鹿の王 2 (角川文庫)

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著者 : 上橋菜穂子
  • KADOKAWA (2017年6月17日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041055083

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鹿の王 2 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

  • 治療院で名も出てこない人が死に、その後家族が赦される場面で思いもかけないほどぐっときてしまった。
    虚構の世界、文化、民族、政治の中で描かれる確かな現実が、自分の中の世界観と自然につながる。上橋先生は得難い作者だと思います。

  • 物語が進んで状況が解明する一方で登場人物や体制も複雑になってきた。気を抜いて休める場面が時々あるのがいい。

  • 2017.10.18 読了

    3へ続く

  • やっぱり終わらせ方が上手い!!!!次巻を早く読みたくなる

  • 面白くて、二度読み。
    あぁ、これが後々あそこに繋がるのか、と、いったりきたり読み進む。
    谺主の世界観が、作者に通じるのかな、と、思える。医師も、戦士も、統治者も民も、それぞれの言い分と、戦いがある。忘れられがちな、民からの目線があるから面白いのかな

  • いろんな国や人が出てきて・・・
    何回も登場人物のページに戻ってしまう・・・w
    私の理解力が足りないだけなのか?

  • 面白すぎた。同じ言葉がなくても、概念がなくても、必要であれば、知恵を絞れば生み出せる。アニミズム医学ファンタジー、なのだろうか。
    飛鹿に乗ったときの風を感じられた気がした。あのイキイキとした描写が大好きだ。(4冊同感想)

  •  世界設定の綿密さに圧倒される……そして固有名詞が本当に覚えられない(笑)
     医療ものと言っても過言ではないほど、理論的に病気の症状や経過・治療法の確立の順序などが描かれていて、作品自体に「ファンタジー」の枠には収まりきらないような存在感があります。それゆえに、あたかも「黒狼熱」が実在しているかのようで、物語の緊張感に拍車がかかります。
     今後、ヴァンとホッサルそれぞれの視点がどこかで交わることになると予想されるので、その瞬間を楽しみにしながら3巻に続きます。

  • 読んでる途中で間を空けてしまったので、話の流れが途中、わからなくなってしまった……。オタワル聖領のお偉いさんがエライ遠回しに物言う、所謂、政治的な陰謀渦巻く展開になってきた。マコウカンの立ち位置がイマイチわかりづらい。。。一気に読めば良かった……。
    一巻で早々にドロップアウトしたサエが再登場し、ヴァンの身体に起こったことも何となく見えてきそうで、まだわからない2巻。3巻は間を空けずに読もう。

  • 冒頭から狼の襲撃とそれに続く黒狼熱の発症、その治療の奮闘と息つく暇のない展開。
    いや、さすがだ。
    現代医学を知っている身からは、そうそう、これはこう言う治療だよねと思いながら見ていたわけだけど。

    本書の主人公はホッタルとヴァンの二人だけど、本巻は主にホッタルが話の中心だったかな。
    でも、それにもかかわらず個人的にはヴァンの方は印象が強い。
    それは一つにはヴァンが自ら語るのに対し、ホッタルはマコウカンを通して語られているためでもある。
    そしてもう一つには、ファンタジーとして読んだ場合、より魅力的なのはやはり不思議な体験をするヴァンの方なのだ。
    そういう意味で彼の印象が強くなるのだろう。

    本書はまたある意味推理小説でもある。
    黒狼熱をめぐる疑惑。
    誰が何のために事を起こしているのか?
    ユナはどうしてさらわれたのか?
    様々な謎が、いくつもの伏線を伴って描かれている。
    それらがこの先いつ明らかになり、どうやって収束していくのか興味が尽きない。

    そうそう伏線といえば、一巻途中で消えてしまったサエが、実に時期を得た再登場。
    さらわれたユナを探す役目にピッタリだ。
    そして、探される側だったヴァンと彼女の出会い。
    この先二人がどんな関係になっていくのか、実に興味深い。

    つまりは早く次巻を読みたいということだけど。

  • 自分の予想以上にシリアスな感じになってきました。
    次巻が楽しみ。3に続く。

  • 上橋菜穂子さん、大好きです。とてもよく調べてるし、描写も凄い。尊敬してます。

  • 相変わらず先が気になるって感じはすくなめ。
    しかし、サエさんの登場で、主人公との絡みが少し気になってきていい感じ。
    伏線もだいぶ揃ってきたし、次の巻辺りで一気に面白くなる予感。

  • 勝手にこの本で完結だと思っていて、読むにつれて、あとこれだけで、全て解るはずだよな?というのが、次に持ち越しとなりました。
    中だるみもなく、ぐいぐい引き込まれます。
    早く次を入手しないと!

  • ナルホドー、やっと展開というか目的が読めてきた(遅い!)
    それにしても、2巻の終わり方!
    続きが気になる(>ω<、)

  • 病はなぜ起こるのか、治療はすべきなのか、命と魂との違いなど医療と信仰との差異を考えさせる。長い歴史のなかで支配者が変わっても民族の意識が変わらずに継承されているのもおもしろい。

  • 人は、自分が思いたいように出来事をこじつけるものだ。
    故郷でも、病が流行るたびに様々な噂が流れた。
    咳が長く続く病が流行ったときは、神が宿っておられる木の根に唾を吐いた者がいるのだと囁かれ、腹下しをする者が次々に現れたときには、川を穢した者がいるのだと、川清めの儀式が行われたりした。
    子どものころは、大人たちの言うことを信じていたが、いまは、そういう話を聞くたびに、怒りが胸に動く。
    息子の明るい目が思い出され、無邪気な笑い声が耳の底で聞こえた。
    (あの子には‥‥)
    病に罹らねばならぬ、なんの理由もなかった。
    呪いを受けるべき者が、この世にいるとするなら、それは、神々のご意思を、自分の思いたいように語る輩だろう。
    だが、そのような人々でさえ、いや、もっと凄まじく残酷な罪深い人々でさえ、天寿を全うして幸せに逝くこともある。
    生と死は、人の思惑の中で語れるようなものではない。(133p)

    直感で物事を考えるヴァンは、このように、生と死と、医療と信仰と、生活と政治のことを考えていた。

    静かに、大きなテーマが立ち上がりつつある。

  • ワクワクが止まらない。

  • ファンタジー的な要素と、医学の起源的な話が混ざり合って一本の道に進んでる感じがわくわくする。

  • 3・4巻発売にペースを合わせて読み終えました。
    続きが楽しみです♪

  • 本屋大賞受賞作の第2巻。今回はどちらかと言うとホッサル目線での展開が多い気がする。中世の病気との戦い方がリアルな形で描かれている。恐らく狂犬病との戦いをモデルに書いてあるんだけれど、当時はワクチンという考え方もなくて大変だったんだろうなということがわかる。しかも宗教上の立場の違いや政治的背景などが絡んできて、一筋縄ではいかない状況。ファンタジーとは言えないほど細かい描写で読んでてドキドキしてくる。
    ヴァンの方も何だか身体に異変が起き始めていて、一体どういう風にホッサル側に繋がっていくのかが楽しみ。迷うことなく3巻へ突入。

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鹿の王 2 (角川文庫)の作品紹介

謎の病で全滅した岩塩鉱を訪れた若き天才医術師ホッサル。遺体の状況から、二百五十年前に自らの故国を滅ぼした伝説の疫病“黒狼熱”であることに気づく。征服民には致命的なのに、先住民であるアカファの民は罹らぬ、この謎の病は、神が侵略者に下した天罰だという噂が流れ始める。古き疫病は、何故甦ったのか。治療法が見つからぬ中、ホッサルは黒狼熱に罹りながらも生き残った囚人がいると知り……!?

鹿の王 2 (角川文庫)のKindle版

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