部下の心を1分で動かすマネジメントレターの秘密

著者 :
  • 角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041104811

作品紹介・あらすじ

疲弊した組織の意思統一をはかるために、新社長は毎週月曜日、全社員に向かって手紙を書き続けた。かくして売り上げは倍増し、奇跡のV字回復は起きた! 伝説の「マネジメントレター」を初公開!

感想・レビュー・書評

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  • ・上ばかり見てしたを見ていない
    ・バックヤードの整理
    ・ビジネス上弱い立場の人を丁寧に迎える
    ・人件費は経費ではなく投資
    ・なぜその仕事をしているのか仕事の本質を考える
    ・本部が支店の裁量の余地を創意工夫の余地を権限をうばってないか
    ・本部スタッフはお店に対するサービスをすることが仕事
    ・過去の成功体験にしがみつかない
    ・社内の命令系統はきのうしているか
    ・ビアバストの効力
    ・売り上げが落ちたらすぐに分析し対策を打つ
    ・現場に意見を聞き変更可能なタイミングで行うこと
    ・未収などを支店別に細かく確認する
    ・ネガティブな発言や行動しかできない人は排除
    ・ポジティブな発言をするだけでかわる
    ・相手な直して欲しいことや間違っていることを知って欲しい時は一体一ではなす
    ・人には2通りのタイプがいる
     ・常に謙虚で周りに感謝している人
     ・周りに対して常に不満を見つけ、自分の努力の足りなさを人や環境のせいにして、文句ばかり言って
      いる人


    ・人件費カットによる利益のアップは見かけの成長
    ・そこに働く人がより成長し、会社がミッションを実現するために存続している

    ・ケインズの「わが若き日の信念」
     It is much more important how to be rather than how to do
     「如何になすべきかということよりも、如何にあるべきかということが大事だ」

     安岡正篤
     「to do goodを考える前に、to be goodを目指しなさい」


    ・身分制度のような社内風土は良くない
    ・区別をするとすれば、会社に貢献しているか.業績をあげているか



    ・はいという素直な心
    ・すみませんという反省の心
    ・おかげさまでという謙虚な心
    ・私がしますという奉仕の心
    ・ありがとうという感謝の心

    ・愚痴や人の悪口を言わないこと


    ・ジョバリの窓の活用


    ・数字をあげることだけでなく、部下を育てることも大事

  • 人身掌握術って聞くと、何か嫌な感じがしますが、著者のマネジメントレターは経営者としてはかなり細かすぎ感はありますが、当たり前のことを当たり前に社員に伝え、考えさせることを続けた結果、関わったみんなが幸せになれる(^^)スタバのバイト経験を面接でアピールする学生、確かに多いですね。さすがにバイトは出来ないので(^^;)ちょっと調べてみたいです(笑)ちなみに著者の新天地はスタバでした(^^)

  • マネジメントレターの書き方、ではなかったのが残念。
    それでも岩田さんがボディショップ時代に実際に書いたマネジメントレターは、どれも非常に思いが強く、素直に書かれているため、きっとその思いが全国のスタッフ達に伝わっていったのだろう。
    一貫しているのは、人を大事にしたいということ。
    人を大事にする事が、会社のミッションには不可欠だと信じていること。

    結局、こうやって書けば良いというテクニックではなく、書き続けることで社員との心を通いあわせ、社長の考えを伝えていくのが大切なことだとわかった。

  • ブランドとは期待以上のサービスを提供すること。
    責任と権限を与える。
    報告書は一枚。結論から。
    早く成長し過ぎない。
    ライバルの良さを認め研究。
    リーダーに必要なのは人間性。
    合わない部下に関心を持つ。
    自分に対する意見を聞いてみる。
    苦手分野は任せれば良い。

  • 資料ID:92131315
    請求記号:336.4||I

  • いかにもビジネス本的なタイトルで損しているような気さえする、掘り出し物だった。業界の知識が殆ど無い状態で、あのボディショップの社長となった筆者の体験が語られていて、相当ストーリー性がある。引き際も見事過ぎて、あまり参考にはならないかも(笑)

  • 岩田さんの著書はどれを読んでも元気が出ます。
    ボディショップ、スターバックスに行きたくなる理由が分かりますね。

  • 全くの度素人がザ・ボディショップのCEOを努め、マネジメントレターで
    社員・会社を変えていくお話。

    アニータ・ロディックのMADE WIHT パッションを合言葉に変わっていく。

  • ビジネス書で泣いたのは初めてです。

    管理職ではありませんが、
    職場の雰囲気が悪くて、何か自分にできることはないかなーと
    悩んでいたときに手に取りました。

    分かりやすい文章で、学校の先生に話を聞いているような
    心地よい流れで、あっさり読めました。
    しかし次第に胸が熱くなって、
    最後は泣きました。
    翌日は、ボディショップに行ってしまった。

    環境を変えるなら、まず自分から
    よくなるために信じて動こうと思えてきます。

    それが、
    説教臭くなく、ストイックすぎるわけでもなく
    自然とはいってくるから不思議な本です。

  • ザ・ボディショップの社長時代に毎週送ったマネジメントレターの原文。
    ビジョン、ミッションのために常に動く、ITSIerの価値が生まれる瞬間はエンドユーザがサービスを利用する時、この瞬間のために他の色々な瞬間はある。
    業種として本当に必要なこと以外は思い切って捨てる、

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著者プロフィール

岩田松雄(いわた・まつお)
元スターバックスコーヒージャパン代表取締役最高経営責任者。株式会社リーダーシップコンサルティング代表取締役社長。元立教大学教授、早稲田大学講師。1958年生まれ。大阪大学経済学部卒業後、日産自動車に入社。セールスマンから財務に至るまで幅広く経験し、UCLAアンダーソンスクールに留学。その後、外資系コンサルティング会社、日本コカ・コーラ株式会社役員を経て、株式会社アトラスの代表取締役社長として3期連続赤字企業を再生。その後、株式会社タカラ常務取締役を経て「THE BODY SHOP」を運営する株式会社イオンフォレストの代表取締役社長に就任し、売り上げを約2倍に拡大させる。2009年、スターバックスコーヒージャパン株式会社のCEOとしてANAとの提携、新商品VIAの発売、店舗内Wi-Fi化、価格改定など次々に改革を断行して業績を向上。UCLAビジネススクールよりAlumni 100 Points of Impactに選出される。2011年、リーダー育成のため株式会社リーダーシップコンサルティングを設立し、現在に至る。

「2023年 『ミッション 私たちは何のために働くのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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