- Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041105825
作品紹介・あらすじ
城南小学校の二年二組では今日も男の子が暴れていた。その頃、青年は新しい職場で再起を期していたが……。発達障害・自閉症の2人と周囲が抱く葛藤、そして彼らの成長を描いた“私たちの明日を変える”温かな物語。
感想・レビュー・書評
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学年主任の先生から「自閉症スペクトラム」のテキストとしてオススメされた本。あらゆる偏見や誤解を拭うためにもぜひ読んでほしい一冊。フィクションなんだけど、描写がリアルなので、つい実在するものと錯覚してしまう。子どもも親も教師も周りの社会も、それぞれの立場で考えるヒントになる。出会いに感謝☆
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「明日を漢字で書くと「明るい日』となります
明日を今日より明るくて良い日にしたいなら、今日とは違ったやら方に変えなければなりません
同じではダメなんですよ」
「考えてダメだったら、誰かに教えてもらえばいいんです」『誰か必ず教えてくれる、それできみも僕も明日はうまくいく」 -
自閉症関連の本を読んだことはあるはずなのに、全然わからずに読んでいたことを実感。
明日明日って簡単に言ってて、意味とか考えたことなかったから感動した。 -
発達障害
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これは何のために誰のために書いたんだろう…プロローグ、担任はものすごくリアルだと感じた。
2人の発達障害をもつ少年をめぐる、まわりの大人たちの物語。人物設定にはかありきたりなところもあるが(松田など)(小説としての価値は?)発達障害を理解する本としてはとてもよかった。(専門用語、心理描写など)
2014/03/08読了。 -
素晴らしい小説。子供の教育にかかわる人は読むべき。特別支援のケーススタディとしても使える。最新の特別支援教育の情報が盛り込まれている上、小説としても僕の中ではここ3年で一番おもしろかった。大スイセンです。