山の霊異記 幻惑の尾根 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 138
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041044766

感想・レビュー・書評

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  • 本当にあった山の怖い話を集めたもの。
    作者が体験したものやら、山仲間から聞き取ったものまでとにかくたくさん。続編も数冊あるらしい。読み放題じゃん!

    怖い話なんだけど、私は登山の経験がないので、やっぱり別世界の物語を読んでいるような感覚になる。山登りする人にとってはとても怖い、かもしれない。
    どこかで聞いたことがあるんだけど、山の怪談って桁違いに怖いらしい。怖さに単位はないので、桁違いって表現が正しいのかは知らない。
    ここで1つ選択を間違うと死んでしまってたな、ってエピソードが多すぎて、本当に山を登るってすなわち死にに行くようなものなのでは?って身震いする。なんでこんな恐ろしい思い(霊的にも、危険という意味でも)をして、人は山に登るのか!?そこに山があるから??1冊読んでも結局わからなかった。

  • 一番最初の5号室だっけ?めっちゃ怖い。山男って生命エネルギーあふれてそうで、強そうだけど、それすら凌駕する結末だったので、めっさ怖い

著者プロフィール

1958年、東京都生まれ。ウェブサイト「北アルプスの風」を主宰。山登りと酒と煙草を愛する。99年、くも膜下出血を発症するも奇跡的に回復する。その後、サイト内にて怪談作品を発表。2004年、『幽』第二号から連載の「山の霊異記」でデビューする。08年に怪談集『山の霊異記 赤いヤッケの男』を刊行。怪談語りにも長けており、さまざまなメディア(怪談TV番組、『R25』、『ほんとにあった怖い話』など)で山の怪談の第一人者として取り上げられるなど活動の場を広げている。

「2020年 『山の霊異記 ケルンは語らず』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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