面白くない。
正確にいうと私には合わなかった。
怪獣が存在し、天災と同じ扱いになっている世界の短編集。
妄想青年の走馬灯、少年少女のラブストーリー的な事件、神様の怪獣が降ってくる話、ソ連の宇宙飛行士が怪獣になったので殺す話inジャングル。
三話目は少し好きな雰囲気。
多分、作者のツイッター覗いてしまったのもよくないのだが、作者の思想というか考え方みたいなものがかなり露骨に話の中に入っていて読みにくい。
他の作品でもそれはあるけど、これは一際目だって感じ、読むのが遅々として進まなかった。
怪獣、軍や兵器の描写などが私の興味の外の物なのも大きいと思う。
とはいえ、ドラマチックには書かれてるので少し頑張れば読める。
でも趣味の読書だし頑張らないで読めるものの方が面白いので、やはりこれは面白くない。