挫折を愛する (角川oneテーマ21)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041103685

作品紹介・あらすじ

挫折の時ほど人は本当の力が出せる。折れやすい心を強くするためのヒント。

感想・レビュー・書評

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  • 松岡修造は熱いだけではない。

    ウィキペディアによると、

    「阪急電鉄や宝塚歌劇団などの阪急東宝グループ創始者の小林一三の孫で、後に東宝第11代社長となる実業家の松岡功と宝塚歌劇団星組元男役スターであった千波静との間に三人姉弟の次男として生まれる。」

  • 松岡修造のイメージが変わった本。

  • 挫折と向き合い、乗り越えることで成長できる、という内容です。
    単純にポジティブに生きよう、というだけで無く、コミュニケーションの仕方であったり、自己分析のコツなどが書かれています。

    日記やメモ(自分が感じたことをなんでも書き出す)の大切さはわかっています。松岡修造も若い時から日記など書いて自分を見つめ直し、プロテニスプレーヤーとしてもキャスターとしてもいろんなものを達成してきたということがわかりました。

    メッセージは、
    言い訳せずに、本気で生きてみろよ、
    ということですかね。

  • 「挫折を愛する」という言葉どおり、本の内容は多数のアスリートの挫折に対するエピソードが松岡修造の文章によって紹介されている。オリンピックに出場し、金メダルを得る選手は誰しもが挫折を経験していて、それは著者の松岡修造も体験している。どんなにすごい人でも挫折、諦めの心、弱い自分というものと出会っているんだと思い、自分の中のこれからの生活意識が高まった。
    自分はスポーツというジャンルから離れて、別のものに本気で取り組んでいる。そのジャンルは自分との闘いも大事になる事で、この本に出会ったことは一つの大きな財産が増えたと読了した今、思っている。

  • 著者、松岡修造さんは、どこまでも自分に正直で、自分を強くしようとして、それに成功したひとのように思います。
    人間である以上、弱さがあるのは当たり前で、でもそこでその弱みに本気で向き合って、本気で克服しようとした松岡さん。
    自分の心をコントロールすることに関しては、このひとはピカイチです。
    松岡さんが言うことには、時々それは無理やろーと思ってしまうこともあるのですが、がんばろう、とやる気をもらえるので、氏の著作は好きです。
    随所に見られるアスリートの努力と挫折のエピソードが半端じゃない。
    自分もこんなふうにがんばれる人間になりたいなあ。まずは、自分の弱いところ、見たくないところをきちんと見るところから…!

  • そのひたむきさが、時に滑稽にすら映る松岡氏。だが、彼のすごいところは、ひたむきさだけではなく、自分の弱さを認めているところだと思う。
    自分の弱さを認めた上で、失敗やつまづきををいかに前向きな力に変えていくかのヒントが詰まった本。読むと背中を押してもらっているような気持になる、元気が出る一冊。

  • ただ単に「頑張れ〜」と叫んでいるだけではなく、裏側には、キチンとした理論が整理されていて、ある意味「演じている」部分もあるのかな?すごく賢い人だな!と再認識させられた。

    責任転嫁は借金と同じ!
    できるできないを決めるのは、自分の心!
    潜在意識を引き出す「なんでもノート」活用

    世界で戦う中で、沢山の挫折を経験している上に、今もスポーツキャスターとして世界のアスリートと、一味違った「深い」インタビューをしている修造さんの言葉は、重いね!

  • 人の意見や評価ほど曖昧なものはない

  • 熱い語り口
    GRIT

  • 挫折を愛する

    190206読了
    今年10冊目今月3冊目。
    #読了
    #松岡修造
    #挫折を愛する

    少しでも自分の限界値を伸ばそうとするアスリート的な松岡修造。
    敗北や失敗を責任転嫁したり本気ではなかったと言い訳をしたりしていては成長はない。
    生徒にも本気で挑んだ失敗を言い訳せずに糧にして、発揮学力を向上させてほしい。
    そのためにはなんでもやるよ。

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著者プロフィール

1967年、東京都生まれ。10歳から本格的にテニスを始め、慶應義塾高等学校2年生のとき、テニスの名門である福岡県の柳川高等学校に編入。その後、単身渡米、86年プロに転向。95年のウィンブルドン選手権で、日本人男子としては62年ぶりのベスト8進出を果たすなど活躍。98年に現役から卒業。現在はテニス界の発展のため、日本テニス協会男子ジュニア強化プロジェクト「修造チャレンジ」などを通じてジュニア育成に尽力。また、オリンピックのメインキャスターを務めるなど、メディアでも幅広く活躍している。

「2021年 『[修造日めくり]まいにち、つながろう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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