蜘蛛ですが、なにか? (1) (カドカワコミックス・エース)

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著者 : かかし朝浩
制作 : 馬場 翁  輝竜 司 
  • KADOKAWA/角川書店 (2016年7月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (178ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041045510

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蜘蛛ですが、なにか? (1) (カドカワコミックス・エース)の感想・レビュー・書評

  • ちょっぴりキュートで毒(ナマモノ)に満ちた謎の漫画

    表紙を見ると顔が隠れた美少女とデフォルメ化された蜘蛛の画が。
    そして、こっちを突き放すように『蜘蛛ですが、なにか?』のタイトルが置かれています。

    謎です。

    店頭に置かれた際取ってみたくなる求心力は高いと思います。私も実際買って読んでみて、ハマりました。
    元がネットで最新話は一定期間内無料配信、大元のウェブ小説はもちろん無料で読めます、と相互で客層を流入させやすい構造になっているのも大きいですね。

    最近のメディアミックスのお手本と言いますか、正の相関というのはきっとこのことでしょう。
    あと、書籍版の小説の方はクオリティアップや新規展開が図られていますので見逃せません。
    一応販促として言っておくと、漫画はあくまで書籍版のコミカライズなので買って読んだ方がフルに楽しめるのです。三巻で再び触れられることになる「卵」のエピソードなどは書籍で追加されたものですし。

    で!
    児童文学などで擬人化されたアニマルが主人公に置かれることはそう少なくないとは思うのですが、ティーン向けで蜘蛛が主人公ってのはなかなかないんじゃないかな?
    「異世界転生」って最初に言っとけば、大体の説明はつくってのは便利ですが、もし馴染みの無い人が手に取ったとしても「胡蝶の夢」なり「グレゴール・ザムザ」なりの親戚とでも言っておけば格好はつく、んでしょうか?

    とにかく。
    改めて絵として置かれることで一体私は何の漫画を読んでいるのだ……って、時々我に返ること必至ですが。
    恐ろしいことに、この巻では冒頭や回想を除けば人型は強大な敵以外登場しません(この段階の主人公にとっては接敵=瞬殺なレベルのヒューマンなので即座に逃亡)。

    さらに敵は毒ガエルとかゲジゲジとか、一般的には不快な感情を巻き起こす敵が多いって言うのだから徹底しています(※ある程度デフォルメされてます)。

    でも、主人公はデフォルメ化されたことでどこか可愛らしい印象を読者に与えてくれるのですよ。
    この辺のデザインは書籍版を引き継ぎ、蜘蛛の複眼の内二つを大きく書いて、残り六つをアクセサリ的に配して人間味を出しています。
    その一方、線をシンプルに絞って生物的印象を排しつつ、挙動やフリーダムな表情、八本脚によるオーバーリアクションを加えることで漫画だけにコミカルさを増しているのですよ。アニメ映えもするかもしれませんね。

    巨大生物との対比や時間経過や焦りを感じさせるコマ運びは漫画ならではのものですし、やっぱり謎ポーズは見逃せません。
    あと、地味に好きなのが唖然とした大ゴマだったり。

    漫画は尺と労力の問題から駆け足になりがちですが、行動やフラグを統合したりして原作の情報量を圧縮しつつ、書籍より難易度を更に上げて緊迫感を上げています。

    読者は情報不足と情報過多のふたつに悩まされる主人公とシンクロして少しずつ達成感を覚えつつ、喪失と敗北感に打ちひしがれ、そこから立ち上がり続ける意志の強さを応援したくなると思うんです。

    事実上、漫画版唯一の登場人物(?)である“私”、彼女が好きになれるかにすべてがかかっているということで相当挑戦的。けど多くの人々に受け入れられているということでよかった。
    結局、私はこの最大の「謎」に魅かれてファンをはじめたのかもしれませんね。

  • 女子高生だった私が目覚めると…何故か異世界で「蜘蛛」に転生していた! 種族底辺の蜘蛛として迷い込んだ先は毒ガエル・大蛇・果ては龍も跋扈する最悪ダンジョン!?メンタル最強女子が生き抜く迷宮生存戦略!!

    転生が大流行の昨今の作品で、人間以外に転生するのだとスライムのは読んでるけど、こっちはまた蜘蛛というすごいチョイスできた。女子高生が気がついたら蜘蛛(しかもモンスターサイズ)とか、自分がキモすぎて失神しちゃいそう。割とディフォルメ調に描かれているので読めているけど、リアル路線でだったらとても直視できそうにない。
    スライムは割と最初から最強路線だけど、こっちの蜘蛛子ちゃんはこつこつと苦労しながらレベルを上げていく感じで、ハラハラしつつ応援しがいがある。中身が女子とは思えないタフな姿が頼もしい。
    徐々にレベルを上げつつ探索を進めているけど、外にはまだ出れない感じかな。大迷宮だもんね。放棄しちゃったけど、結局あの卵はなんだったんだろう。
    あとムカデが…ムカデが恐ろしすぎる…視覚的ダメージ一番きつかった。ぞわぞわする。

  • JKが蜘蛛に転生、一見コミカルだが当人は必死なサバイバル生活を送っていく。
    数多いる生物の中で「蜘蛛」を選んだのは何故?
    そしてなぜJKが転生したのか?
    色々と疑問は尽きない。

  • いわゆる異世界転生モノ。
    正直「またか」って思って回避していたのだけど、放蕩オペラハウスで取り上げられていて面白そうだったので読んでみた。

    コレは異世界転生モノの中でも、異世界転生モノが氾濫したため、それを逆手に取って「あぁ、コレはラノベとかで有名な異世界転生ですね」的に簡単に状況把握しちゃうタイプ。
    実際に転生しちゃったらパニクるかもしれないけど、読者的には異世界転生モノを読んでいるという認識の上での異世界転生なんだから、心情的にパニックに陥るよりもコチラのタイプの方が感情移入が出来るというか、世界観に没頭できるんじゃないかと思う。

    キャラクターシート作りながら描いてるのかなぁ。
    アレってわりと楽しいんだよね。

    表紙から漂う超絶美少女臭!
    あんな姿しておいて「最底辺女子高生」とか舐めてるのか?

    そして冷静。
    蜘蛛になっちゃったことに絶望もしていないし、常に状況予測と状況把握を忘れない。
    そして今考えてもわからないことはスッパリと考えない精神的な強さが凄い。
    自分の置かれた状況を冷静に判断して逃走とか、まるで TRPG でもやっているかのようだ。
    家庭崩壊してるらしいけど、生きることに貪欲だし性格も明るそう。
    六芒星とか魔法蜘蛛とかキメポーズが可愛らしい。
    食事が全て不味くて可哀想。

    あと、蜘蛛子ちゃんは書籍版より漫画版の方が可愛いな。



    卵から孵った兄弟って、もしかしてクラスメイトだったんじゃないの?

  • 蜘蛛ですが、なにか?(1)<蜘蛛ですが、なにか?> (角川コミックス・エース)



    女子高生RPG!?




    何の因果でこうなったのかは良く分からないが、ひょんな所から蜘蛛形のモンスター?になってしまった女子高生。
    生きていくためにモンスターを食べたりと少しグロテスクな面もあるが、少しずつこの正解を理解しながら、RPGさながら自分の能力を使いこなしレベルを上げながら生き抜いていく。

    様々なスキルを獲得したりレベルやHPといったRPGの王道な内容とシュールな一面がはまってしまう。

    主人公の女子高生のポジティブな内面と必死に生き抜いていく一面などが面白く楽しく読める作品です。

    今までになかった作品なのでこれはおすすめです。
    http://blog.livedoor.jp/book_dokushonikki/

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