鹿の王 2 (角川文庫)

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著者 : 上橋菜穂子
  • KADOKAWA (2017年6月17日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041055083

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上橋 菜穂子
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鹿の王 2 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

  • 自分の予想以上にシリアスな感じになってきました。
    次巻が楽しみ。3に続く。

  • 上橋菜穂子さん、大好きです。とてもよく調べてるし、描写も凄い。尊敬してます。

  • 相変わらず先が気になるって感じはすくなめ。
    しかし、サエさんの登場で、主人公との絡みが少し気になってきていい感じ。
    伏線もだいぶ揃ってきたし、次の巻辺りで一気に面白くなる予感。

  • 勝手にこの本で完結だと思っていて、読むにつれて、あとこれだけで、全て解るはずだよな?というのが、次に持ち越しとなりました。
    中だるみもなく、ぐいぐい引き込まれます。
    早く次を入手しないと!

  • ナルホドー、やっと展開というか目的が読めてきた(遅い!)
    それにしても、2巻の終わり方!
    続きが気になる(>ω<、)

  • 病はなぜ起こるのか、治療はすべきなのか、命と魂との違いなど医療と信仰との差異を考えさせる。長い歴史のなかで支配者が変わっても民族の意識が変わらずに継承されているのもおもしろい。

  • 人は、自分が思いたいように出来事をこじつけるものだ。
    故郷でも、病が流行るたびに様々な噂が流れた。
    咳が長く続く病が流行ったときは、神が宿っておられる木の根に唾を吐いた者がいるのだと囁かれ、腹下しをする者が次々に現れたときには、川を穢した者がいるのだと、川清めの儀式が行われたりした。
    子どものころは、大人たちの言うことを信じていたが、いまは、そういう話を聞くたびに、怒りが胸に動く。
    息子の明るい目が思い出され、無邪気な笑い声が耳の底で聞こえた。
    (あの子には‥‥)
    病に罹らねばならぬ、なんの理由もなかった。
    呪いを受けるべき者が、この世にいるとするなら、それは、神々のご意思を、自分の思いたいように語る輩だろう。
    だが、そのような人々でさえ、いや、もっと凄まじく残酷な罪深い人々でさえ、天寿を全うして幸せに逝くこともある。
    生と死は、人の思惑の中で語れるようなものではない。(133p)

    直感で物事を考えるヴァンは、このように、生と死と、医療と信仰と、生活と政治のことを考えていた。

    静かに、大きなテーマが立ち上がりつつある。

  • ワクワクが止まらない。

  • ファンタジー的な要素と、医学の起源的な話が混ざり合って一本の道に進んでる感じがわくわくする。

  • 3・4巻発売にペースを合わせて読み終えました。
    続きが楽しみです♪

  • 本屋大賞受賞作の第2巻。今回はどちらかと言うとホッサル目線での展開が多い気がする。中世の病気との戦い方がリアルな形で描かれている。恐らく狂犬病との戦いをモデルに書いてあるんだけれど、当時はワクチンという考え方もなくて大変だったんだろうなということがわかる。しかも宗教上の立場の違いや政治的背景などが絡んできて、一筋縄ではいかない状況。ファンタジーとは言えないほど細かい描写で読んでてドキドキしてくる。
    ヴァンの方も何だか身体に異変が起き始めていて、一体どういう風にホッサル側に繋がっていくのかが楽しみ。迷うことなく3巻へ突入。

  • 世界がどんどん広がっていく。少し時間を置いてしまうと記憶補完が必要なほどに……。
    そして内容も面白かったけど、後書きにも感心しました。なるほどそういう見方もあるのか、と。

  • よしよし、第3巻、4巻が発売されたので満を持して読む。とにかくスピード感があって読者を飽きさせない。そしていいところで続く!という王道の手法。人を死に至らしめる半分謎の病の闇が見えてきた2巻目。ホッサムって悪人かと勝手に思い込んで読んでいた1巻だったけど、医師として志の高い立派な人なのね。見直した。ヴァンとユナ、「裏返る」力をつけてしまった二人。いいように作用するのか、それとも二人を苦しめるのかそこはまだ分からない。しかもユナが!ホッサムとマコウカンも捕われるし、あー大ピンチじゃないですか。3巻、3巻と。

  • 一巻も同じでしたが、すごくいいところで本が終わります。まだ二巻。早く続きが読みたいです。

  • 全巻読了後にレビューを書きます。

  • 全4冊の単行本
    二冊目読了

    前回発売後にまとめて買うべきだった。
    続きが気になる。

    同じ病に罹っても発症するもの、しないものの違いは何か。種族の違いや慣習や信仰が関係するのかと色々考えさせられながら読み進めた。
    信仰と対立する医療行為。信仰より命が大切か。死後を信じる宗教にそれを捨てさせる治療を施す方法はあるか?

  • 前巻初読に際し、はじめの人物紹介を見て「こんなに登場人物多いの⁈」と悲鳴を上げたら娘から「漢字とカタカナという認識で(忘れても)大体困らないよ」と言われたのを思い出し苦笑。そんな不安は杞憂に過ぎなかったほどにヴァンやホッサムの立ち位置が容易く物語にのめりこめる。病に立ち向かうのを「治す」ことと「魂を救う」という価値観が成り立つことに感銘を受ける。医師でもある夏川草介氏の解説も大変興味深い。ユナは?ホッサムは?すごい引きで終わる。後10日余りが待ち遠しい。

  • 少しづつ明かされて行く、病魔の原因とそれを別の角度から、シンクロしてくるだろう、ヴァンの行動。ホッサルとどこで結びつくのか?まだまだ謎が多い。

  • 続きまであと10日。。。


    いまいちマコウカンの人物絵が思う描けなかったのだけど、
    30前という言葉が出てきたからやっぱり若かったのかー。


    サエに入れ込みすぎるなと言われた時点で
    割と若いのか?と思っていたが。


    読みながら頭の中で音声と映像を(アニメで)
    再生させながら読む試みをしてみたのだが


    私の中でホッサルは石田彰さんの声で完全定着した。

  • 常に,主人公達の向こう側に温かな視線を感じる.冒険という糸が追加され,至福以外の言葉が見つからない.

  • 大事に読みたいのに先が気になってハイペースで読破。
    岩塩鉱で獣に噛まれ、黒狼熱から唯一生き残ったヴァンとユナ。ある夢を見たそのときから、変わりはじめた身体。どうしても彼らの章に重きを置いてしまうけれど、鍵を握るのはホッサルの章なのだろうな・・・。
    古き疫病を蘇らせた人物の正体は。

  • 未知なるものへの恐れと、それを凌駕する好奇心。これでこそ真のファンタジ!!。何かと何かをつなぎ合わせたようなまがい物じゃない本物を久々に手にできた。早く続きがよみたい。
    あらすじ(背表紙より)
    謎の病で全滅した岩塩鉱を訪れた若き天才医術師ホッサル。遺体の状況から、二百五十年前に自らの故国を滅ぼした伝説の疫病“黒狼熱”であることに気づく。征服民には致命的なのに、先住民であるアカファの民は罹らぬ、この謎の病は、神が侵略者に下した天罰だという噂が流れ始める。古き疫病は、何故蘇ったのか―。治療法が見つからぬ中、ホッサルは黒狼熱に罹りながらも生き残った囚人がいると知り…!?

  • 大体、病気をテーマにするととんでもなくウソくさくなるのだが、これはそんなことがない。
    そしてこのテーマをファンタジーでやってしまうのがもっとすごいところ。
    それに加え、風習やら文化やら国同士の微妙な関係やら生き物の生態やらリアルに描き出している。
    お見事です。
    あとヴァンさん素敵。

  • 前巻の最後の場面を受けた修羅場から始まる物語は、咬まれた人々が次々と病に倒れ命を落とす。
    征服者である東乎瑠の血を引く者ばかり倒れていく様に先住民であるアカファの民への疑心暗鬼が深まる中、相変わらずの祭司医との軋轢も感じつつも、ホッサルとその祖父・リムエッルは人の命を救う、その1点の信念を貫く。これが物語のひとつの柱。
    一方、ヴァンの生活は落ち着いたものの、人格が変わるスイッチに気が付き、ワタリガラスの導きで自らの謎に踏み込む。これがもうひとつの柱。
    さてさて、これらが来月にはどう展開することか。終盤、黒狼熱を追って辺境へ赴いたホッサルが、今度もまた犬に囲まれたところで to be continued.
    期待が大きかったからなのだけど、私にはまだまだ喰い足りない。

  • タイトルの「鹿の王」の意味がまだ掴めないまま、続く…となった2巻。ユナを誘拐する意味や、誰が何のために山犬をけしかけて病を流行らせているか謎のままの引き。焦れます。医療に対する考え方が決定的に違うのは厄介ですね。そういえば現代でも輸血などを拒む宗教があって子供を死なせてしまった事件がありましたっけ。

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鹿の王 2 (角川文庫)の作品紹介

謎の病で全滅した岩塩鉱を訪れた若き天才医術師ホッサル。遺体の状況から、二百五十年前に自らの故国を滅ぼした伝説の疫病“黒狼熱”であることに気づく。征服民には致命的なのに、先住民であるアカファの民は罹らぬ、この謎の病は、神が侵略者に下した天罰だという噂が流れ始める。古き疫病は、何故甦ったのか。治療法が見つからぬ中、ホッサルは黒狼熱に罹りながらも生き残った囚人がいると知り……!?

鹿の王 2 (角川文庫)のKindle版

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