幼女戦記 (4) (角川コミックス・エース)

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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041055335

作品紹介・あらすじ

絶対に応募者が来ないように募集文を推敲したのに――なぜかターニャの大隊には全国から有望な若者が続々志願してきてしまった。エレニウム九五式による精神汚染もあいまって、気づけばなぜだか大隊長でした!?

感想・レビュー・書評

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  • アニメ1期及び劇場版視聴済。
    二〇三航空魔導大隊編成編。
    滅茶苦茶面白い。マジで面白くてちょっとビビってる。
    可哀そうなレルゲンと、コミュニケーションが殆どすれ違っているターニャが魅力の巻(いつもか?)。

    ◆風刺画風図解
    本作では各勢力を風刺画風に図解するシーンが多くありますが、遂に巻頭にも追加されたので、ついでにちょっと整理。
    とりあえず、次のような動物で表現されているようです。メモも添えて。
    ・帝国:狼? 犬?
     一匹狼ってことかな。
    ・協商連合:馬?
     意図不明。将が別にいるよってこと?
    ・共和国:豚? 猪?
     肥えてる。意外と強い、的な?

    ◆収録話数とか刊行ペースとか
    物語についての話題ではないですが、本巻の収録話数は2話。
    インタビューが2本入っているとはいえ、話数が少なくて、1話の分量の半端なさを感じます。
    しかも4、5、6巻は3か月連続で刊行したらしく、狂ってますねw
    頼もしいコミカライズですw

    ◆疑問;九五式使用時の意識
    九五式の使用で記憶が飛んでいるターニャ。
    軍人然とした、滅茶苦茶勇ましい演説をしたりします。
    その状態は「精神汚染」と表現されていますが、この際のターニャの意識・人格は何に依存したものなのでしょう?
    本人の元々の資質や人格ベースなのかなとは思いますが、敬虔な信者へ向かうようなベクトルでも付与されているのかな。
    ちょっと疑問に思ったので、残しておきます。

    ◆対尋問訓練
    「さらば乙女のわたし…!!」「豚の様な喘ぎ声を出している姿なんて親が見たら泣くなあ」
    詳しく!そこ詳しく!!
    いや、対尋問訓練後の行軍中のヴィーシャの内語なので、関係ないかもだけど、ぼくの頭の中では対尋問訓練と関連付けられてしまったんだよ。

    ◆ターニャとレルゲンの夫婦漫才
    夫婦ってくくっていいかわからんけど、すれ違っていてめちゃ笑えます。
    日に日にレルゲンがやつれていく……w
    ターニャを危険視して配属したくないレルゲンの思いが、ターニャには年端も行かぬ子供を戦場に送る罪悪感に見えている。
    いや、笑うでしょこんなのw
    ここ、初めてターニャに可愛さを感じましたw
    ターニャは、その合理性から人を信頼しないたちなのかと想像してしまいますが、良識ある大人に対してしっかり敬愛を抱くシーンが散見されて、意外と真っ当なんですよねw
    自分に直ちに利をもたらす存在であるかどうかで判断してしまうような、近視眼的な見方はしない。
    ターニャに対して好感の湧く巻でしたw

  • 彼に現実を知らしめ、神の力を目の当たりにさせるというなら、彼の意思が消えてしまうようなことはしない方がいいんじゃないかと思うのだけどどうなんだろう。
    良い感じに乗っ取って、神の力の前にどうしようもない自分を認識させるのが目的なのか。
    それにしては全乗っ取りしてしまいそうな感じで。
    で、どこから結局どこから持って来たのそのロザリオ。

  • 戦果をあげて、自由度が増えてきて良い。指揮官としての活躍が楽しみ。

  • ヴィーシャが登場するシーンは花があってすきだ。

  • 大隊の編成と、噛み合わない会話と。

  • 始まりの大隊。
    編成の話。

    おっそろしい組織が出来上がってるV601部隊の舞台裏。
    このエリートサラリーマン本当勘違いされてるけど。
    この人自体コミュ障ですよね。
    天然系の。なんでエリートサラリーマンやってこれたんだよ。

  • 絶対に応募者が来ないように募集文を推敲したのに――なぜかターニャの大隊には全国から有望な若者が続々志願してきてしまった。エレニウム九五式による精神汚染もあいまって、気づけばなぜだか大隊長でした!?

    相変わらず目標と現実が噛み合っていない感じのターニャの奮闘ぶりが笑える。最初のモノローグの通り、本当に意志疎通が悲しいくらいに出来てない。このターニャの「どうしてこうなった」感がこの作品の一つの見所な感じなので、面白いけど。
    今回は前回うっかり進言したことで任されてしまった大隊の選抜と訓練の話。唯一の癒しとも言うべき美少女ヴィーシャも復帰して、副官をやってくれるという事で有り難い感じ。
    音を上げさせるためにと用意したキツすぎる訓練課程だったのに、耐え抜かれた挙げ句に見事部下達が信者になりました。やったぜ。
    いつの間にかロザリオ持ってたりと怖い話も混ざりつつ、順調に存在Xの手のひらで踊らされてる感。
    一方でただ一人ターニャを危険因子と見なしているレルゲンとの会話が本当に噛み合ってなくておかしかった。ターニャからは唯一の良識ある人間として信頼感すら出てるのに、レルゲンは本質見抜きまくっててさらに警戒心マシマしという悲しい展開に。

  • 夫の蔵書。読み。
    第601編成部隊の選抜など。
    人事局課長のレルゲン中佐とデグさんの成立しているような微妙に噛み合わない会話がなんとも。

  • 地獄の訓練からいつの間にか思いもかけないモラルの高い大隊ができてしまい即最前線に送り込まれることになって、どうしてこうなったといういつもの展開に安心しつつ11歳の女の子にみんな気を遣いすぎて、デグさんが女の子なのにおっさんという自我との相違に死にたいと漏らすこのズラし方がとてもいい。戦闘が絡むシーンはかなり緻密に描かれているそのギャップも良い。しかし刊行ペースが凄まじい…… え?アニメ2期あるんでしょ?無いとおかしいよね、あの終わり方は。

  • タイトルがアレなのでちょっと手が出てなかったけどアニメの評判が良いので、コミカライズに手を出してみた。
    ガチファンタジー戦記だった。

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