- Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041107225
作品紹介・あらすじ
放送室、校舎、屋上観覧車……様々な場所で起こる不可思議な事件。かわいすぎる名探偵・樋口真由と、弱小映画研究部部長の遊佐渉のコンビが、貴重な青春のひと時を謎解きに捧げる“消失”シリーズ、待望の最新作。
感想・レビュー・書評
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<Fuyuzora/Trance>
写真/青山裕企『SCHOOLGIRL COMPLEX』イースト・プレス刊より
装丁/鈴木久美詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ三作目。時系列の違う3つの話なのですが真由が転校したこともあって登場人物が多すぎて全く思い出せなかったため前2作を再読してから読みました。今回も前2作のネタバレをしないように書かれていますが、前2作の前後だったり重要人物のその後が出てきたりするので順番に読む方がいいと思います。補完的な意味でも楽しめます。やはり読みにくい部分はありますが今回は「消失」シリーズだということをあらためて思い出させられた本格トリックが印象的でした。登場人物をきちんと把握して読むと青春ものだということも改めて感じますね。
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37:第二作の「夏服パースペクティヴ」がデビュー作の「消失グラデーション」に比べてやや失速した感があったのだけど、今回はまた勢いを取り戻したように思います。
登場人物たちがみんなかっこいい。米澤穂信「古典部」シリーズが好きな方にお勧めしたい(が、好き嫌いはあるはず)
遊佐×まゆゆ推し!! -
まゆゆは好き
あきほも嫌じゃないんだけど
渉が受けつけないんだよなぁ
父は好きなんだけど…
うーん…
やっぱり渉は無理、だな -
シリーズ続編。おもしろかったけど、なんかネタ切れ感が・・・。マユの事が、あまり触れられてないのがウ〜ン。
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消失シリーズ3作目。前のを読んだはずなんだけどあんまり覚えていなかったので、最初からまた読もうかと思いました。
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7
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「消失」シリーズの第3弾。「消失」も「夏服」も読んでいない人からすれば不親切な小説であろう。どっちもあんまり内容を覚えていないんだけれど、この2作の前後を書いた中篇が3本。真由が本当は女の子じゃなくて男の子であると言うことはそれぞれの話でそれとなくにおわされてはいるのだけれど、濁されたまま話は進む。情景も浮かびにくくて段々読むのが苦痛になってくる。誰が男で誰が女なのか段々曖昧になっていく。
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樋口シリーズ三作目。初短編集。
どうも、スピンオフ的な位置付けにも思えるが、前二作を事細かには覚えていないので、不確定。
トリックは複雑なイメージがあったが、今回は短編とあってか比較的シンプルでよい。
が、ミステリとして読み応えがあるかといわれると微妙。
一番よかったのは「夏風邪とキス以上のこと」。冒険小説として。
3-