| ブログで紹介する» |
|
Check |
|
|
この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
《購入済》ジャケ買いシリーズ(笑)確かにこれはベストセレクションだよ…。
個人的には『火星の運河』に何とも言えない悪夢じみた恐怖を感じた。これは絶対夢にみる。
超短編だが『白昼夢』の狂気はなんだか可笑しくって、うっとりとしてしまった。毒々しい極彩色のような、無邪気な透明色のような不思議な色彩を感じる。お気に入り。
そのジャンルを代表するくらいなのだから、賞の名前になっている人の作品は読んだほうがいいんだろうな、ということで。寺島しのぶ主演「キャタピラー」の原作を含む短篇集。表題作がそりゃもう抜群にいいのだけど、『赤い部屋』も面白かった。全体的にグロテスクで耽美派で、こういう世界が好きな人って結構いるなあという感じ。こういうのが捻くれていくと『ドグラ・マグラ』になるのかなあ。。『人間椅子』も読んでみます。
とりあえず表題作について。
残酷すぎる。人間は残酷すぎる。でも、嫁さんの気持ちもわからんでない。人間には、なにやら薄暗い茶目っ気が潜んでいる。
前巻「人間椅子」よりも個人的に好みの話が多かったかも
丸尾氏の漫画版も気になるのでパノラマ島綺譚までは読みたいシリーズ
「指」で完全にやられました。あっ、と声を出してしまいました。
全体的に、「心の奥深くにあるであろう、赤黒い感じのする異常な心理」(形容しがたい、、、)が満載で、満足です。
巻末、三津田信三氏の解説が実に的を射ていると思うのだが、乱歩の志向した理知性と、素養として備えていたであろう怪奇性および幻想性がバランスよく配合された短編集。
まず表題作でズドンと奈落の底まで突き落とされ、続く3作ほどは余韻を引きずりながら一気に。
「踊る一寸法師」で再び感情を強く揺さぶられた後に、「夢遊病者の死」、「双生児」で左脳を刺激される。
そして「赤い部屋」で何とも名状し難い感銘を得ているうちに、「人でなしの恋」へとなだれ込む…。
シリーズ1巻と同様に、作品パワーもさることながら、編纂の上手さも感じられる。
小学生の頃に図書室で見つけたのがこの本でした。
当時推理(探偵?)小説にハマっていた私は「あっ!江戸川乱歩だ!やったぁ!」と喜び手にとったのにその中身は怪奇モノ・・・。驚きましたが江戸川乱歩の心理描写に魅かれている自分に気がつき今ではお気に入りの一冊です。
気持ち悪い、良い意味で。 ありえないと考えつつも、どこかありそうと思えてしまう。ちゃんとどこかの誰かの物語。 とくに表題作にもなっている「芋虫」は、ほんとうにすごい。ホラーかつ恋愛かつミステリー。 そして、そのつぎの「指」にもびっくり。単体で読んだらきっとおもしろくない。なんだこれって感じ。だけど短編集、そして三十ページくらいあるんだろうなあという気持ちで軽い気持ちで読んだので、とつぜんのこ... 続きを読む »
幽霊とはまったく違う恐怖、サイコ・ホラー。人間の暗い感情、心理描写に敬服してしまう。タイトルのセンスが素晴らしい。個人的には「芋虫」「火星の運河」「人でなしの恋」がお気に入り。
「夢遊病者の死」を薦めてもらったので、それを読むために購入。
「夢遊病者の死」も面白かったし、収録されている他の作品も、いかにも乱歩っていう感じのものでとても楽しめた。
角川ホラー文庫で乱歩の作品が何冊か文庫化されていることが今回でわかったので、これから暇な時にちょくちょく読んでいこうと思う。
お気に入りは、芋虫と白昼夢。
夢野久作に似た感じがするけど、
理性が
せっかくの雰囲気を壊している感じが否めない。
夢おちは好きでないのです。
記録。
23歳にして乱歩ファーストコンタクトを果たした私は2冊目に手を伸ばすのでした。
「赤い部屋」秀逸でした。
せつないと思ったのは表題作。
えぐいと迷ったけどなんとなくこちらで。
四肢をなくした夫を「芋虫」と形容する、
その言葉のセンスに脱帽です。胸の奥がじわりとやられる不快感。
でもこの2人の間にあった愛情は本物だったのだと思います。
「ユルス」
この一言に尽きるかと!
「踊る一寸法師」「人でなしの恋」など、
他の収録作品もじくりと気持ち悪いいいおはなしでした。
本編には関係ないけれどこの角川版、
表紙が田嶋昭宇できれいだから気に入って集めているのですが
伏字の部分がそのままで刊行されているらしく、
本編が完璧な状態で読めなかったのが残念です。
そのため汲み取れない部分がいくつかあったので、
角川の落ち度を含めて★4つで。
赤い部屋が好きでした。
あと、人でなしの恋のじわじわ感がたまらない。
喋る人形というわけではなく、あくまで夫が声音を変えて話していた、というところが凄い。だからこそ怖い。
江戸川乱歩「芋虫」。
この世の中で、一番好きな作品です。
誰もが持ち合わせている、何かを支配したいという欲求。
その欲求が、美しく描かれています。
好きな人を、手中に入れる。
これほど興奮するものは、他には見当たりません。
読み終わって三日目の晩、夢に出ました。
「芋虫」の発想は恐ろしいものでありながら、けして物珍しくないものと思います。小説や絵などでもそのモチーフには何度か触れてきました。しかし、今回この小説を読んで、「芋虫」が初めて夢に出てきました。
それは「芋虫」が読者には恐怖の対象でありながら、時子にとっては情欲の対象であったことが原因に他なりません。そして時子が彼にひかれる理由が、切々と描写されているのです。恋しい人を占有したい想いがある方であれば、少なくとも一瞬はその想いに納得してしまうでしょう。それくらい、妙に説得力があるのです。
本書には、奇異なものとして片付けるには惜しい、醜くも甘美な世界が描かれています。小説でなければ、恐ろしくてその世界の入口に立つことも叶わなかったかもしれません。今後もシリーズを読み進めていくつもりです。
タイトルからして秀逸なのはさすが乱歩だぜという感じです。
まだ全作読んでないと思うんですが、表題作でもある芋虫はずっと上位。どストレートに恋愛もの。愛するとか、えらいこと単純で、呼吸食事排泄その他、すべての諸々をゆるされることだろうと思わされた。
他、収録作品では人でなしの恋が好みです。

「芋虫」「赤い部屋」「人でなしの恋」がお気に入り。
友人に借りて読んだ傑作集の方にも入ってた気がするので、やっぱり人気のある話なんでしょうか。
個人的には「踊る一寸法師」がポーの「飛び蛙」に似...






