BABEL 復讐の贈与者 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 153
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041058435

作品紹介・あらすじ

親友との再会に、義波と名乗る復讐代行業者がついてきた。親友は言う――「あなたの庭に、死体を埋めさせて」(「グラス・タンク」)。義波たちにも不穏な影が忍び寄る、再読必至の連作ミステリ第二弾!

感想・レビュー・書評

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  • 記録

  • もともとはドラマ「GIVER-復讐の贈与者-」ということで読み始めました。ドラマ版とは異なる展開の話もあり、小説という映像ではない表現方法を生かした内容のものがあり、どの話も読みごたえありました。中でも『グラスタンク』『スプリングブレイク』『象の鎖』が面白かったです。また『象の鎖』は依頼者の一人称で描かれているのですが、何故一人称なのか依頼者が出会った義波という人物はどのような印象なのかというところに注目して読むとラストの展開に驚かされます。

  • 読む順番がわからない

  • シリーズ2作目。

  • そういえば、前作もそんなに大好きだった訳じゃなかった。何となくノリで、新作が出たから読んでみようみたいな。同じく短編集だったけど、最初の2編が実に底の浅い勧善懲悪物語で、正直、そこで止めようかと思った。でも中盤以降は盛り返してきて、最後に登場人物同士の関係が纏まっていく様とかもなかなかでした。穿った見方をすると、いかに上手く纏めるかってところに力が割かれ過ぎていて、物語そのものの面白みには欠けると思いました。いかにも次作へ繋がる終わり方だけど、もうこのシリーズはいいです。

  • おおおおお。義波くん続きが出てた。敵も出て来た。さらなる続きも気になる。はやく出ないかなぁ。

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著者プロフィール

一九七七年東京都生まれ。二〇一一年『ワナビー』で第二回野性時代フロンティア文学賞を受賞しデビュー。『GIVER』『BABEL』『TAKER』からなる「復讐の贈与者」シリーズは連続ドラマ化。『BABEL』収録の「グラスタンク」で、第六十九回日本推理作家協会賞短編部門候補となる。他の著書に「死者ノ棘」シリーズ、『CAGE警察庁科学警察研究所特別捜査室』『エターナル』などがある。

「2023年 『最後の彼女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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