USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門
- KADOKAWA (2016年4月23日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041041413
感想・レビュー・書評
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まあ、初歩的な。
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マーケティングの基礎的な考えがわかる良書。
マーケターに向いている4つの特性
1.リーダーシップの強い人は向いている
2.考える力(戦略的思考の素養)が強い人は向いている
3.EQの高い人は向いている
4.精神的にタフな人は向いている
とりあえず4以外は当てはまる気がする笑
4は、、程度によるが、結構負けず嫌いな性格なので、まぁまぁのレベルでいけてるかも!?と自負してます笑 -
確率思考の戦略論を買いたかったのだがなかったのでとりあえずこちらを買った背景。マーケティングの基本書でハッとする目新しいフレームワークがあるわけではないのだが、ハートオープニングインサイトやハロウィーンのストーリーが、具体的且つ情緒的で知識の定着がしやすく、とても気に入った。
以下読書メモ。
・ブランド価値を高めて、価格弾力性を小さくするという考え方
・組織の落としどころはほとんどの場合において消費者最適ではない
・消費者の頭の中、店頭、商品の使用体験を制することがマーケティングの本質
・短期での売上<<<<中長期でのブランド価値の向上
・6大経営資源「ヒトモノカネ時間情報知的財産」
・幼少期から勤勉であることを要求される日本人は学校の宿題や提出物を全部やることを習慣づけられてきたが、それは戦略的であることとは真逆の教育。勝てるところにリソース集中が戦略の王道
・戦略が強いと正しい方向へ進む、戦術が強いと遠くまで飛べる
・戦略の4S: Selective, Sufficient, Sustainable, Synchronized
・5Cなどの戦況分析は市場構造の理解のために実施。水は高いところから低いところに流れる。それに従わないと経営資源が食われる
・コアターゲット発見の切り口:ペネトレーション、ロイヤルティ、消費量、使用商品数、購入頻度、ブランド・スイッチ
・マインドオープニングインサイトとハートオープニングインサイト。消費者の気づきを促したり感情をエグったりする(娘と過ごすクリスマスの例)
・ポジショニングは相対的
・whoを理解することでhowが出てくるようになる
・ハロウィーンホラーナイトの仕掛け
・情緒的意思決定の多い日本人 -
どう戦うかの前にどこで戦うかを正しく見極めること
先にブランド価値を顕著に高めておいて、価格弾力性をできるだけ小さくしておく
消費者を上司だと思え
広告の唯一無二の目的は、その企業のブランド価値を向上させて売上を伸ばすこと
散髪屋、スパッと直言、差別化されたサービス
こちらの期待を上回るサービスはやはり印象に残る
消費者と商品の接点をコントロールすることで売れるようにする、①消費者の頭の中を制する、②買う場所を制する、③商品の使用体験を制する
戦略のカスケードダウン
戦略の4S.セレクティブ、サフィシエント、サスティナブル、シンクロナイズド -
マーケティングって何なのか、マーケターの仕事とは、そしてマーケティング思考とは、USJの事例をもとに分かりやすく書かれている、マーケティングの基本と全体像を理解するにはとても良い本だと思う。改めてマーケティングはビジネスの根幹にあるもので、マーケティング思考ができるかできないかで事業も個人の仕事も大きく成否が分かれることを学んだ。
また、マーケティングの仕事だけでなく、戦略思考や企業経営、個人のキャリアデザインの考え方にも触れられているので、これから社会に出る人や仕事でステップアップしていきたい人にもおすすめ。 -
201904/
マーケティングをやる人は、社内意思決定にかかわる多くの部署や個人間のしがらみの中心にたたないといけません。しかも部門や人々の間に立って利害を調整するだけの「伝書鳩」では仕事にならないのです。自分起点で周囲を説得し倒して、人を動かすことが重要。自分が信じる正しい方向に、自分以外の全員を説得して巻き込んでいく気概が必要になります。/
「商品を売る」のは営業の仕事、「商品を売れるようにする」のがマーケティングの仕事。/
どうやって売れるようにするかというと、消費者と商品の接点を制する(コントロールする)ことで売れるようにするのです。コントロールすべき消費者との接点は主に3つあります。
(1)消費者の頭の中を制する。
(2)店頭(買う場所)を制する。
(3)商品の使用体験を制する。
敢えて最も大切なものを選ぶとすると「消費者の頭の中」だと私は考えています。/ -
"弱点克服なんてほとんどうまくいかない" よね。なのにさせたがる。余計なお世話なのに
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保管
とても面白い -
マーケティングの基本が分かりやすく書かれており、ビジネスにマーケティング思考を取り入れようと真剣に思える内容であり、著者の他の本も読みたくなった。
また、後半は自己啓発的な内容でもあり、やる気を出させてくれた。