- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041040003
感想・レビュー・書評
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一年半のブランクはあるけれど、また吹奏楽がしたい。そう思わずにはいられません。
本当にハルチカシリーズのキャラクターが大好きで、ライトな描き口なのに秀逸な伏線回収をするストーリーもすごく面白くて、既刊のお話を読み終えてしまったことがとてもに残念です(本編は何度も読み返してますが番外編は初めてでした)。
続編出してくれないかなぁ…。
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〈ハルチカ〉シリーズ番外篇が文庫書き下ろしで登場!
捨て犬をめぐり後藤朱里とカイユが奮闘する「ポチ犯科帳」。芹澤直子と片桐が駄菓子屋でお婆さんの消失に遭遇する「風変わりな再会の集い」。謎のアルバイトをしている名越をマレンが危惧する「巡るピクトグラム」。そして副部長になった成島美代子がかつての吹奏楽部の活動日誌に思いを馳せる「ひとり吹奏楽部」。運命的に集まった、個性豊かな吹奏楽部メンバーたちの知られざる青春と謎を描く、贅沢な番外篇!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ハルチカシリーズ番外編。今作ではハルタとチカではなく周囲の友人たちにスポットがあてられている。ミステリ成分は限りなく薄いが青春成分はたっぷりと詰まっていた。普段は語られない彼ら彼女らの心情が書かれていたのも面白かったし、特に芹澤さんと片桐元部長の「風変わりな再会の集い」での二人のやり取りが一番笑わせてもらった。
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読む度に、最初から読み返したくなるシリーズ。なかなか読み返す余裕がないけど…。今回は番外編なので、ハルチカがほとんど出てこなくてさみしい
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カバーイラスト/山中ヒコ
カバーデザイン/鈴木久美 -
ハルチカ番外編
OBが残した活動日記
活動休止状態でも未来の代に希望を託す
現役生にとっても希望が -
ハルチカシリーズの番外編
要はチカちゃん以外の吹奏楽メンバ視点でのあれやこれや
カイユ、芹澤さん、マレン、成島さんの4人
カイユは苦労人だなぁ……
芹澤さんの毒舌は傍から見てる分には面白いんだけどね
もし自分に言われたとしたらヘコむかもしれない
マレンはどこに行っても優等生的ですなぁ
そして名越はさすがは十傑だけあって問題を大きくするというか何というか
でも、発端は日野原会長のせいなんだけどね
ただまぁ作中でも台詞があるけど、もし自分がやらなければいけなくなったら、「同額のお金払うから免除してくれ」って言うと思う
いやホント、意味のわからない仕組みだよな~、アレは
成島さんのところは、今後のストーリー展開を暗示しているというか
結局はそうなりそうだよな~という雰囲気を醸し出している
5つの役割は大体そう思えるけど、主要メンバで役割がかぶってる人がいる
芹澤さんもリアリストだし、後藤さんは何だろうね?
ウケるのが、十円パンチの伏線が回収されているところとか
明らかに世代ではないめぞん一刻の事を語ってたり
蒲田行進曲にしてもそうだけど、想定読者年齢層が掴めない…… -
3+
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番外編だけあって、普段は一人称で語ることが少なくレギュラーメンバーたちの本心が語られていて面白い。
みんな良い子で、青春だ。