惑星カロン

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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感想 : 86
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  • Amazon.co.jp ・本 (407ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041104767

感想・レビュー・書評

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  • 表題作の惑星カロン。
    遠い遠いまぼろしの惑星に試作の人工知能をスライドし、そこに先生の過去が絡み合う。
    交信すら届かない星、もう話せない人。
    アニメ化もされた今作だが、原作の青春小説らしい軽やかさの裏で冷たく研ぎ澄まされたような視点が心地よい。

  • 音楽に関する用語が沢山出てきて,理解できるものがほとんどだったが,高校生たちの展開の早い思考方法に感心した.表題作も面白かったが,モスキート音が出てくる「ヴァルプルギスの夜」で展開される推理を解明する過程が楽しめた.

  • やっと読めた!惑星カロン!
    読み進めるたびに博識になるってすげぇなと思いながら一気読み。
    チカちゃんはますます存在がギャグになっていくなあと思った。
    最初から最後まで、それだけじゃなく他のシリーズとも繋がっていて、一番よかったかも。

  • ハルチカシリーズ!

    なんか久しぶりな感じ。
    相変わらずな感じでおもしろかった~。
    鈍いのフルート、いつか手に入るのだろうか。

  • 最終話で草壁先生の過去にぐっと迫りましたね。いきなりだったんでびっくり。これからですか。

  • シリーズの中でも屈指の傑作と言っても過言ではない出来でした! 物語同士の繋がりと謎解きもハルチカらしさが詰まってます。
    この惑星カロンだけでも楽しめるけど1〜4作を読み返しておくとなお良いかと。
    それにしてもチカちゃん、本当に一家に一人欲しいレベルですよ。「どんま〜い」のとことかもう最高!

  • 何だかんだで読んでいるハルチカシリーズ。
    アニメはキャラ絵が出てきたときは何か不安だったが、割とすぐ慣れた。まぁそんなもんだ。
    映像化されて再認識したが、本シリーズには突飛な答えが多い。例えば象、犬、500円玉なんかのことだ。
    このシュールと言ってもいい設定が魅力なのかもしれないが、私はあまり取っ付き良くなかった。

    そして今作。
    中々バランスが良い気がする。惑星カロンはちょっとアレだが。
    総銀のフルートに纏わるエピソードや、携帯を使ったちょっとした仕掛けといった、一冊通した伏線も中々。

  • 20160420読了
    #音楽

  • 2016年4月11日

    装幀/坂野公一(welle design)
    写真/Getty Images

  • 最近AI関連の話を聞く機会があったので、
    興味深く読みました。
    人間はどこまでいっても孤独にはなれない。
    人間は心を作り出そうとする生き物だ。

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著者プロフィール

1973年静岡県生まれ。法政大学卒業。2002年『水の時計』で第22回横溝正史ミステリ大賞を受賞しデビュー。著書に『1/2の騎士』『退出ゲーム』がある。

「2017年 『ハルチカ 初恋ソムリエ 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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