日本語の冒険 (角川文庫)

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著者 : 阿刀田高
  • KADOKAWA (2016年12月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041046111

日本語の冒険 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 短編集だけど、どこかエッセイ風。
    阿刀田氏の日本語への思いが存分に詰まっているからかな。
    母国語である日本語、大事にしたい。

  •  日本語をテーマにした短編小説集。

     それぞれのお話が日本語の特徴をとらえていて、興味深く読むことができました。

     特に、「天使の辞典」はぜひ完成させてほしいところです。

     日本語について振り返る機会をもらえるような1冊でした。

  • エッセイと思って読み進めて、2つ目の項で短編集だ!と気づきました。1つ目で気づけよっていうね。
    日本語にまつわる物語…?短編集ですね。
    買った動機「エッセイ読みたい」はかなわなかった訳ですが、おもしろかった!日本語ってこんな表情あるのねーと愛しくなります。
    お話ごとに日本語違った角度から扱っていて、「なかなかその角度では考えたり見たことがなかった」と、ふむふむおもしろいのぅと読みました。

    特にどれが良かったというと2つめの俳句・短歌の話、最後の助詞の話かな。
    俳句・短歌の話を選んだのは、純粋に読んで「俳句って美しいなぁ」という感想を持ったことが印象に残ってるから。正直国語の勉強の題材だとか、父親がテレビで俳句番組を見ていてちっともおもしろくなかった、という印象が強いのでまーったく興味がなかったのですが、紹介されている俳句・短歌を読んで情景がばっと広がるのは少し感動しますね。歳とったからなのか、ちゃんと向き合うようになったからなのか。個人的にはより短い言葉の中にぎゅっと入れ込む俳句の方が好きです。余計を極限まで削り落とす美しさを感じました!好きなうたを50出すという話なんですが、真似しようとちょいちょい調べています。
    最後の助詞の話は、日本語の積み木が踊りながらそれぞれの助詞ってこんな役割あるんだぜって歌うというなんともシュールな話なんですが。「米洗う前に蛍が二つ三つ」「米洗う前へ蛍が二つ三つ」「米洗う前を蛍が二つ三つ」蛍がだんだん動く様、ちょっとした感動です。こう並べるとおもしろかった2つを選んだ基準は「発見があった」ということかな。
    日本語だけじゃなくて、ほかの言葉も奥深いのでしょうねー。ううむ、世の中はおもしろいものにあふれている。

  • エッセイ集かと思ったら(そもそもアマゾンなどの内容紹介にははっきり「エッセイ集」って書いてある…)、短編集だった。いろはかるた、短歌/俳句、童謡/唱歌、クロスワードパズル…日本語をたねにした物語。自分のお気に入り和歌50選のようなことは自分でもちょっとやってみたくなる。

    (おもしろく読んでいたのに、7合目まで進んだあたりで通勤途中に紛失…)

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阿刀田高の作品

日本語の冒険 (角川文庫)の作品紹介

■江戸いろはガルタと上方いろはガルタはどう違う? タは「旅は道連れ」(江戸)「立板に水」(上方) ツは「月夜に釜を抜く」(江戸・上方とも同じ) 果たして「月夜に釜を抜く」とは……?■「一日ひとつ得をした」日記を書く。日本語を身につけるいちばんの早道は毎日日記をつけること。■百人百詩 歌謡曲や百人一首、百人百様の、日本の心の一詩を読み解く。■クロスワードパズル 難しい日本語で、言葉遊び。■翻訳 意味を移すということ ■落語とストーリー ■小説の一行目はどう書くか? ■いい日本語とは何か?様々な角度から日本語に迫り、ユーモアの中に日本語の上手な使い方を解く。

日本語の冒険 (角川文庫)はこんな本です

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