ラブコメ

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  • Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041102268

作品紹介・あらすじ

米作り、やってみました!
原田マハさん最新刊は、漫画家みづき水脈さんとの共著!
種籾から収穫まで、昨年著者自身が実際に体験した米作りをエッセイ&コミックで紹介!

感想・レビュー・書評

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  • ラブコメ=Love米ということだった。なるほど。

    図書館に予約してからなかなか来ないなぁと思っていたら
    コミックエッセイだった。それは来ないわけだ。
    原田マハさんの文章とみづき水脈さんのコミックと。
    被る内容のこともけっこうありつつも
    視点と表現方法が違うと出てくるものが全然違うんだなーと思った。
    コメに対する愛情全開なところ、日本の農が抱える問題点が透けて見える辺り
    先日読んだ誉田哲也さんの『幸せの条件』に若干被る感じ。

    マハさんのエッセイを読むのは多分初めて。
    小説を読んでる分にはあまり感じなかったのだが
    エッセイになるとやっぱり原田宗典さんとご兄妹なんだなーと。
    使う言い回しがよく似てたり、同じ話題が頻繁に出てくるのが嬉しかった。

    取り敢えず自然農法がものすごくたいへんなのは伝わった。
    やっぱりコメは大事に食べにゃいかん。

  • あっそー言うコトですか!

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    「日本人が何より好きな白いご飯。震災後の今、目指すは自給自足生活。 とにかく一度作ってみようと、楽しくも過酷な米作り体験ををつづったエッセイ(原田マハ)+コミック(みづき水脈) 」

  • おコメをつくる話。フィクション。読みやすかった。東日本大震災の前におコメを作ることになった原田さんとみづきさんとみっちゃん。不思議なご縁だったんだ。。。

  • 原田マハさんが、『生きるぼくら』連載のために取材をかねて体験した米作りを、前半をマハさんが文章で、、後半をみづきさんがマンガでルポしています。農薬をまかない、耕さない田んぼでの米作り体験。田植えや稲刈りだけでなく、草取りなどにも、何回も東京~長野を往復しなければならない。思っていたより相当ハード。でも、できあがったお米の味は・・・。
    マハさんの文章を、みづきさんのマンガがわかりやすくフォローしてくれて、たいへんわかりやすいルポになっています。お米を食べてる人は、知ってほしい。

  • ラブコメって、ラブコメティの話かと思って借りたら(原田マハさんだったし)
    love米の話でした。
    農家の話を書くために本当にお米を作っちゃったのがすごい。
    それに、自然農法で読んでいて、ほほーと思うこともたくさんだった。
    半分は、みづきさんのコミックなので、読みやすかった。

  • 生きる僕らの米作りがリアルだったけど、本当に米作りされてたんですね。

  • わたしは米が好きだ。ご飯が好きだ。一日一度も米を口にしないと一日が終わらない気がするほど好きなのに、今、炭水化物ダイエットを実施中の家族につられて米を口にする機会が減ってきている。この本を手にとったのはそういう飢餓状態におちいっているのかもしれない。お米さえあれば、生きていける!と思っているのにお米がどういうふうにできるのかよく知らない。種もみ選別、もみがら燻炭、畦塗り、稲刈り、脱穀。文章だけでなく巻末はマンガになっているのでわかりやすかった。

  • お米作りに初挑戦した、原田マハさん、漫画家のみずき水脈さんの記録!
    楽しさも苦しさも、内在。
    コメ作りの重要な点が満載。

    日本人の大事なお米。

    日本中の人たちが挑戦したらいいのではないかと思った。

    コメ作りという地味な仕事も、こんな風に描かれると、本当に魅力的。

    みっちゃん、ノブさん最高!

    原田マハさんの総理の夫の日和さんの原型はノブさん?!

  • 自分のお米を自分で作ってみたくなります。
    農作業への印象が“そうそう、ゼルダだよね〜あるある!”と思わず共感。
    自然農のお米作りしてみたいです、体力の落ちる前に。

  • 実家は農家で 足踏み脱穀機はなかったけど 
    唐箕(とうみ)は今でも実家の納屋にあるんじゃないかな。
    子どもの頃 上部の漏斗部分から小さな玩具とか入れて遊んでいたら叱られた思い出が^^;
    原田マハさんのエッセイが軽快で三浦しをんさんかと思わせる面白さ!
    そしてみづき水脈さんのコミックエッセイも細かな図解が分かりやすかった。
    「自然農法によるお米作りは本当に大変!」と何度となく書いてたけど
    農業ファッションにこだわって形から入るなどお茶目なチーム大地の皆の様子がとても楽しそうだし目からウロコのことが色々あった。

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著者プロフィール

1962年東京都生まれ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部卒業。森美術館設立準備室勤務、MoMAへの派遣を経て独立。フリーのキュレーター、カルチャーライターとして活躍する。2005年『カフーを待ちわびて』で、「日本ラブストーリー大賞」を受賞し、小説家デビュー。12年『楽園のカンヴァス』で、「山本周五郎賞」を受賞。17年『リーチ先生』で、「新田次郎文学賞」を受賞する。その他著書に、『本日は、お日柄もよく』『キネマの神様』『常設展示室』『リボルバー』『黒い絵』等がある。

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