ブルー・ゴールド (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.16
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本棚登録 : 152
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041046135

作品紹介・あらすじ

会社にとってただの都合のいい社員になるな。

大きな商材「水」を巡る謀略の数々
どんでん返し連続! 痛快なビジネス・ミステリ

大手商社の若手・藪内は、零細コンサル会社に飛ばされた。社長の伊比は非合法なやり方も辞さない悪名高き人物、同僚は凄腕ハッカー青年に年齢不詳の派手女。何もかも異質の新会社での業務は今や「ブルー・ゴールド」と呼ばれる貴重な商材「水」に関するものだった。密かに入手したデータを使い長野の酒造買収を図るが、予期せぬ妨害が……。背後の敵は一体誰だ、そして何故だ? スリリングで痛快なビジネス・ミステリ。

感想・レビュー・書評

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  • 商社本体から子会社へ出向した主人公が、四苦八苦しながら子会社の社長の営業手腕を覚えていく。大きな仕事を得る為には多少の犠牲は厭わない、人を駒の様に扱う、法律を意識した攻め側と引き際。そんな商社気質を爽やか描いている。

  • 2018/3/15 Amazonより届く。

  • 20171223読破

  • 水ビジネスの本というよりは
    商社ビジネスがどのように
    電◯や博報◯によって洗脳されていくか、
    以下に都合のいい情報しか流されていないか
    というお話。
    と、
    主人公が社内人事、社内政治によって零細コンサルに飛ばされそこからの成長記かと思いきや
    まあまあ大人たちの歴史、背景で物事は決まっててそれに巻き込まれただけのようにも見え、
    残念。

    彼は何も勝ち得なかったのか?
    上司たち、黒幕たちの
    掌で踊らされてたのか感が強いなぁと
    思ってしまった。

  • 最初のページで、あれれ??。読んだことある!!本棚を検索したら2013年に朝日文庫で読んでた、ガックリ。最後の所は気憶が薄れていて、あぁそうだったそうだったで読み終わりましたとさ。

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著者プロフィール

真保裕一(しんぽ・ゆういち)
1961年東京都生まれ。91年に『連鎖』で江戸川乱歩賞を受賞。96年に『ホワイトアウト』で吉川英治文学新人賞、97年に『奪取』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞長編部門、2006年『灰色の北壁』で新田次郎賞を受賞。他の書著に『アマルフィ』『天使の報酬』『アンダルシア』の「外交官シリーズ」や『デパートへ行こう!』『ローカル線で行こう!』『遊園地に行こう!』『オリンピックへ行こう!』の「行こう!シリーズ」、『ダーク・ブルー』『シークレット・エクスプレス』『真・慶安太平記』などがある。


「2022年 『暗闇のアリア』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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