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- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041049136
感想・レビュー・書評
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オチがしっかりした関西人好みの文学作品。
今もある大阪の土地から描くのは大阪にゆかりある作家、織田作之助。いや読んでよかった、面白かった。ただ一つ欠点があって、それは読みづらいこと!
頑張って読んでみましょう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「夫婦善哉」の感想は,ちょっと読みにくいかな.次の「俗臭」は,どうもピンとけぇへんなー.「天衣無縫」で,あかんオダサクはあわへん.だったのだけれども,「放浪」あたりから,結構読めるやんになり,「女の橋」,「船場の娘」,「大阪の女」の感想は,おもろいやんか.
(前の3作は,あらすじだけの様な作風に慣れず,面白みを受け止められなかったのかも. 少し時間をおいてもう一度読み直してみるか.)
残りの2編,「世相」は私小説風で,「アド・バルーン」も前の7編に比べ現代風な印象.
学生のとき読まなかった織田作之助をいまさら手に取る気になったのは,某アニメの影響.KADOKAWA商法恐るべし.