機動戦士ガンダム　逆襲のシャア　ＢＥＹＯＮＤ　ＴＨＥ　ＴＩＭＥ　（２） (角川コミックス・エース 137-9)

著者 : 久織ちまき

• 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年12月22日発売)

感想・レビュー・書評

[domarinさんの感想 · 2012年10月9日]

遂にシャアとの出会い。最初は意見が合わないというのが物語として良い。NT研時代からの経験を踏まえてシャアを信じてみようとする流れが非常に良い。
本編キャラも利用しながら研究への反発を描くのも良い。
あとがきにもある通りナナイの最後の涙など、本編の尺だけでは分からないナナイが幸せだったのかどうか、という深め方をするのは面白い所。
アプローチの方法は非常に異色なのでやや受け入れがたい部分もあるが、逆襲のシャアの深め方としてはなかなか興味深いと言える。

[せるげいさんの感想 · 2011年12月30日]

ナナイさん、めっちゃ、切ない・・・！

あの幽霊のようなやつの正体は、そういうことだったのね。
チェーンがねえ・・・

あとがきの対談は企画立案の過程に言及されていて、
「こういうふうにサイドストーリーは練られるのか」と、合点承知。

著者プロフィール

新潟県生まれ。2000年にメジャーデビュー。以後、ライトノベルの挿絵仕事 を中心に多岐に渡って活動。青い鳥文庫では、同じ著者とのコンビで『平家物語　夢を追う者』『枕草子　清少納言のかがやいた日々』『紫式部日記　天才作家のひみつ』『ちはやぶる　百人一首恋物語』の作品があるほか、『パセリ伝説（全12巻）』、『パセリ伝説外伝　守り石の予言』などの挿絵をてがけている。漫画の作品に「聖闘士星矢　セインティア翔」シリーズ（車田正美・原作／秋田書店）ほかがある。

「2021年 『きずなの兄弟と鎌倉殿　曽我物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」