やぶ医薄斎 贋銀の湊 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041047828

作品紹介・あらすじ

江戸の貨幣相場、危うし!

貧乏町医者は、実は凄腕隠密!?
話題沸騰のシリーズ第2弾!


江戸の町では"やぶ医者"と呆れられる枯田薄斎は、幕府内では何故か名医と噂されている。

公儀隠密・福地四郎左衛門の計略により、湊が洪水被害を受けた出羽国鶴ヶ瀬藩へ向かうこととなった薄斎と、しぶしぶ同行する弟子の与之助。
だが道中、薄斎とはぐれた与之助は、贋の丁銀を鋳造する隠れ里を発見してしまう!
江戸から変わり者の作事奉行もやってきて、小さな港町は大混乱。

陰謀渦巻く小藩で薄斎がとった奇想天外な行動とは。不運にも巻き込まれた与之助の運命は!?
大好評の書き下ろし時代小説!

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ第二弾。

    今回は、湊が洪水被害を受けた、出羽国鶴ヶ瀬へ向かうこととなった薄斎と弟子の与之助。
    途中で二人ははぐれてしまい、別行動になるのですが、それぞれおマヌケな展開になっています。
    この二人、いつまで“公儀隠密”だと勘違いされ続けるのでしょうか(笑)。

  • オトボケながらの大活躍、不思議ですね。

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著者プロフィール

一九六八年、栃木県生まれ。武蔵野美術大学造形学部卒業。テレビ局嘱託職員を経た後、CM製作会社勤務。イラストレーターとして広告に挿絵などを描いていたが、一九九五年、フリーライターに転じ、実録物など、数多くの媒体で活躍。二〇〇八年「天下御免の信十郎」シリーズで、時代小説作家として文壇デビュー。人気を博す。

「2021年 『騎虎の将 太田道灌下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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