大統領を殺す国 韓国 (角川oneテーマ21)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 74
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041107423

作品紹介・あらすじ

韓国の歴代大統領のほとんどが平穏な余生を過ごせていないという事実を知っているだろうか。収監、亡命のみならず殺害された者もいれば、自殺に追い込まれた者もいる。コリア・レポート編集長がその内実を明かす。

感想・レビュー・書評

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  • 韓国大統領についての解説。朴槿恵まで。
    筆者は在日韓国人であり、どちらかといえば韓国人寄りな立場にたった本である。ので、後半の提言に関しては同意できない部分もあった。
    韓国の大統領について知りたいとき、再読したい。

  • 過去の韓国の大統領の事がよくわかる。日本に対する対応がよく理解できる。今の文大統領も任期が終わるとまた罪に問われそうな気がする。続編を書いてもらいたい。

  • 2015年7月27日読了。

  • 酷いタイトルだが、著者は歴代大統領の功罪とその後を書いたことで、大統領制の効率を再認識できたと述べている。公平を期した書き方で読みやすく、独立後の韓国の歴史をざっくりおさらいできた。
    1960年頃韓国は北朝鮮より弱く、貧しかった。金大中の民主化・開放政策まで南と北はそっくりの双子の国であった… など今では忘れられているようなことがらもあって、ためになった。
    2017年追記
    朴槿恵大統領は任期満了を待たず獄中のヒトとなり、報道も「朴容疑者」の呼称となった。ここに至るには民衆の激しいデモがあったのだけど、あまりにも整然とした集団行動で、組織的なものと見えた。そのあたり、報道には出てこないけど。得したのは誰なんでしょうね

  • この本を手に取ったのは著者が知合いのお父上ゆえのこと。韓国の大統領制に関する本を読んでみたいと思っていたこともあり購入する。読んでみると制度に関する言及はあまりなく、歴代大統領の治績に著者の見解を加えながら編年体で記したものだった。延世大語学堂で受けた政治史の講義内容を思い出しながら読む。授業が国内的に中立な立場にならざるを得ないのに比し、本書は著者の見解がよく出ている。タイトルはやや煽情的だが内容は至ってまとも、かつ読み易い。盧武鉉大統領以前の韓国政治史がイマイチよく分からないという在韓留学生にお勧め。

  • お隣の国にもかかわらず、あまりにも知らなさ過ぎた。それも、遠い昔でなく、つい最近のことばかりである。勉強になった。

  • 韓国は強いリーダーシップが求められえるのは北朝鮮があるから。
    ロンヤス時代にはチョンも加わった。日本が韓国に援助したからチョンは長続きした。
    大統領の側近、家族、親せきの法が完了よりも権力を持ってしまう。
    韓国人は裏切る。
    韓国の大統領は常に前の大統領をスケープゴートにして自分の正当性を主張する。
    朝鮮半島の歴史は常に抑圧の歴史。

  • 歴代の大統領を理解できる

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著者プロフィール

「コリア・レポート」編集長

「2014年 『韓国・北朝鮮とどう向き合うか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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