくなかった…

  • ハルチカシリーズ番外編
    番外編だけど語りがチカちゃんじゃないだけで、
    今後いろいろと重要になる情報がいろいろ入ってる。
    片桐先輩の妹とかひとりだけの吹奏楽部部員とか…
    あと、マレンをめぐる恋の行方にも注目。

  • ハルチカ番外篇。
    ハルチカじゃない彼らの物語。
    この組み合わせもなかなかいいな!?と思う全編。
    カイアカ、セリカタ、マレナゴそしてひとり吹奏楽部。
    それぞれドタバタ走り回って奔走して一見何の繋がりもなくしかし人も時間もそう帰結するのか。巡る因果か絆と呼ぼう。
    みんな可愛くて大好きです。
    チカちゃんはファイター。

  • あ、新刊出てる(番外編だけど)と購入。楽しく読みましたが…段々過去の話を忘れてる…というか細かいエピソードを忘れているのでこの子はどういう過去を持った子だったっけ?とかちょっと考えてしまいました。

    吹奏楽だけではないけれども団体競技って一人では出来ないってのが不思議だなぁとなんとなく思う。だからこそ学校や団体に所属している間しかできないって事なんだろうなぁ。
    というわけで本編も楽しみ。そうか、片桐先輩の次の世代が入ってくるのかな~

  • <番外編だと,侮るなかれ>

    番外編だと侮るなかれ.
    全編通して流れる話のつながり,キャラクターの関係、ミステリと青春.
    このシリーズ,ハルタとチカの三角関係の恋愛要素?以外は極力削られているけれど今回は「そうなっていくんだ」と思わされるような関係もあってますます目が離せない.
    これからにつながりそうな物語のオンパレードで,ハルチカシリーズファンは必見.
    それと,表紙の後藤さんが後藤さん過ぎて可愛すぎます.

  • 2017.03.10 読了
    ハルチカ番外編
    番外編となってはいるけれど、本編と同じぐらい読み応えがあっておもしろかった☺︎
    普段あまり詳しく描かれないハルタとチカの周りの部員が登場し、次の新世代の部員の伏線となるような部分もあってハルチカシリーズの続きがますます気になる!
    今後の南高吹奏楽部が楽しみ☺︎☺︎

  • いつもはチカやハルタのサポート的な役割の部員たちが主役の番外編。チカやハルタほどではないかもしれないけど、十分このメンバーもあくが強い。今回もいろんな事件(社会テーマ)が、私の知らなかったことで勉強にもなったし、おもしろかったです。芹澤さん×片桐先輩、成島さん×???は、これからの吹奏楽部に対する思いや自分の立ち位置で悩む姿に、私のような親世代は青春を感じたり、がんばれとエールを送ったりしてました。片桐先輩、地味にいい味だしてるな~。この動物たちをまとめ上げてたんだから、やっぱりすごい人なのです。おもしろさで言えば、やっぱりマレン×名越君です。この名越君が登場しておもしろくならないはずがないです。マレンが振り回されて戸惑ってる姿がかわいい。この名越君の打算は後々吹奏楽部に貢献します(笑)カイユ×後藤さんは、後藤さんの元気いっぱいというか勝手に、カイユがひたすら振り回されていましたが案外いいコンビなのでは。楽しい1冊でした。

全38件中 1 - 25件を表示

ひとり吹奏楽部 ハルチカ番外篇 (角川文庫)を本棚に登録しているひと

ひとり吹奏楽部 ハルチカ番外篇 (角川文庫)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

ひとり吹奏楽部 ハルチカ番外篇 (角川文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

ひとり吹奏楽部 ハルチカ番外篇 (角川文庫)を本棚に「積読」で登録しているひと

ひとり吹奏楽部 ハルチカ番外篇 (角川文庫)の作品紹介

〈ハルチカ〉シリーズ番外篇が文庫書き下ろしで登場!
捨て犬をめぐり後藤朱里とカイユが奮闘する「ポチ犯科帳」。芹澤直子と片桐が駄菓子屋でお婆さんの消失に遭遇する「風変わりな再会の集い」。謎のアルバイトをしている名越をマレンが危惧する「巡るピクトグラム」。そして副部長になった成島美代子がかつての吹奏楽部の活動日誌に思いを馳せる「ひとり吹奏楽部」。運命的に集まった、個性豊かな吹奏楽部メンバーたちの知られざる青春と謎を描く、贅沢な番外篇!

ひとり吹奏楽部 ハルチカ番外篇 (角川文庫)のKindle版

ツイートする