百年法 上

著者 :
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  • Amazon.co.jp ・本 (394ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041101483

作品紹介・あらすじ

原爆が6発落とされた日本。敗戦の絶望の中、国はアメリカ発の不老技術"HAVI"を導入した。すがりつくように"永遠の若さ"を得た日本国民。しかし、世代交代を促すため、不老処置を受けた者は100年後に死ななければならないという法律"生存制限法"も併せて成立していた。そして、西暦2048年。実際には訪れることはないと思っていた100年目の"死の強制"が、いよいよ間近に迫っていた。経済衰退、少子高齢化、格差社会…国難を迎えるこの国に捧げる、衝撃の問題作。

感想・レビュー・書評

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  • Amazonオーディブルで聴いた。

    んー。
    面白くないわけじゃないけど、心躍らない。
    ワクワクする物語ってなかなかないなぁ。

    女性の描き方がいまいち。
    そして多分そのせいで、気持ち悪かった。

    遊佐は有能ゆえに牛山を独裁者にする体制を強固にしすぎてしまったんだねぇ。

  • 下巻でまとめて

  • 難しい内容かな〜と躊躇しながらも読み始める。

    もう先が気になって、どんどん読んでしまう!っていう感じではないのだけど、SFな感じで面白かったです。
    今週が忙しくてページがなかなか進まず、話の進展もそんなにないので、中盤まで読むのに5日ぐらいかかってしまった。

    後半はどんどん読めたし、登場人物も出揃ってきたんで、どんな展開になるのか下巻を読むのが楽しみです。

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00500375

    不老不死が実現した日本。しかし、法律により百年後に死ななければならない――西暦2048年。百年の生と引き替えに、不老処置を受けた人々の100年目の死の強制が目前に迫っていた。その時人々の選択は――!?(出版社HPより)

  • (下巻にてまとめて述べます)

  • 一気に読める。

    帯の文字に偽りなし。

    「死」という概念どころか、国の在り方すら左右していく。

    どこへ向かおうとしているのか。

    下巻をどこかで見つけなければ。

  • 創作だけど、もしかしたら現実になるかもしれない、このバランスが絶妙で面白い。

    展開も早いし、先が読めないのも良いですね。

    後編楽しみです。

  • 不老不死が実現した世界の話。
    百年後に死ぬ事を規定した「百年法」をめぐって、政界、拒否者、民衆それぞれの立場が絡み合い展開されていく。

    死があるからこそ生きることの尊さが感じられるのだと思う。永遠に生きたい人の気が知れないなぁ。

    しかし遊佐にはがっかり。下巻はどうなるんだろう。

  • 2021年12月2日「アメトーーク!」で紹介
    摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB99419376

  • 感想は下巻にて

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著者プロフィール

1965年愛知県生まれ。筑波大学大学院農学研究科修士課程修了後、製薬会社で農薬の研究開発に従事した後、『直線の死角』で第18回横溝正史ミステリ大賞を受賞し作家デビュー。2006年に『嫌われ松子の一生』が映画、ドラマ化される。2013年『百年法』で第66回日本推理作家協会賞を受賞。その他著作に『ジバク』『ギフテット』『代体』『人類滅亡小説』『存在しない時間の中で』など。

「2022年 『SIGNAL シグナル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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