おやすみ人面瘡

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著者 : 白井智之
  • KADOKAWA (2016年10月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041046289

おやすみ人面瘡の感想・レビュー・書評

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  • 開いた口が塞がらないとはまさにこのこと。傑作。
    前作では結合人間という設定とミステリ部分が些か乖離していた感があったけど、本作ではきっちりと一つの物語になっている。
    事件が起こるのは後半になってからだけど、退屈ということは全然なく、むしろページをめくる手が止まらなかったくらい。
    説得力を持ったロジックによって披露されるいくつもの推理が、ひとつの事象から崩されていく快感。特殊設定をこれでもかと活かしたトリック。そして全てが腑に落ちる、それでも気づくことが出来なかった仕掛け。ああ愉しい!

  • うげうげと頭を抱えながら読みました。なんなんだ、これは…
    白井さん、ってほんと、なんでこんなキモチワルイ設定ばかり思いつくんでしょうか。
    けれど、白井さんのキモチワルイ小説たちをいつも読んでしまうのは、このキモチワルイ設定の裏側に本格ミステリがきちんと鎮座しているからで。
    だからうげうげと言いながらも読んでしまうんですよ。キモチワルイの好きな人にも、本格ミステリ好きにも楽しめるうげうげミステリ!

  • ★4つけるのはどうかと思う程グロいし、嫌な気分になるんだけれど、だまされた感と、読者をうまく引っ掛けることに関してはやはりすごいうまいと言わざる得ないので。

    コアなファンが付きそう

  • 三津田信三の刀城言耶シリーズのような二転三転の推理劇。あれと同じく途中で飽きてどうでもよくなった。というか無理にミステリーにしなくても途中までのホラーサスペンスな感じでよかったのに。

  • 東京結合人間もそうだったけれど、よくこんなグロい設定を思いつくなあというのが正直。ただ、逆に言うとその設定の中にミステリーの鍵が潜んでいるわけで、そう考えると謎は解きやすい。最後は二転三転させようという気持ちが強いのか、無理がありすぎ。結局探偵は何のために出てきたかよくわからないし。

  • グロ系の世界観がよくまとまったミステリー。論外に気持ち悪い世界観をよく考えられるなぁと思う。人が道具として扱われている残酷描写が好きな人でも中々気持ち悪いと感じられるだろう。
    『東京結合人間』と同様、女を凌辱する女というモチーフが出てくるが、筆者の拘りなんだろうか…

  • エログロミステリ。
    人面瘡が体に出来てしまう奇病、それを売り物にする風俗店と序盤はエグい部分も多いが、後半は推理が飛び交うミステリ。人面瘡までが推理を語り始めるのには驚いた。
    エログロも含めて面白く読んだ。

  • 『東京結合人間』に続き、また鬼畜系ミステリーの傑作が誕生したヽ(≧▽≦)ノ

    『結合人間』といい『人面瘡』といい、グロくて、気持ち悪くて、素晴らしい! こんな独創的な設定、よく思いつくなぁ。
    地名や店名、人名の一つ一つが胡散臭く曰くありげで、作品の雰囲気を盛り上げています。こういう細かいところに気を抜かない精神、大好きだ~。

    ラストの謎解きあたりからは、やや急ぎ足な印象で、もう少しタメが欲しかったかも。でも、凄ーく面白かったです!

  • なんだこれ

  • 読む人を選びます。脳瘤とか、こぶとり姉さんとか最初はきついけど、後半は謎解き要素が爆発。
    ミスリードしまくりだけど、アレはやっぱりでした。

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おやすみ人面瘡の作品紹介

全身に“脳瘤”と呼ばれる“顔”が発症する奇病“人瘤病”が蔓延した日本。人瘤病患者は「間引かれる人」を意味する「人間」という蔑称で呼ばれ、その処遇は日本全土で大きな問題となっていた。そんな中、かつて人瘤病の感染爆発があった海晴市で殺人事件が起きる。墓地の管理施設で人瘤病患者の顔が潰され、地下室では少女が全身を殴打され殺されていたのだ。容疑者は4人の中学生。さらに、事件の真相を見抜いた男は、逆上した容疑者のひとりに突き飛ばされ、机の角で頭を打って死亡してしまった……かと思いきや、死んだはずの探偵の身体に発症した、いくつもの“顔”が喋り始め――。

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