僕だけがいない街 (1) (角川コミックス・エース)

著者 :
  • KADOKAWA
4.09
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本棚登録 : 3055
感想 : 204
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041205570

作品紹介・あらすじ

毎日を懊悩して暮らす青年漫画家の藤沼。ただ彼には、彼にしか起きない特別な症状を持ち合わせていた。それは…時間が巻き戻るということ! この現象、藤沼にもたらすものは輝く未来? それとも…。

感想・レビュー・書評

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  • 漫画家として、メジャーデビューするものの、上手くいかない日々に、もがき続ける青年。

    ある時、時が戻ると言う不思議な体験をする。
    『再上映(リバイバル)』

    そして、母の死。
    犯人はだれか?
    そして何故、母を狙ったのか?

    愛するものを守れなかった激しい後悔。
    そして、リバイバルの結果、戻った時間は、何と...

  • 最近はインターネットカフェで漫画を集中的に読むことを覚えました。そこでマンガ大賞第三位になっていて、ふと読み始めたのがこれです。

    「再上映(リバイバル)能力」を持つ青年の、98年と2006年の殺人事件の謎を追ってゆく、非常に濃密、エンタメなサスペンスSFになっています。所々の伏線はどのように回収するのか。このまま破綻しないで行って欲しいと思います。三巻を一気読み。一年に二冊しか出ないみたいなので、完結はあと数年後か。(14.4.28記録)

  • なるほど、ミステリですか。そう考えると、タイトルもそういう方向性を表している訳で。起こってしまった殺人と、主人公の持つ能力の限界を示したところで1巻は終わってるけど、これはさすがに続きが気になりますわ。

  • これは面白い。主人公の周りで危険が起こるごとに発生する、「再上映(リバイバル)」。違和感を探そうとする主人公、その背景の書き込みが、自然で、質感があり、読ませられた。続きが気になるSFミステリ。

  • 人気があるので読んでみました。
    タイムループ/セツナ系かー。
    好きなジャンルです。
    「犯人探し」「ミスリード」とか、貼られた伏線の意味を探る楽しみと、
    「ああ、こどもの時、自分もこうしたかったのに…」「言えたら良かったのに…」というコンプレックスをちくちく刺されたりもします。
    「雛月を助けるために、自分を信用して欲しい!」という主人公の思いには共感します。
    が、コレ…雛月は主人公を好きになっちゃうパターンだが、彼はそこまで考えているのだろうか?
    カリオストロの城的な「あなたのハートだけ盗んで去る」とかは女子にはバッドエンディングです。

  • 構成や見せ方が特徴的でキャラも立っていて確かにおもしろいのだが、全体的に展開が速すぎたり言葉足らずだったりするので、そういう点が気になる人には向かないと思う。特にあとがきは、5W1Hがはっきりしないのでかなり違和感がある。

  • 次巻へと読み進めたくなるドキドキハラハラ感がたまらない!
    不幸な現実を過去にタイムリープして描き直しにいく物語...小学校の頃に身近に起きたある誘拐殺人事件と現在につながる因果...過去は変えられるのか。

    ちなみに帯の推薦文がまったく推薦していない!ということでも有名で、マンガ大賞2014第2位の作品でもあります。

  • 1巻丸々使ってようやく話がはじまった感じですかね。元の世界の人達は今後はなしに関わってこれるのかな。
    なお、タイトルの意味はまだわからず。

  • 漫画家志望の青年の厳しい現実。
    そういう物語の入りから予想してた展開…から一転!?

    物語は青年の特殊な事情。特殊な現象。

    初めに言っておけば、この巻は大きな序章である。
    しかし展開は緩やかではなく、テンポは良い。

    大きな伏線。
    散りばめられたピース。
    衝撃!

    全てはここからが始まり。
    …いや、正しくは「はじまり」であって、「ハジマリ」ではない!

    衝撃的なサスペンス。
    次巻に大きな期待を残して終わる。

    前述のとおり、この巻は序章である。
    ここで既に面白ければ、きっと以降の巻も楽しめることであろう!

  • 続きが気になる!

    とても大きな話になりそうな気がする。

    これはきれいに纏まればすごい話だし、纏まらなくても過程を楽しませてもらえそう。

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著者プロフィール

北海道出身、千葉県在住。第40回「手塚賞」佳作。第41回「手塚賞」準入選。1995年「アフタヌーン四季賞 春のコンテスト」準入選。代表作は『カミヤドリ』(角川書店刊)、『鬼燈の島』、『魍魎のゆりかご』(スクエア・エニックス刊)など。

「2022年 『夢で見たあの子のために (11)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

三部けいの作品

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