バチカン奇跡調査官 楽園の十字架 (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 55
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041049853

感想・レビュー・書評

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  • 多忙をはじめとする極め有給休暇を取りそびれていた平賀とロベルトは、上司のサウロ大司教からハイチでの公務後に1週間の休暇を取るよう厳命される。
    急な休暇の過ごし方に悩む2人だったが、現地で出会った豪華客船のオーナーであるルッジェリに誘われ、カリブ海クルーズへ参加することに―
    しかし、その船上で、海が割れ巨大な十字架が出現するのを目撃する。
    2人は奇跡調査を開始するが、船内ではヴードゥの儀式を模した殺人までも発生し…
    天才神父コンビの事件簿第12弾!

    ヴードゥの呪いにバミューダトライアングルの謎!ワクワクする題材でした-
    ルッジェリも、ダイヤモンド鉱山を持つ実業家で、良い人と見せかけといて実は…と思わせといて…アレ?アレ?でした。
    しかしCIAエージェントを直情的アホに描きすぎじゃないですか?
    永遠の別れ…帯の煽りに、途中コンタクトしてきたローレン関連で平賀が行っちゃうかと思ったのにそんなことはなかったよ-良かった-

    あのジュリアが誰かの下についてジェラってる姿は愉快でした。

    船旅は本当に楽しそうでした!食事に催しに寄港地の観光-1度短期から参加してみたくなる魅力ある描写でした。

    しかしシリーズも長~く続いて…もう若くない私としては、そろそろスッキリとしたエンディングを拝みたい気分です-
    アニメ化企画進行中だそうで、それと連動して何かあるかな、なんて。

  • 彼らの行く先に事件あり!(笑)
    まるでコ○ンくんや金田○少年のようです。
    今回のお話はいつも理解しきれない部分がある私でも分かりやすい内容と表現で、するする読めました。
    想像するに凄く神々しい現象だったんだろうな。
    いつも出てくる読んでいるだけなのにお腹が空くロベルトの料理シーンはないのかと思いきや……なところに「やられたー!」と思いました(笑)
    「コレ読み終わったらご飯にしよ」と思っていた時で良かったです(笑)

  • いまいち終わりがけの内容が入ってこない。

  •  今回は船上でのクローズドミステリ風味と、物語の舞台がだんだんバラエティ豊かになってきましたね。今回はシリーズ名物のトンデモトリックのぶっ飛びぶりが比較的控えめな印象で、そこそこすんなり受け入れた気がします。感覚がマヒしてきただけかもしれませんが(笑)もう暗示やパニック発作くらいじゃ何の疑問も抱かなくなってきた……。
     平賀とシン博士のメールのやりとりに癒されつつ、徐々に大きくなってきたローレンの陰がなんとも不穏ですね。

  • 平賀とロベルトは、今回は海の上。究極の密室のようなものですよね。神父さまなのになーいく先々死体って…
    どこでジュリアが出てくるかと思うと、全部怪しくて。面白かった。
    ロベルトのタキシードを読める(絶対似合う)。貴重かもしれない。

  • 今回も楽しく面白く読めました 只 船内限定と言う事で 話の広がりに欠けた感が有る 最終的に悪者は逃げて スッキリしない終わり方でした

  • 今回は豪華客船。
    久々に読んだバチカン奇跡調査官ですが、面白かった。
    いつも話の最初にある料理の紹介が無かったですが、
    まさかこんなところで来たか!!という感じw
    小さな謎も最終的には全部回収されてましま。

  • 「バチカン奇跡調査官 楽園の十字架」再読。今度は神父二人が豪華客船に乗る。水上ルイと藤木稟は友人なのだろうかね?水上ルイにバチカン~とそっくりな連続殺人があるのでちょっと気になった。あ、それはこの本ではない。どれだっけか?

  • 豪華客船の旅・・・僕もしてみたいですよぉ〜
    って、お前ら結局事件に巻き込まれてんじゃん
    という2人が実はあの方側の手のひらの上ってのが
    またまた面白いではないですか!!
    しかしまぁ〜世界は美味いこと操られてるわけですねぇ
    なかなか楽しい休暇でございました、読みてとしてね

  • 20191024
    公務後に強制的に休みを取らされることになった平賀とロベルトは、豪華客船のオーナーであるルッジェリに誘われ、カリブ海クルーズへ。海から巨大な十字架が現れ、船内では殺人事件が発生する。
    休暇でもちっとも休めない(敢えて休まない?)神父コンビ。今回の奇跡調査は完全におまけとかしていた。ジュリアがむくれているのはいい気味であるようにも思うが、あまり小物感が出てくるとがっかりしてしまうかも。確かにジュリアは結構実働部隊ではあるが。

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著者プロフィール

大阪府出身。1998年『陀吉尼の紡ぐ糸』でデビュー。ミステリーや伝奇など、多岐にわたるジャンルで活躍する。「バチカン奇跡調査官」シリーズは累計140万部を突破するヒットとなり、アニメ化もされた。他の著書に「朱雀十五」シリーズ、「陰陽師 鬼一法眼」シリーズ、『太古の血脈』など多数。

「2022年 『バチカン奇跡調査官 秘密の花園』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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