GOSICK RED (単行本)

著者 :
制作 : みなとそふと 
  • KADOKAWA/角川書店
3.47
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本棚登録 : 1416
感想 : 117
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  • Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041106402

作品紹介・あらすじ

新天地ニューヨーク。一弥は新聞社で働きヴィクトリカは探偵事務所を構えた。街は好景気に湧き、禁酒法下の退廃が人々を闇へと誘う。ある日奇怪な依頼人が事務所を訪れ−−大人気ミステリシリーズ待望の続刊!!

感想・レビュー・書評

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  • 文庫本と違って舞台がニューヨークになっている上に、主人公が就職していてびっくりしました笑

    大統領選挙、FBI発足、ギャング、心理学者などなど、事件が起こりそうな予感のするパーツが至る所に散りばめられています。そのせいか、今回の話は比較的展開が読みやすかったように思います。犯人も想像通りでした。
    最後、次へ続くような終わり方をしていたのでBLUEも読みたいです。

    妻、夫、未来の伴侶などの表現がありましたが、ヴィクトリカと一弥の関係性は一体どうなっているのでしょうか。

  • 一弥とヴィクトリカが共通点のないマフィア殺人事件に挑む物語。
    前シリーズよりも推理小説感が増しているように感じる。

  • 新シリーズスタート!

  • もともとアニメが好きで続編の本が出ていると知って読みました。2人の関係性がとても好きです。舞台がニューヨークというのも意外性があって良かったです。(自分的にはヨーロッパのまま続編が良かったきもしますが)ヴィクトリカの推理が好きなので、最後の方は推理とは違う方向だったので星を1つ減らしました。もともとゴシックを知らない人が読んだら良さが分からずにこの後の他の本は読まないかもしれないです。

  • 個人用読書メモ


    ・舞台は戦後。ヴィクトリカと一弥は新大陸:ニューヨークへ。二人は移民として新天地で暮らし始めていた。一弥は場末の新聞社の新聞記者として、ヴィクトリカは私設した「グレイウルフ探偵社」で私立探偵として働いていた。
    ・ヴィクトリカは、相変わらず「知恵の泉」を使って様々な謎を解決しているようである。そして、その傍らにはいつも一弥がいる。
    ・ヴィクトリカは少々人間っぽくなったようである。
    ・旧大陸の灰色狼の血の匂いを嗅ぎつけたか、ニューヨークで暗躍するイタリアンマフィアから脅迫とともに謎解きを依頼される。
    ・マフィア連続殺人事件の裏にある大いなる陰謀に触れてしまったヴィクトリカ、はたして二人の未来は・・・


    後記:読む順番を間違えて一番最初に読んでしまった・・・
    さらに後記:出版日時の順番と時系列は一致しないっぽい??

  • シリーズものとは全然知らずに手に取ってしまい、登場人物の関係性や特徴を理解しないまま読んだので、今ひとつ世界観がわからないままだった。

    シリーズの最初から読めばまたおもしろさは違うのかもしれないけど、いまいち著者の文章表現がイメージしにくいところもあるので、最初から読みかどうか、悩むところ。気が向いたら、他の話も読んでみるかなぁ。

  • ニューヨークへ渡った久城とヴィクトリカ。そこには夫の仕事の都合で住んでいる瑠璃とその息子緑青が住んでいた。
    ここでは、もう二人はアパートを借りて住んでいて、久城は新聞記者見習い、ヴィクトリカはグレーウルフ探偵事務所で働いている。
    働くといっても、ヴィクトリカなので、基本は行きたがらない。久城に自転車に乗せられ、むりやり出勤。おかげでイタリアンマフィアの依頼を受けることに。
    緑青を人質にとられてしまったので、引き受けることに。
    ポレイド博士。
    グレヴィールは俳優になったよう。
    時系列ではなく、発売日順に読んでいる。
    BLUE→PINK→RED→GREENが時系列かな

  • シリーズのようなので手を出さずにいたけれどどうせなら1冊目をと思ったので。
    これは私の知っていた桜庭さんの本ではない・・・
    美しい表現に塗れていてもどうにもラノベ感がぬぐえない。

    登場人物の魅力は伝わるけれど。

  • 『GOSICK RED』読了。
    以前のシリーズ読了から3年…漸く、NYが舞台のGOSICKシリーズを読み始めた。
    相変わらずキュートでダークなミステリーものでした。
    新天地NYでの難事件を解決していく一弥とヴィクトリカ。そこには善と悪の双方の争いが待ち受けていた。
    何処に行っても悪人はいるよね…
    だいぶ前に読んだシリーズもちょうど燻っていた頃にイッキ読みしたからすごく励まされてね。今回もそうだった。本に何度も助けられている。一弥とヴィクトリカが事件を解決するべく走りまわってるけど、すごくね、自分と重ねてしまう。新しい場所で頑張ろうとしている二人が希望的で。面白かった☺️

    2019.10.11(1回目)

  • 久しぶりのヴィクトリカ。NYで探偵になり、2人暮らしはなんか楽しそうでもあるなぁ。ほんと細々とでもいいからずっと続いてほしい。あと3冊で終わっちゃうのはやだなぁ。

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著者プロフィール

1971年島根県生まれ。99年、ファミ通エンタテインメント大賞小説部門佳作を受賞しデビュー。2007年『赤朽葉家の伝説』で日本推理作家協会賞、08年『私の男』で直木賞を受賞。著書『少女を埋める』他多数

「2023年 『彼女が言わなかったすべてのこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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