aando600202さんの感想
2018年8月10日
2018.8.10
一未(ヒトミ)さんの感想
2018年5月9日
NHK大河ドラマ「西郷どん」原作。時代小説は苦手な私でも読める。そこが林真理子の時代小説。これもすらすらと読み終えました。 上巻で出てきますが、西郷隆盛の最初の妻・須賀が気の毒。手も触れぬ結婚生活。なんとも悲しい結婚生活。西郷隆盛のBLの話も描かれています。 全体的にとにかく読みやすい。それでも、やっぱり時代小説は苦手な私。混乱する世の中に頭の中まで混乱してしまうのでした。
芳梅さんの感想
2018年4月9日
下巻は15章~20章が割り振られており、いわゆる慶応元年の長州再征勅許から話が始まり、明治11年の西南戦争まで展開していく。 意外と明治年間の話があっけなく進む感じで残念だったかも。そもそも、明治の西郷の評価は研究者でも難しいので期待はしていなかったが、それでも司馬さんみたくの一つ違った西郷像を描いてくれるだけでも、小説としての醍醐味があった筈。 なにか上・中巻に比べて、ステレオタイプの西郷ドラマで消化不良感が否めない。
1954年山梨県生まれ。日本大学芸術学部を卒業後、コピーライターとして活躍する。1982年、エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』を刊行し、ベストセラーとなる。86年『最終便に間に合えば』『京都まで』で「直木賞」を受賞。95年『白蓮れんれん』で「柴田錬三郎賞」、98年『みんなの秘密』で「吉川英治文学賞」、13年『アスクレピオスの愛人』で「島清恋愛文学賞」を受賞する。18年『西郷どん!』がNHK大河ドラマ原作となり、同年「紫綬褒章」を受章する。その他著書に、『葡萄が目にしみる』『不機嫌な果実』『美女入門』『下流の宴』『野心のすすめ』『愉楽にて』『小説8050』『李王家の縁談』『奇跡』等がある。