公爵令嬢の嗜み (2) (カドカワBOOKS)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 127
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041041802

作品紹介・あらすじ

前世の記憶を活かして商会を設立し、領地の経営も軌道に乗せた私こと令嬢アイリス。とは言え、王子に婚約破棄をされた身。一生結婚せず領地に籠もって生きていく…と思いきや、王城からパーティの招待状が届いて!?

感想・レビュー・書評

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  • 婚約破棄されたアイリスが王太后の招きで社交界に復帰する。王太后の庇護を示したアイリスに思いもかけないエルリア妃と教皇からの攻撃があった。苦しみながらも、鮮やかな手腕で反撃する。周りのいろいろな人物の助けがあるのがいいね。アイリスの人徳?第一王子の動きが気になるところかな。

  • 公爵令嬢アイリスは宮殿での建国パーティーへ出席。
    王太后の支援もあり、美しさと素晴らしい衣装もありで出席者を感嘆させる。スカッと気分良い場面です。

    後半の協会からの破門事件は、ネット読者時にはイライラさせられましたが、まとめて読むと事件完結まで一気で楽しめました。

  • 乙女ゲーム世界の悪役令嬢に転生してしまった元OLが、持ち前の知識と社会人経験を武器に商会を立ち上げ領地経営する物語の第2弾。

    冒頭の舞踏会で社交界復帰を果たした主人公は、そこで大きな味方と敵、その双方と顔合わせすることになりまして。この巻から登場となる謎の男ディーンですが、まあ読者にとってはもう謎でもなんでもないですわな。

    主人公の恋のお相手が2巻から登場ってのは珍しい気が。まあ、恋愛メインじゃないアンチ乙女ゲーの物語ならさもありなん、ってわけですかねぇ。
    あくまでも恋愛要素は添え物程度にしておいて、メインの領地経営をしっかりと書き進めてほしいですね。そっちのが面白いですし。

  • 1巻では領主代行と商会の仕事を軌道に乗せ始めた所で終わり、2巻では追放された社交界に完全復帰の幕開け。逃した魚はあまりにも大きすぎた。アイリスを切った第二王子陣営は王宮の舞踏会に颯爽と現れた彼女を見て歯がゆい思いをしたに違いない。けれどその能力の高さ故に敵対勢力から嫌がらせを受けることになるんだけど…。綺麗に着飾り公爵令嬢として貴族然と振る舞うアイリスに彼女を侮辱してた奴らが息をのむシーンは読んでてスカッとした。後半に教会からの破門と通行料の値上げという事件が一度に起こり、それに奔走するアイリスの様子があまり辛くて胸を打った。彼女を泣かせてくれたディーンに恋愛フラグ立った?と思ったけれど、その後の彼の王妃にするには惜しい宣言に今後はそっち方面には進まないのかなと思ったけどどうなんだろ。ゲームの主人公にあたるユーリは色々と腹黒そうだし他国と繋がっていそうでおバカな第二王子すら手玉に取って要らなくなったら捨てそう。ラスボスはユーリだったりして(笑)ラストにディーンの妹が登場したけれど彼女の性格等含め今後の展開がすごく気になる所で終わった。ネットで続きを公開してるだろうけど書籍派なのでまた次巻が発売するのを待つとしようかな。

  • 乙ゲーの天然イイ子ちゃん主人公が実は腹黒、攻略相手の爽やか万能王子様が実は短絡的使えないヤツ、という本来の大前提を覆す運びとなって参りましたね。主人公を入れ換えると、こうも様相が変わってくるのか。何でもアリだね(´▽`;)とことんやっちゃって下さい。

  • 男爵令嬢ざまぁ展開はまだでした。出番も前半のみだったしね。ルディがアイリスちゃんの従兄だったとは!以前Web版読んだけど、全然覚えてないものですね(笑)商会及び公爵家を陥れようと頑張る面々にはアイリスちゃんとおディーンさま(なんか違うw)たちから制裁が!ま、こちらはざまぁ展開でしたね。んで男爵令嬢の切り替えのはやさがね、ほんと怖い(笑)

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著者プロフィール

作家。2015年2月より小説投稿サイトに「公爵令嬢の嗜み」を投稿開始。

「2021年 『悪徳女王の心得2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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