- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041044520
作品紹介・あらすじ
十字架、悪魔、吸血鬼……探偵養成学校聖アリスガワ女学校で発生する4つの怪事件。犯人を推理する今日子、手口を推理するみづき、動機を推理する茉莉衣。うら若き探偵たちが真相に挑む、華麗なゴシック・ミステリ!
感想・レビュー・書評
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短編集。元々世界の設定がパラレルワールドの日本だけれど、非現実設定もあり。キャラクター小説というのか、キャラクターありきの小説で、それはいいんだけどキャラクターが私の好みではなかった。先に読んだ長編にはそこまで感じなかったから、短編だと事件解決のカタルシスに至るまでの盛り上がりよりもキャラクターに目が行ってしまうのかも。
それと、3話目のあらわれた悪魔が、拷問シーンなど完全に私の苦手な話だった。拷問シーンそのもの、というよりその扱い方というか。
好みの問題で私の評価は低めだけれど、合う人には面白いと思います。 -
吸血鬼が存在する世界観だったんですね
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自分でしっかり謎解きしないので、楽しみきれてないのかもしれませんが、この雰囲気とキャラクター達大好き。今年はこのシリーズを手にとれて本当良かった。
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セーラー服と黙示録シリーズ、三作目は短編集。
著者作品の魅力は強烈な世界観だと思っているが、今回は短編であるため少し弱い。
しかし、各編のバリエーションは豊かで、キャラクター小説という面も活きている。
なにより、もうひとつの美点である論理的解決劇は余すところなく詰め込まれていて、ファンとしては喜ばしい。
願わくば、次は濃ゆくてガジェット詰め込みまくった長編が読みたい。
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