日本人を操る8つの言葉 (oneテーマ21)

  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041102220

感想・レビュー・書評

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  • 世間という物差しで評価する日本人に、違う物差しの存在や、物差しで計る必要な無いことがたくさんあることを知ってもらえる本です。 なぜなら日本人は、評価が人格にも影響してしまうからです。 

  • 外から見た日本。
    日本の社会のあり様を村社会に表すことがあるが、本文中の日本のサラリーマンを泰平の江戸時代、藩に生きる武士に例えた一説は、とても納得、共感した。

    もちろん、文化的差異が生じるのは、当然であるが、日本の良きところ、忘却してしまったところ、顧みることをさせてくれる。
    著者によって緩やかに書かれた、一筆一筆が心地よい。婆ちゃんとお茶でもしながら、話を拝聴してよう。

    時として、異文化圏からは奇異に映ることもあるだろう。
    一長一短で、日本人の良いところ悪いところ、そうだよなーとリラックスしながら、小話を聞ける一冊でした。

    中々、好きでした。

著者プロフィール

1942年、東京都生まれ。文化学院美術科卒業。博報堂でコピーライターとして活躍。76年、スウェーデン人と結婚、スウェーデン、オランダ、ブラジルに住む。77年、「英国国際版画ビエンナーレ」で銅賞受賞。ヨーロッパ各地で個展、グループ展開催。欧米アーティストの日本への紹介にも携わる。2000年、南仏プロバンスに移住し執筆活動を開始。初の著書『一度も植民地になったことがない日本』(講談社+α新書)が20万部を超えるベストセラーに。14年、母の介護のため帰国。その傍ら岐阜県高山市主催の生涯学習講座で中学・高校生の「杉原千畝プロジェクト」を指導している。日本ペンクラブ会員。

「2016年 『日本人なら知っておくべき「日本人」の名前』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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