皇太后のお化粧係 (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 66
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041043127

作品紹介・あらすじ

ある日突然、中華風の異世界へトリップしてしまったメイクアップアーティストの卵・鈴音。助けてくれた髪結師の余暉に連れられたどり着いたのは……妓楼!? 現世で鍛えたメイク術で妓女を相手に大活躍の鈴音だったが、ナゾの役人・黒曜に「皇太后の悪事を暴くために、お化粧係として後宮へ潜入してほしい」と頼まれて――!
美容の技術で異世界無双!? 中華トリップファンタジー!

感想・レビュー・書評

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  • 中華風の異世界で、現代のメイクアップアーティストの技術を生かすというアイデアは面白いのだが、展開がすごく薄くて残念残念。主人公が皇太后のお化粧係になってからを皇太后の心情を絡めながらもう少し描いたらよかったと思うのだ。続編はあるのかな?うん、あるようだが、そっちの方でその辺は生かされていくんだろうか。

  • 子どもに借りた、、、

  • トリップものにはしては珍しく言葉が通じないってのが鈴音の健気さが出ていて良かった。もちろん、お決まりの胸キュンもあって、続きも読みたくなりました。皇太后が呆気なかったのとまさかの芙蓉との繋がりも予想外で良かったのかも。

  • 突然飛ばされた異世界で一年以上も一人で頑張って、特技を活かして自分の生きる場所を掴みとる努力が素晴らしい。
    たどたどしい言葉遣いも可愛いです。
    さっぱりとした成長物で恋愛要素は強くないんだけど楽しめました。

  • 終りが唐突だと思ったら続編出たようです。
    異世界転移もので、地味な女の子がお化粧の腕で後宮の陰謀に巻き込まれ…。
    王道の陛下との恋愛成分は中途半端です。

  • 設定としては面白かったけれど、物語の展開が唐突すぎるというか呆気なさすぎるというか…。中盤までは楽しく読めていたけれど、皇太后と皇帝の対決が始まってきたあたりから置いてけぼり感が半端ない。鈴音のメイク術はなかなか面白かったんだけどな。黒曜が相手役なんだけど序盤から出てくる余暉も意味深だしスッキリしないまま終わってしまったのでWeb版も確認してつじつま合わせをしたりしてしまった。文庫版は皇太后に救いがある内容でそちらでは余暉の正体なんかも明かされてました。個人的にはWeb版の方がまとまってるように感じました。

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著者プロフィール

2014年よりWeb上での小説公開を開始。『乙女ゲームの悪役なんてどこかで聞いた話ですが』にて出版デビューに至る。

「2016年 『乙女ゲームの悪役なんてどこかで聞いた話ですが5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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