パンツあたためますか?2 (角川スニーカー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 23
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041063675

作品紹介・あらすじ

相変わらず怠惰なダメ学生・久瀬。別れたはずの真央から届く手紙を密かな楽しみに、低調平穏な青春を謳歌していた……はずが、バイトの無口な後輩はなぜか自分にだけデレて、サークルの同級生とは妙によく二人きりになり、隣室に越してきた少女はやたら部屋に上がり込んで――「肉じゃが、作りすぎてない?」さらに真央からも遠回しなクリスマスデートの誘いが。イブの夜、全方位から襲い来る告白フラグを前に、久瀬が選ぶ運命の相手とは?

感想・レビュー・書評

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  • 真央との別離を選んだ直樹だけど彼女の姿を心の中に浮かべる日々が続く。そんな中、バイト先の後輩、留学から帰国したサークル同期女子、そしてアパートの隣に引っ越してきた謎の美女が絡んできて…、と3名の新ヒロインが登場していよいよラブコメが始まるか?と思わせておいて、結果的に彼女たちが果たした役割は、直樹が未だ真央を思い続けているということを自覚させるだけであったように思います。これをハッピーエンドと言って良いのか分かりませんが、直樹と真央がこの先幸せな未来を掴んでくれることを願うばかりです。良作でした。

  • 前巻ラストのもやもやが解決するかと思って続巻に手を出したがさっぱりおもしろくなかった。

    1巻は主人公・久瀬直樹がヒロイン・北原真央(ストーカー気質)から言い寄られる話で、最終的にくっつかずに終った(ように見える)。
    が、2巻ではいつの間にかくっついている(!)でも、遠距離恋愛中。
    そのせいで、ヒロインはさっぱり出番がなく、主人公のイベントだけがドタバタと起きる。
    主人公の気持ちはいまいちはっきりしないし、ヒロインの気持ちはほとんど語られることなく、幸せになるという言い伝えのあるヤドリギの樹の下でクリスマスに二人でキスをして終わりという。

    登場人物のキャラはとてつもなく濃くて、話自体は面白い部分もある。
    ただ結局、ラストまでの流れに必要のないキャラと必要のないイベントを経て、恋愛モノのはずなのに、イチャイチャもせず、心情的な揺れ動きが描かれるでもなく、、、つながりのよくわからない最後のキスシーンで終了とか。

    続刊もあるみたいだが、自分的にはここで打ち切り。

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