百器徒然袋 山颪 薔薇十字探偵の憤慨 (怪COMIC)

著者 :
制作 : 作:京極 夏彦 
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
4.09
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本棚登録 : 596
感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (157ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041204764

感想・レビュー・書評

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  • うおおおおもしろかった! いさま屋の作品がじみにすごかったです。
    あと絵で見るとなんか文章とは別のインパクトありますよね榎さん……(笑)

    途中の益田くんがイケメンに見えるコマがあってびっくりしました。
    あと途中の、「死にますよ」の流れとか(笑)
    関口くんに同情されたらなんか、「もうだめだ」って気がしそうです(ひどい)でも足が痺れてるくだりも、京極堂ひどい……(笑)

    おなかぺこぺこのぺこちゃんだ!が読めて満足です。

  • 「おなかぺこぺこのぺこちゃんだ」という彼は可愛いですね

  • 今回は『探偵団』な感じで前半は団体プレイ。まぁ、榎木津さん登場であっという間に会話不成立な雄叫び困惑プレイとなるいつもの段取りですけども。ところで、最後の頁の薔薇と榎木津?別人のように美形に見えるのはなぜかと思ったら、あり得ない上目遣いのせいだと気付いた。この人、作中ほぼ見下すか全開眼アングルなんだもんな。

  • 薔薇十字コミカライズ新刊。わーい。

    毎度絶妙なキャラデザで度肝を抜いてくれる志水さんですが、もう抜かれすぎて変な声しか出ません。本編コミカライズは借りて読んでるので、こちらでまともに出たのは今回が初のいさま屋と関くんはじわじわくる。じわじわ最後まで読んで最終的に「やっぱりこうなる」と納得できてしまう。表紙裏は今回のが一番ツボだった。ギャップ…!ギャップといえば73頁と107頁の榎さんのギャップ…!(爆笑)京極堂の眉なのか彫りなのかわからない感じは、実写にするとあっちゃん@BTを思い浮かべる事にしています。

    コミカライズになっても原作のテンポを崩さず、どこを間引いたかわからないほどの構成も毎度おみごと。最後の最後の「行った」は誤植だと思うけれど。
    さてこれで『百器徒然袋ー雨』は全てコミカライズされましたが、どうやら本誌では『〜風』も連載始まったようで嬉しい。薔薇十字は短編だしテンポもいいので原作も楽に読めるけれど、本編のコミカライズは本当に大変だろうなと。とても完成度の高い良質なコミカライズです。

  • 原作積読本。

    今回も榎木津があっちこっち引っ掻き回して最初から最後まで楽しかった!「死にますよ」の笑顔、「僕は誰だ?」「神であります!」「おなかぺこぺこのぺこちゃんだ」などなど名台詞多し(笑)白目むいて解説する関口や3人の小芝居もくすくす笑ってしまう。
    いい年した大人達が何だかんだ楽しんでやってるように見え、終いにはきちんと事件が解決するという。台詞多いけど退屈しないし、それぞれのキャラクターの表情1つとっても志木さん上手だなぁと感心するばかり。

    早く「狂骨の夢」が完結して、全巻揃って大人買いしたい。

  • 関口がどんどん不健康そうに……
    北大路さんの茶番大好きなので、足つつくのが露骨でそりゃまぁ笑いましたとも

  • 最終ページを見た時に、こんなに薔薇とキラキラが似合う人は、他に速水真澄ぐらいしか思いつかなかった。
    今回も変人ぶり全開。

  • 薔薇十字探偵シリーズ、第3弾。
    おもしろいけど、京極堂シリーズほどのすごみは感じないです。まぁ、マンガも1巻完結ですし軽い感じがします。

    榎津さんが、あまりにも強すぎるというのもあると思います。

    「悪い」と「真面目」の同居が、いい味をだしています。

    山嵐(やまあらし)ではなくて、山颪(やまおろし)だということには、今、気づきました。

  • 薔薇十字探偵団/探偵・榎木津礼二郎と愉快な下僕たち。(笑)
    小説がそのままコミックに!!
    原作もキャラもイメージ通り(*´▽`*)ノ゛

    本島は紙芝居屋の友人に探偵を題材とした作品を描きたい。と、
    頼まれ、榎木津の事を尋ねに中禅寺を訪ねるが
    間が悪く新たな事件に巻き込まれることに…。


    父親から山嵐(ハリネズミもどき)の捜索を依頼された榎木津
    片や知人の常信様(僧)から
    友人の僧侶の安否を確かめて欲しいと頼まれた京極堂
    接点がないような2つが絡み合った時、事件の真相が判る!!(゚Д゚;)


    今回も弾けてるエノさんがみれて満足。
    あのぐらいぶっ飛んでないと自分の力に負けちゃうかも?
    考えるのは京極堂。
    行動に移すのは探偵の仕事。
    相変わらずチームワークバッチリです。
    《おい、僕は誰だ?》
    《神であります》←素晴らしいセリフ。

    そして関口先生の《普通な者ほど馬鹿にみえる》
    確かに…周りの個性が強烈だとバカに見えてもしょうがないかも?
    原作に忠実な漫画で京極ファンとして嬉しいです。

  • 関くんと本島さんの組み合わせはなんておもしろいんだろう。
    いい下僕コンビだ。
    榎さんの大暴れよりもむしろ京極堂のハメの外しっぷりが実は真骨頂なのかも。

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著者プロフィール

漫画家。『夜刀の神つかい』(幻冬舎コミックス)でデビューし、『トータスデリバリー』(講談社)など著作多数。
京極夏彦の原作『百鬼夜行シリーズ』 のコミカライズはライフワークとなっている。
『都合のいい果て』で「モーニング・ツー」初登場。

「2023年 『都合のいい果て(2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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