ひとごと (単行本)

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著者 : 森浩美
  • KADOKAWA/角川書店 (2014年2月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041106761

ひとごと (単行本)の感想・レビュー・書評

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  • 人は独りでは生きていけない
    よく 言われる言葉ですね

    いろんな人が亡くなる事件を
    見聞するたびに思うことがある

    人は一人でいい
    その人のことを気にかけてくれる人が
    いれば なんとか生きていける
    を 森さんの新作で
    改めて思いました

    すくいのある話は
    やはり いいものです

    単なる ハッピーエンドで終わらず
    次の展開が読者にゆだねられるのも
    また うれしいところです

  • 家族にはイロイロ。そうだなぁ。。

  • 「虐待の末に幼児を殺してしまった母親のニュース」が、どの短編にもチラリと出てきます。ほんとにチラリとだけ。
    ・・・これも短編連作に入るのかな?

    日常を切り取ったような、・・・本当に短編で、これが物足りないと感じるか、サラリと読めていいと思うかは人それぞれ、かな。
    サラリと読めて余韻が楽しめた作品と、「これは短編じゃなくて、中編くらいで読んでみたかったなー」と思う作品とがありました。

    「親子ごっこ」や「愛情ボタン」が個人的には好きです。

  • 家族を巡る8つの連作短編集。
    全てのお話に、幼児虐待をした母親の事件が、少しだけ登場する。

    家族にはいろいろある、をしみじみ感じさせる話ばかり。
    読みやすく、さらりと読み進めましたが、一話終わるごとに、ふと手を休め、自分を振り返るような時間を持ったように思います。

    どれが好きだったかなと、見返してみましたが、うん、どれも好きでした。
    でも、子どもを亡くし、気持ちが離れてしまいそうになった夫婦の話、桜ひらひら、は辛すぎましたが。

  • 子どもを事故で亡くした夫婦、未婚の母になるキャリアウーマン、イクメンパパの仮面をかぶった夫、父親の所に戻ってきた息子と孫とのつながり、姉の子どもを養子にした若夫婦、最後に自分の名を呼んでくれた病気の母親、施設に入るために犬を捨てた老人の嘆き、ママさんアナウンサーの周辺など。
    ドラマになりそうな8つの話。

  • +++
    交通事故で幼い息子を失い、自分を責め続ける妻。ともに悲しみを乗り越えなければならないはずの夫との間には、次第に亀裂が入っていった。一周忌の法要が終わり、夫は躊躇いながらも、妻に意外な話を切り出すが…。(第一話「桜ひらひら」)。幼い息子を虐待して殺した母親を逮捕―残酷な事件のニュースが、人々の心に起こした波紋…。8組の家族の人生の転換期を、鮮やかな手法で描いた感動の連作集。
    +++
    「桜ひらひら」 「かたくなな結び目」 「仮面パパ」 「接ぎ木ふたたび」 「親子ごっこ」 「愛情ボタン」 「捨てる理由」 「晴れ、ところにより雨」
    +++

    <幼い息子を母親が虐待して殺した>というニュースを縦糸に、八つの家族が横糸となって物語が紡がれている。それぞれの家族には何の関係もなく、完全に独立した物語でありながら、遠目で見ると哀しく愛おしい色調が似通っている。そして最後にちいさな光が見えるのも気持ちが救われる。いまは他人事でも、いつ自分のことになるか判らないような、苦しいものが胸に押し寄せてくる一冊でもある。

  • アラフォー、仕事をしながら3人の子どもがいる私には共感できる部分あり、ちょっときれいごとすぎる…と思う部分あり。

    でもそれぞれの短編集の中に、ハッとすることばがあったり、希望が見えたりするので、少なからず心に響くものがあるかも。

  • 短編だと少し物足りなさが・・・。内容が好きなのでよけいに長編を読んでみたい。
    今回は、それでもひとつの事件が鍵となって、どの短編でもそれが柱となっていたのでよかった。

  • 面白いですが、「そんな上手くいかないよな〜」と思ってしまいます。

  • 事故でも病気でも、子供が亡くなったというニュースを
    見聞きすると、「可哀想に」とどんよりとした気持ちに
    なります。虐待のニュースも可哀想すぎてツライ。
    子育てはいろいろ大変です。
    誰だって最初から立派な親なわけじゃないけど、
    だったら子供産まなきゃいいじゃないという思いが
    一度は頭をよぎります。
    神様も、親と子供が幸せになれるような組み合わせに
    してくれたらいいのに・・・。親子になる以上、
    きっとお互いに何かの縁があったんでしょうけど、
    やっぱり最終的には「もっと必要とされるところに
    生まれて来られたらよかったのに・・・」という所に
    思いが至ってしまいます。

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ひとごと (単行本)の作品紹介

幼い息子を虐待して殺した母親を逮捕ーー残酷な事件のニュースが、人々の心に起こした波紋。離婚、不妊、予定外の妊娠、親子の確執、嫁姑問題……悩める8組の家族の人生の転換期を、鮮かな手法で描いた感動の短編集

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