ラブソファに、ひとり

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著者 : 石田衣良
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年5月31日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041101377

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ラブソファに、ひとりの感想・レビュー・書評

  • ラブソファに、ひとり──はさすがに寂しいよね。だから誰かと、という恋愛小説集。

    これまた軽い短編集である。
    初出のほとんどが、文庫のPRブックだったりと、お金を払わなくてもよい読み物に書かれたものだから(冒頭の「ラブソファに、ひとり」だけは書き下ろし)、すべて軽いタッチで、すんなり読みきれる。
    内容は、都会の男女の軽い恋愛模様。

    *唯一「ハート・オブ・ゴールド」だけは恋バナ感が薄い。そして、この作品が最も良い出来と思えるのは皮肉なものだ。

    でも男女の恋愛観や結婚観などをモチーフに、この短さとしては心情をうまく描写し書き切っている。
    こういう洒落た短編は石田衣良の独壇場なのかもしれない。
    まるでエッセイを読んでいるようだ。
    街の風景や料理やファッションなどもさりげなく描かれ、エッセンスとして散りばめられている。
    それでも、電車に乗りながら合間に読めるような内容なので、とりたてて「うーむ」と唸るとか、
    「さすがの表現だ!」とか感心するほどのものではない。
    毒にも薬にもならない、読み流せる短編集と言ってしまっては言いすぎか。
    もちろん、一編一編、手抜きはなく、この短さにしては話としてキラリと光る部分も随所にあるが。
    魂を揺さぶるような小説をこれに求めるのは無理というものだろう。
    もちろん、作者本人もそんなつもりでは書いてないだろうが。
    時間つぶしの一冊と言ったところか。
    やはり短編の秀逸さでは吉田修一のほうが一歩も二歩も上のように思う。
    書いている路線自体が異なるのだから、比較するのも無謀かもしれないが。

    ここのところ、新作を読んで心の底から満足できる本になかなか出合えない気がする。
    最近、発売のずいぶん前に図書館に予約を入れられるようになったおかげで、4月頃から多くの作家の新作を立て続けに読んだのにもかかわらず、満足できたのは、東野圭吾「ナミヤ雑貨店の奇蹟」と湊かなえ「サファイヤ」有川浩「三匹のおっさん ふたたび」瀬尾まいこ「ぼくらのご飯は明日で待ってる」ぐらいかなあ。
    出版不況で、作家がとりあえず書き散らしているというわけでもあるまいが……。

  • 2013.07.21.読了。
    合わない。石田衣良さんとか、山本文緒さんとか、バブルを経験した世代の書く恋愛小説、1980年生まれ、現在33歳の私には全然リアリティない。
    27歳になったら不倫の一つや二つしてて当たり前とか、代官山のオシャレなカフェだのが日常生活だの、ロレックスを普通に持ってたり、全然わかんない。そういのも知らないで歳だけくってるのは、非人間だし恋愛する資格もないと言われてるみたいで救いようがないというか、悲しくなってしまう。そんなの全然経験しないまま、30歳を過ぎてしまった。まわりの友達でも、そんなの経験してそうな感じもしないし、私だけが幼稚でおかしいとも思えない。石田衣良さんとかの価値観が私たちとは合わないだけだと思う。同世代の作家でいい恋愛小説家居ないかなぁ?あーあ。(ただの愚痴になってしまった)

  • 石田さんらしい読みやすくてお洒落で素敵なラブストーリーが詰まった短編集。
    石田さんの作品は久しぶりに読んだんですがやっぱりうまいなぁ~
    でもなんかそのうまさが少し鼻についてしまうって感じてしまうのは僕だけでしょうか?
    I.W.G.Pシリーズは結構好きだったんですがもう復活しないかなぁ(最後のほうはマンネリ気味が否めませんでしたが)
    なんやかんや言いましたがさらっと読めてなかなかよかったですよ。

  • 恋愛短編集。「ハート・オブ・ゴールド」と「リアルラブ?」はなんだか好きになれないなぁ。

  • 最近、衣良さんの方向性が若干よくわからないときもあるけど、これはなかなかほわほわと読めた。ちょっと若いなっておもうけど、それも不快じゃなかった。

  • 恋を探す男女を描いた短編集。
    さらっと読めて良いけど、あまり印象に残らない。

  • 石田衣良は好きなので新刊がでれば無条件で買うが正直に言うと私は長編の方が好き。今回の短編集もうまいし面白いが後にストーリーは残らない。ただ二点気になった文章があった。「富はただの金だけじゃなくて、社会のなかで積んでいく経験でもあるんだよ」「本を読んでいる人は、だいじょうぶ。どんなに時代が変わっても、だいじょうぶ。」この言葉は大切にしたい。

  • そういえばあんまりこの人の小説読んだことないなと思って読んでみたけどあんまり好きじゃなかったかな…
    ひとつひとつの物語があまりにもわかりやすくて淡々としててサーッと読み進めてしまった。

  • おしゃれなドラマみたいに映像うかぶ短編集。
    夢の香り
    リアルラブ?
    魔法のボタンが好き。
    王子様はすぐそばにいる方が幸せじゃないですか?

  • ちゃんと魂込めて書こうよ

  • あんまり覚えてない

  • 短編集。既読の物が多数。私の好みが偏ってるのか。
    やっぱり長編の方が好きだな。

  • ダントツ、ぐっときたのは
    表題作の『ラブソファに、ひとり』
    『ハート・オブ・ゴールド』も
    何気によかったなぁ。
    今のわたしに、小さく突き刺さる。

  • 大学生から三十代までが主人公の恋愛短編集。

  • 表題作がおもしろそうだったので手に取ってみたけど、うーん、何か物足りない…。短編集なので何作も収録されているけど、どれもこれも物足りない…。話が短すぎて?その場面一瞬を切り取ってお話にしました、といった感じで読んでいて肩透かしをくらう。やっぱり石田衣良さんは自分には合わないんだなぁ。
    でも、最後の『魔法のボタン』は可愛らしくて良かった。

  • お年頃の男女のお話。
    結婚や恋愛に関するものが多いかな。
    自分がそういうのを卒業したせいか、作風のせいか、あまり感情移入せずに淡々と読んだ。
    さらっと読めて、後味が残らない感じ。
    短編だから仕方ないのだけど、これからどうなるのかな? ってところで終わって欲求不満。

  • 恋が始まる短編集。さらっと読める。
    2015.1.30

  • 夢の香りが好き。

  • 物足りなかったです。
    もっと、ドキドキワクワクかと思ったけれど、そこまでいかなかったです。

  • 恋愛短編集。
    どれも『これから始まる恋』。恋の始まりという感じ。
    さらっと読めました。
    これから色々始まるところ、、、で終わってしまうので、この二人もうちょっと先が読みたいなぁと思うのもアリ。

  • 沖縄の話、ハート・オブ・ゴールド がすごく良かった。
    物語だからこんな展開もありなのかもしれないけど、とても
    夢がある。

  • 石田衣良の恋愛短編集は結構好きだったけど、この「ラブソファに、ひとり」の9編、気に入った作品は一つもない。まぁ、登場人物に面白みがないし、設定も平凡だし、流れはミエミエ。恋愛小説と呼ぶほどの恋愛もないし・・単に男と女がくっつくだけ。もともと作家としての文章力は疑問の石田衣良、マンネリになるとなぁ・・

  • 読みやすい短編集だった。
    女の子たちが、女っぽくなくて、本能に正直で、時代を反映してる感じで面白かった。
    今って、こういう感じなのかなー。

    最後のあとがき、
    本を読んでいる人はだいじょうぶ。
    どんなに時代が変わっても、だいじょうぶ。

    がやけに心に響いた。

    お金も大事だけど、愛も必要不可欠よね!って思った。

  • 久しぶりの石田衣良。おしゃれな感じのさらっと読める恋愛短編集。あとがきの最後のひとことが嬉しかったな。

  • 恋をしたくなる短編集。

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ラブソファに、ひとりの作品紹介

女、独身、35歳。25年ローンでマンションを買ったものの、自分が本当に欲しかったものは別だと気づき-。恋に落ちる瞬間のときめき、非日常の浮遊感。このうえなく贅沢に薫る、ラブストーリーの花束。当代一の名手が紡ぐ、極上恋愛短篇集。あなたもきっと、恋に一歩、踏みだしたくなる、幸せの処方箋9レシピ。

ラブソファに、ひとりの文庫

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