- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041054857
作品紹介・あらすじ
サンシャイン水族館のミズクラゲの回廊のそばにある扉を開くと、そこは“深海カフェ 海底二万哩”という不思議な空間。そっと入り込んだ僕、来栖倫太郎をいつものように深海(ふかみ)とその執事でメンダコのセバスチャンが歓迎してくれる。今日の客は、八景島シーパラダイスに繋がった入り口からやってきたと思われる女性、真帆。誰にでも意見を合わせ、自分では何も決められない彼女はなぜそうなってしまったのか、それを探りに深海たちは真帆と一緒に彼女の“心の海”に潜ってみる。(「クダクラゲシュークリームサワー」)。他に、誰かの宝物を呑み込んでしまったようだ、というデメニギスの相談を受ける(「デメニギスゼリーケーキ」)。うっかりセバスチャン共々、カフェ店内から“心の海”に落っこちてしまった倫太郎が出会ったのは?(「シーフードサンドイッチ」)。日本最古の水族館を調べて、葛西臨海水族園で出会ったのは、「幽落町」にでてくるアノ人だった!(ブレイクタイム アクアミュージアムヒストリー)
感想・レビュー・書評
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20191019読了。
リンちゃんが、深海とその仲間たちのことをどんどん知って受け入れていくとこが良かった。彼はこれから先も深海と友達で居られるのだろうか。 -
3巻。1巻ずつ何かが明らかになっていく。
2019/6/21 -
「クダクラゲシュークリームタワー」
優柔不断で何も決められない理由。
幼い頃から何かと親に決められその通りに歩み続けてきたら、必然と自分一人じゃ決められない様になってしまうのかもしれないな。
「デメニギスゼリーケーキ」
食べてしまった忘れ物。
何を目的に頑張っているのか分からなくなってしまった時にこそ、目的に対する思いなどが一気に失せてしまう事もあるんだろうな。
「シーフードサンドイッチ」
彼ら二人の本当の関係。
大切な者が消えゆく時、誰しもがもう一度逢いたいと願うだろうが再び会えたとしても同じ記憶を持ち今まで通りなんて都合のいいことはそうないのだな。
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デメニギスの話はちょっと寂しい。
彼の力となって今後は生きていくのか。
セバスチャンの正体分かる。
やっぱり深海凄い・・。
ちょっと気になったのは多分深海はクトゥルフ神話あたりの神様だったんだと思うんだけ
どその時代に"システム"なんて単語あるのかなーって・・。
ブレイクタイムに幽楽町の朱詩さん出てきて興奮した。
さらに次回作の話もチラッと出てきてさらに興奮。
最高でした