- Amazon.co.jp ・本 (513ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041100929
感想・レビュー・書評
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架空の旧国技「掃除」
敷舞台と言われるフィールドの中で、長物を用い、塵芥を回収する競技。
掃除を巡る、世界を揺るがす騒動の続編。
三崎さん特有の、薄い壁の向こうの異世界感をシッカリと固定させたシリーズになった。
居留地や西域との関係性、その地域の人々と生活など展開が広がっていて面白い。
あの日本で他の作品が展開しているのかもしれないと思うとワクワクが止まらない!
いつか、三崎オールスターの作品を読んでみたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
またしても王道的な成長物語でした。
今回は取り巻く世界を理解しそれぞれの思惑や事情に気が付く、
少年が青年に変わる物語でした。
が、前作がうろ覚えで誰だったっけ?とかなんでこうなんだっけ?
を思い出しながらだったので大変でしたが、
この作品、どういうふうに終わるのか楽しみです。
主人公、よくやってるよ、とは思うけども。
掃除という競技を絵で見てみたいなあ。 -
〈内容〉藤代樹は「掃除」の全国大会で第三位の成績を修め、高校三年生で掃除部の主将となった。入部希望者も殺到して順風満帆かと思われたのだが、偲と寺西顧問が樹の前から姿を消してしまい……。奇想青春小説第二弾登場!
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「掃除」が世間的に認められるようになったのに、樹を取り巻く事情は、ますます混迷を深める。
前巻が学園もの寄りの話だったのに対して、2巻目は、まるでアクションものと言ってもいいほどの作風で、ややとまどいがあった。 -
まず、表紙がなぁ。「1」の表紙が秀逸だっただけに残念。で内容は、引き続き大好きな世界観が継続しているんだけど、ちょっと走りすぎてる。「図書館戦争」みたいに、2、3、と続けてる構成でも良かったのでは、と思った。もっとじっくり、長く楽しみたい作品だけに、ちょっと残念。
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コロヨシ!!2~一般校から全国大会に出場して舞えぬ儘3位になった樹の掃除部は予算増額されるが,出入りが禁止されている場に出入りしていることが週刊誌にすっぱ抜かれ,夏の出場が禁止された。暗闇の中での異形塵芥を使った舞い,顧問からの理不尽な長物禁止令,「区界結鎖」の中で,自らの心の迷いと対峙し,緑香双樹での,初めての居留地掃除での対戦,シンクロ率特訓,ゲームセンターや垂揚拳に出会い,梨奈に導かれての居留地での結会を経験し,偲ぶと再会した。ニノとは「自在他・他在自」の特訓を重ね,管理官によって「対」の感覚を掴み,西域の宗主に「くつがし」の奥義を伝授された。父母が,祖父が歴史改変に係わっていた事実を知り,親友の大介がもう一つの対として各国首脳の前でくつがえしを行うと聞いて,急いで取って返して「けっき」を舞う~コロヨシ!!から構想して広げてしまった世界に馴染めず,幾晩読み始めても瞬く間に寝てしまう。2/3を過ぎて漸く先が見えて,後は殆ど一気。あ~~疲れた
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このシリーズも面白いなぁ…
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コロヨシ!!の2作目。今回は「掃除」の謎、歴史、あの人やこの人の秘密がどんどん明かされていきます。最後は円満に終わってスッキリ!樹と偲の旅立ちの後の大冒険編もあると良いな(^^)
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「コロヨシ!!」の続編。ますますややこしくなるが、主人公は弄ばれてるだけのような。まぁ、作者が世界と人間を玩んでる感じかな。遊ばれ過ぎて、イメージがすぐ崩される。そもそも仮想歴史って感じで過去と現在が入り乱れてるものなぁ~、謎が多すぎ、解き明かされても納得出来ない事ばかり。出来たら、3はなしで打ち止めにして欲しい・・
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コロヨシ!(だっけ?)の続編。正直、おもしろくなかった。
”掃除”というスポーツ(?)の魅力がわからず、勝手に話ばかり進んで、置いてけぼりをくっている感じ。最後だけナントカ辻褄を合わせたような作品。登場人物も魅力的な感じがしないし。 個人的には、三崎さんには”となり町戦争”のような、無機質で透明なお話を書いてほしい。 偲ちゃんはかわいかったけどね。