コブラ 上

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  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041102022

感想・レビュー・書評

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  • 「アヴェンジャー」からの10年後での主客が逆転して、今回の作戦の主人公は<コブラ>=デヴロー70歳。
    片腕として<アヴェンジャー>=デクスター60歳が作戦を遂行する。
    コロンビアのコカイン・カルテル<兄弟団>を撲滅する作戦のお話。
    上巻は、作戦準備が着々と進められ、数か月間の話なのに場面転換なども多く、得意の詳細記述もあり、ついていくのがやっとでした。
    下巻はどんなふうに盛り上がるのでしょうか、期待が高まります。

  • 新たなテロと認定されたコカイン汚染。コロンビアの巨大コカイン・カルテル「兄弟団」殲滅の米大統領指令を受け「プロジェクト・コブラ」が動き出した。指揮を執るのは元CIA局員「コブラ」ことポール・デヴローだった…。

    フォーサイスを読むのは何年ぶりだろう?相変わらずのストーリーテリング能力とスピード感には感心するが、その引き換えに人物像が十分に描かれていないのが不満。
    (C)

  • 「ジャッカルの日」のフォーサイスによる最新作。コロンビアのヘロイン・マフィアを殲滅する作戦を大統領から依頼されたコブラが、極秘作戦を開始する。叙事詩的な描き方をしていて、登場人物たちの心の動きは一切語られず、淡々と物語が進行していく。

  • フォーサイスは、大好きだが、今回のさくひんは、チョット面白くない。飛行機とか、船舶のことは、やたら詳しく書いてあるが。訳者がかわったことも影響しているのか?

  • つまらない。

    スピード感がない。 スリルがない。 スマートさがない。

著者プロフィール

1938年イギリス生まれ。空軍のパイロットなどを経て、ロイター通信、BBC放送の記者を勤めた後、作家に。71年ドゴール暗殺をテーマに書いた長編『ジャッカルの日』で小説家としてデビュー。綿密な取材とストーリーテリングの天賦の才で世界をわかせ続けている。著書に、『オデッサ・ファイル』『戦争の犬たち』『神の拳』『アフガンの男』『キル・リスト』、小説のような半生を描いた自伝『アウトサイダー』など多数。

「2022年 『ジャッカルの日 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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