| ブログで紹介する» |
|
Check |
|
|
この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
久々の恩田さん作品。
読む前は本の厚さに若干躊躇しましたが、意外なほどスラスラ読み進められました。
夢が可視化される、という少し未来のお話。
いろいろな謎が出てくるけれど、最後まで解決しないものもあって、モヤモヤ…
他人の夢が見えるようになった世界だからこそ、「見えない何か」の恐ろしさが強まるのかもしれません。
そう言えば最近、全然夢を覚えていないなぁ…
「夢札」として見た夢をデータとして記録し、読み出して、可視化することができるようになった世界で、夢判断を生業としている浩章は、G県の小学生が集団で異様な行動に出た原因を探るために多くの児童の「夢札」を引き、亡くなったかつての想い人の影をそこに見る。
大規模な事故で行方不明となったままの「予知夢を見る女」結衣子は生きているのか、死んでいるのか。児童たちが見た夢の意味は何なのか。
恩田陸らしいストーリー展開にぐいぐい引き込まれた。ホラー、サスペンス、SF、さまざまな要素が絡まりあった構成と展開は見事だ。
読んでいる途中で眠ろうとすると、夢を見ることがちょっと怖く感じる。
語られているのは「夢を可視化する」ことの問題だけれども、根にあるのは「何もかもを解明しようとする社会」がこの先どこへ行き着くのか、という批判のように思えた。
久しぶりのガツンとした長編。ちょっと未来のはなし。「可視化」が大きなテーマのひとつに。ちょちょ気分悪くなりながらもおもしろかった。
夢が可視化できて、幽霊もみんなが見えるようになったら、怖くなくなる??
自分の夢は、結構恥ずかしいのが多い気がする…ちなみに、この日のお昼寝時の夢では、雨と泥でぐしゃぐしゃになった洗濯物を必死に集めてました。
2012/5/13読了
読みやすく楽しめました。
でもこの小説は、ホラーなのか?SFなのか?ミステリーなのか?
焦点がぼやけて中途半端な作品でした。
あらすじを読んで期待値マックスで読みはじめました。途中まですごく面白かったし、ヒタヒタと迫り来る怖ろしさは尋常でなかったです…が、色々な疑問が放置されたままのラストがどうにも不完全燃焼でした。
夢を現実世界でも見ることができるようになった世界。その設定をよくここまで突き詰められたな、と感服。ちょっとSFっぽいからSFが好きな人にもオススメ。
傾向としては常野物語シリーズっぽい。
たしかに面白いし、すきだけれど、そんな手放しに絶賛されるほどでもないかなーというのが恩田陸好きとしての贅沢にして生意気な感想でしょうか。
十分おもしろいんだけれど!
さらりと、しかし恐ろしく深く、 日常に潜む恐怖や狂気を抽出する表現力はさすが。 謎や秘密の伏線を散りばめる手腕も見事。 ぐいぐいと引き込まれる前半の吸引力は快感。 そんな美点に対して、 後半が失速するのもぼんやりと物語が終わるのも、 伏線が昇華されていないのも謎解きが成されていないのも、 「いつもの恩田節がきいてるだけだ」、と 言われてしまえばそれまでなのだが、 やはり、これ... 続きを読む »
夢を引いてもらって、その他人の夢を見続けると…。
そこから発想される仮説が魅力的だし、恩田さんらしい視点。
そして最後の最後にふんわりとさせられました。ただ終盤に違和感があるのもたしか。どうにも広げた風呂敷の折り畳み方が若干落ち着かないです。
恩田さんだからこそ思う、もう少し練って欲しかったなぁという思いから、このランク。
4月29日。結局、読破できず……。 破線の下↓を書いたのが、4月22日。 時間は充分あったのだが、なにせ『腎結石』の痛みが、薬を処方してもらったおかげで、なんとか悲鳴や絶叫ほどではなくなったものの、毎日毎日、寄せては返す波のごとくやってくるものだから、なかなか捗らず、途中で読むのをやめた。 100Pほど読んで結局図書館に返却してしまった。 思うに、私はホラー系小説は苦手なのだとあらため... 続きを読む »
最初に読み始めた時、清水玲子の「秘密」と似たトーンを感じた。泉鏡花の「外科室」と同じ「無意識を他人に見られたくない」という秘密を保ちたいというトーン。
しかしながら読み進めると甲殻機動隊の草薙素子の「ネットの海は広大よ」という言葉が思い浮かんだり、ブギーポップは笑わないの水乃星透子のような「世界中に偏在するもの」のような気もする。(それこそ古くは「スターレッド」の星のような)
予想通りだったけど、相変わらず落ちは続きがありそう。「夢札を引く」という言葉や、和風の言い回し、雰囲気がステキな小説である。
夢を録画して観る技術が発達し、
夢診断という職業がある時代のお話。
たぶん何十年後って近い未来な感じで
実現しそうな内容だからちょっとリアルに怖い。
神様の領域を人間はどこまでも冒しちゃうのね。
テーマとしては
「なるほど、そこを取り上げたか。
そうだよね、怖いよね、こえーーー!!」
だったり、
「そっかーー!無意識と繋がる体験って!!
これって一種の悟りじゃん!!」
みたいな個人的な好みとしてはジャストミート。
だけど、ストーリーとしてはちょっと弱い感じ。
読み終わった時の達成感みたいなものがない。
じわじわと不安っぽいものが残る。
長かった上に、よく分からなかったな、という感じ。難しかったです。
夢ってなんなんだろう、と改めて不思議に思いました。
夢を映像としてデジタル記録・視聴できるようになった近未来が舞台。夢と現実を同じ目線で見ることができるようになった時、人の住む世界はどう変わるのか。
集団パニックを起こした子どもたちの夢の中に、ある生物が登場する場面でぞっとするものを感じたが、作中で言及されているスティーヴン・キングの名作とは違って現実世界への侵襲は限定的なので、怖さは半減。
さらに、機械で夢を分析する科学的なアプローチと、予知夢や神隠しといった非科学的な現象の解明が、徐々にかみ合っていくようでかみ合わない。
500ページ近いボリュームをすらすら読ませるのはさすがだし、恩田作品に対して無理につじつまの合う解説は求めていないが、最後の方で「実はこうでした」的な中途半端な終わらせ方をする必要があったのか。この終わり方は新聞連載のせいもあるのだろうか。
集合的無意識が可視化されるとき、何が起こるのか。
「夢札」により夢が記録・再生できるようになった世界。一読して、清水玲子の『秘密』を思い出したが、どちらかというと萩尾望都の『バルバラ異界』へのオマージュなのか。
SFとしては古典的な感じがするが、冒頭のグイグイ引き込む手腕はやはり恩田陸ならでは。そして連載ものだと後半でだれるのもまたお約束。こういうものだと覚悟して読んでいたので、腹もたたない。
夢に関する描写に真実味があり、作者が本当に見た夢をそのまま書いているのかもしれないと思った。明るい昼間に読まないと、かなり怖い。
久し振りの恩田陸。
ホラーかな、ファンタジー?
やはり変わらず、恩田ワールド。
どっぷりとはまりこんで読めました。
良かったです。
夢を意識してしまいますね…
怖いな、これって。

文庫化するの待てなくて図書館で借りた。予約いっぱいでかなり待った・・・。
しかも長い話だから、読むの頑張ったのに OTL
伏線回収全部できてない(作者のインタビュー記事検索したら、意図的らしい)。...






