42.195kmの科学 マラソン「つま先着地」vs「かかと着地」 (角川oneテーマ21)

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  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2013年2月9日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041104019

42.195kmの科学 マラソン「つま先着地」vs「かかと着地」 (角川oneテーマ21)の感想・レビュー・書評

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  • NHKのロンドンオリンピックに向けたスペシャル番組の詳細版でも映像話みたいな内容。当時38歳の世界記録保持者ハイレ・ゲブラシラシエを追っていたら、東アフリカ勢の若手がどんどん台頭していった。彼らの共通の強みは、高地に住み、トレーニングの強度に応じて高度を下げていること(Living High, Training Low)。それにより、血液の粘度が低く酸素を効率よく供給できるようだ。
    また、ほぼ裸足同然で育っているため、つま先着地を行っていること。特に現世界記録保持者のパトリック・マカウは加えて他の東アフリカ勢と異なり、腿を大きくあげるスプリントスタイルではなく、おそらくそのことにより、着地の衝撃が非常に小さく(日本人ランナーの6-7割)でランニングエコノミーが高いと考えられる。
    東アフリカ勢はマラソンが成功と貧困からの脱出への途として考えられていて、キャンプが設営されたくさんの予備軍が集まっている。
    彼らのトレーニング内容としては、キャンプでの主にセルフコーチング下で、トレイルでのランニング中心。ゲブラシラシエはバイクをケイデンス160で10kmというトレーニングを行っている。

  • 高岡寿成としなり エチオピアのアベベ ぶいおーつーまっくす最大酸素摂取量 スポーツカー並のエンジン 経済性のいい走り メキシコの秘境に住むタラウマラ族 ハイレ・ゲブレシラシエ オールアウト=疲労困憊 スポーツ心臓 高地に住むことで赤血球の量やヘモグロビン濃度が増す 「走ることは自分の血の中にあります。走ることは自分の人生の一部なのです」ゲブレシラシエにとって、マラソンを走ることは生きることと同義であり、「どれだけ速く走れるか」が問題なのではなく、「自分はこれを成し遂げたいと決心する」ことだという。そして、私たちが持っている年齢に対する固定観念を打ち破りたいとも言った。すなわち「年齢というのはただの数字に過ぎない」と。 「ジャンボ!」とスワヒリ語の挨拶をして、握手を交わした。獲物を狙うような獰猛な獣 勝負を仕掛けるタイミングを虎視眈々と狙っていたマカウ 上下動が少ない''忍者走り'' 爪先着地 爪先の絶妙なソフト・ランディング 身体にブレーキがかからない走り ランニング・エコノミー=走の経済性 ファアフット着地→ミドルフット着地→イアフット着地 裸足の習慣によって鍛えられたという筋肉や腱 土踏まず 柔らかい着地 ケニアやエチオピアでトップ・ランナーになるのは''ロック・スター''になるのと同じだと言えます 一攫千金 フィラの支援を受けながら 双方のニーズが合致した 鎬を削る 金の卵 屈指のエージェント 2008年の北京オリンピックで金メダルを獲得したエリック・ワンジル 三年後の2011年5月、自宅の二階にあるバルコニーから転落して死亡したとされている。 栄枯盛衰 ストイック=禁欲的 熾烈な競争 ウィルソン・キプサング 自信がすべて 僅か四秒届かなかったフランクフルトマラソン 心理面 体の調子 両輪 心も体も完璧に仕上げてきたキプサングの「執念」 キプロティク ウガンダ初となる快挙を達成した 川内優輝 藤原新 日本マラソン界のガラパゴス現象 谷口浩美 瀬古俊彦 金哲彦

  • ゲブラセシエの速さの秘密を科学的に究明。スポーツ心臓って事を初めて知った。人間の体も所詮は化学反応で、出来ている。

  • つま先着地か、かかと着地か。
    それよりも“心の壁”が存在するというのが面白い。

    やればできるというのは間違ってはいないのか。根性論とは違うけど、自分の可能性を信じることができるかどうか。

    今後マラソンの記録がどこまで短縮されるか注目しようと思う。

  • アフリカ勢には勝てんな。

  • 【Health】42.195kmの科学/NHKスペシャル取材班/20151126(121/405)<194/25455>
    ◆きっかけ
    ・図書館HP検索していて。

    ◆感想
    ・マラソンは科学でありミラクル。

    ◆引用
    ・記録を決める3つ の要因:最大酸素摂取量(酸素を取り込む量)、乳酸性作業閾値(LT)が高い、ランニングエコノミー(走の経済性)が高い。
    ・ニコニコペース(笑顔が保てるほどのペースのスロージョギング)乳酸性作業閾値(LT)の速度を超えない=体がきつさを感じないスピードのジョギング
    ・42kmは自分を傷つけてしまうには十分な距離。マラソンを走る前は万全でなくてはならない。
    ・走ることは自分の血の中にある。走ることは自分の人生の一部。ゲブレシラシエ
    ・マラソン:重心移動の運動
    ・すべてが完璧でなければ、マラソンは勝てない。
    ・自分は強いんだ。自分はフィニッシュラインを踏めると信じる。

  • 最大酸素摂取量VO2マックスが基本。
    乳酸閾値LTが高い。
    ランニングエコノミー。

    一分間に160回転のサイクリングマシンでの訓練。
    一日42キロを走る。

    リビングハイ・トレーニングロー。高地に住んで、低地でトレーニング。

    赤血球の小型化。

    はだしで走ると、土踏まずを支える筋肉が強化される。

    加齢によってVO2マックスが衰える。
    筋肉よりも早い。

  • 【No.249】「つま先着地」vs「かかと着地」。ゲブラシラシエ、マカウ、キプサングらが登場。図表やグラフがあれば、もっと数値がわかりやすかったと思う。「いい走りをするためには、心理面がとても重要となる。しかし、心理面をいい状態に保つためには、当然、体の調子がよくなければならない。これらは両輪。だからレース前に体に問題がある場合は、本番で100%の調子を出すことはできない。マラソンはすべてがパーフェクトでないと勝てない。常に上位を維持するのが難しい競技」

  • マラソン界を席巻するケニア人、エチオピア人ランナーの秘密をNHKが最新テクノロジーで解明。マカウは乳酸のでない肉体をしている、とか、つま先着地とか、ECの子供の8倍の運動量を平均的に子供時代にしてるとか信じられない話のオンパレード。

    以下引用:
    記録との間に大きな相関関係がみられるのが、個々人の最大酸素摂取量(2max)
    「長年、1マイル四分の壁は破られませんでした。四分一秒や四分二秒で走っていて、誰もが四分の壁を破ることが出来ず、『レンガの壁』とさえ呼ばれていました。しかし、ロジャー・バニスターが三分五八秒で走り、この壁を破りました。すると一~二か月しか経たないうちに、一人、また一人と記録を破り、気づいたら一年後には二〇人以上のランナー

  • 歴代記録100のほとんどがケニアとエチオピア。日本人1人。共通点は2000mほどの高地で生活、裸足、忍者走りとかつま先着地とか。ケニア平均年収8万、トップランナーは年2回で5000万。2025年に2時間切りが出るかも。201409

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なぜ「つま先着地」が重要か?マラソン歴代上位100傑のうち9割がケニア・エチオピア勢、彼らの強さの真相。急激に進むマラソンの高速化に科学的に迫る。

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