喧嘩

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著者 : 黒川博行
  • KADOKAWA (2016年12月9日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041046210

喧嘩の感想・レビュー・書評

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  • 疫病神コンビの第六弾。『破門』の映画化もあり、楽しみに読んだ。
    この2人、本当に最悪最凶だけど最高のコンビ。丁々発止、というかああ言えばこう言う2人のやりとりが楽しくていつまでも読んでいたいと思ってしまう。
    破門された桑原と、相変わらずのらくらしている二宮のヤクザな事件解決(?)方法は、不当とわかっていても気持ちいい。
    桑原がかもすやけに育ちのいい雰囲気と、二宮のひたすらなお金頂戴攻撃とがうまくかみ合っていて本当の意味でのナイスバディ(ボンキュッボンではなく)なんじゃないかと思ってしまう。
    2人がみせる極道の世界の中でも絶対に曲げてはいけない部分に、世間にうごめく「偉い人たちの利権」嫌悪をぶつけてしまうからなのか。

  • 相も変わらずイケイケな桑原が政治家相手にかましていく。過去のシリーズから見て、プロットに大きな特色はないものの、安心して楽しめた。
    二宮に新たな恋の芽生えが次作にどう引き継がれるかがきになる。

  • 疫病神シリーズの最新作。大阪を舞台に元やくざ桑原と彼に頼らずには仕事をしていけない二宮のデコボココンビが活躍するストーリー。犯罪すれすれ(いやもしかしたら十分犯罪といえるのかもしれないが)の「仕事」をするこのふたりは普通にみればどうしようもないやくざな人間であるが、どうしても憎めないキャラクターを持っている。
    この小説はほとんど会話で展開していく。その大阪弁をベースにした会話の巧みさ、面白さ、会話だけで物語りが流れていく。ある意味落語のようにも掛け合い漫才のようにも感じられる。これは筆者の作品の類を見ない特徴だろう。
    テーマも議員と秘書等の裏の黒い仕事であり、まさにそういうことは現実にあるのではと読者は引き込まれていく。次作も楽しみなシリーズだ。

  • 疫病神シリーズ第6弾。前作で二蝶会を破門された桑原と、暴排法施行後も細々とサバキを続ける二宮が、今回は政治家の汚職に挑む。相手はいろいろ変わるものの、基本、展開はワンパターンな感じで、ちょっと飽きた。もともと「破門」を読むために、シリーズを最初から読み始めただけで、この後はもう読まないかも…40を過ぎて、まともに仕事もせずに高齢の母親からお金をもらう二宮が限界…

  • 疫病神シリーズ第6弾。
    建設コンサルタントの二宮と、破門処分となった“元ヤクザ”の桑原コンビ復活。高校時代の同級生で議員秘書の長原から、ヤクザ絡みの依頼を受けた二宮。解決策を模索するがいい案も出ず、やむを得ず桑原に相談する。当初の依頼の裏には巨大な利権が絡んでいたことをつかんだ桑原は、またも突っ走るが・・・
    コンビの掛け合い、軽妙な会話、二宮の独り言は相変わらず面白い。おなじみの面々の中、変わっていない桑原がよかった。この次もあるのだろうが、代も変わった二蝶会で今後の活躍(?)が楽しみ。

  • 今回も面白かった。恋の行方が気になるので次回作も期待。

  • シリーズ3作目。桑原と二宮の掛け合いにもだいぶ慣れた。テンポは良い、破門後の後ろ盾のない桑原がどう立ち回るかと思ったが、今回は敵がイマイチ凶悪強行派でないのでほとんどピンチはない。タイトルの喧嘩もいうほど多くない

  • お馴染み二宮と桑原の二人組.今回は選挙戦に絡んだ議員の不正.ヤクザがらみの政界の闇をついて大金を掠め取る.このシリーズの中では二人の会話が多く,内容はともかく漫才の様な関西弁で絶妙の掛け合いが楽しめる.

  • 57-7-5

  • 6月-11。3.5点。
    疫病神シリーズ。破門となった桑原と、二宮のいつものコンビ。高校の同級生の議員秘書から、ヤクザとこじれた関係仲裁を依頼された二宮。
    頼るのはいつもの桑原。裏の事情も絡み、複雑な展開に。

    破門されて組の後ろ盾が無くても、桑原節炸裂。
    相変わらずの安定した面白さ。

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喧嘩の作品紹介

建設コンサルタントの二宮は、議員秘書からヤクザ絡みの依頼を請け負った。大阪府議会議員補欠選挙での票集めをめぐって麒林会と揉め、事務所に火炎瓶が投げ込まれたという。麒林会の背後に百人あまりの構成員を抱える組の存在が発覚し、仕事を持ち込む相手を見つけられない二宮はやむを得ず、組を破門されている桑原に協力を頼むことに。選挙戦の暗部に金の匂いを嗅ぎつけた桑原は大立ち回りを演じるが、組の後ろ盾を失った代償は大きく――。

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