髪ゆい猫字屋繁盛記 紅い月 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041044674

作品紹介・あらすじ

武家の身分を捨て、自身番の書役となった喜三次が、いよいよ魚竹に入ることになり……人生の岐路に立った喜三次の心中は? 江戸市井の悲喜こもごもを描き出す、シリーズ最高潮の一冊!

感想・レビュー・書評

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  • 魚竹の開く寺子屋にやってきていた常一が五日も無断で休んでいる。心配になったおゆき。
    妊娠してるのも気がつかないで、常一兄妹のおたふく風邪をもらってしまう。大人になってからの罹患は症状が重い。
    流産をしてしまう。

    竹蔵はそろそろ書役に、魚竹の跡目を継いで欲しい。
    それを知った喜三次は思い切ることに。

    今回も、みんながあれやこれやと、お節介をしあうのだが、照降町の人情あふれる物語。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    九年前、武家を捨てて照降町にやってきた喜三次に一目惚れしたおゆき。所帯を持って早二年、待望の赤児が腹に宿ったことを知らされるもおたふく風邪に罹っていることが判明。一方、人生の大きな節目を迎えた喜三次は、照降町の面々と水魚の交わりをしてきた年月を振り返り、書役の職を辞して第三の人生を始めることを決意する―。お目出度と心配事に町は上を下への大騒ぎ!絶好調シリーズ、胸うち震える佳境の第七弾!

    平成30年10月27日~30日

  • 2017.3.26.

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著者プロフィール

1945年広島県生まれ。成城大学文芸学部卒業後、画廊経営、テレビプロデューサーを経て、執筆活動に入る。2003年「小日向源伍の終わらない夏」で第10回九州さが大衆文学賞大賞・笹沢左保賞受賞。主なシリーズに「立場茶屋おりき」シリーズ、「照降町自身番書役日誌」シリーズなどがある。15年「立場茶屋おりき」シリーズで第四回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞。

「2017年 『残りの秋 髪ゆい猫字屋繁盛記 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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