ヨマイヤマイヤのこどもたち (単行本コミックス)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
3.60
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本棚登録 : 220
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (180ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041209745

作品紹介・あらすじ

『くおんの森』や『童話迷宮』の釣巻和による、角川初コミックス。全寮制の男子校で生活する生徒たちの間でささやかれる不思議な呪文「ヨマイヤマイヤ」。少年たちの繊細な心や寮生活の不思議な体験を釣巻和が描く。

感想・レビュー・書評

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  • 言葉の妙に引き込まれ、惹かれる連作だった。

    いつまでも子供でいたい。
    でも大人の世界の方に押し出されて失ってしまう時間。
    その不安と繊細さがキーワードにも表れていて、飴玉や図書館など心くすぐられた。
    少女ではなく、少年という点も良かった。

  • 全寮制男子校が舞台の揺れる少年の心が生み出す不思議の話。うーん…不思議、としか言えない…。

  • ほんと作者の趣味の世界感。
    でも好きです

  • 寄宿舎、少年、キリスト教の男子校、双子、不思議と怖さ、個人的に好きなものが詰まってた!
    不思議な話ばかりなので結末はすっきりしないけれど、余韻に浸れたり自分なりに隙間を埋められるのでそういうのが好きな人にはおすすめ。
    あとギムナジウム萌えの人。

  •  表紙に惹かれ、購入しました。
     キーはタイトルにもある『ヨマイヤマイヤ』と、個々の話に登場する子どもたち。それぞれの話が味わい深くて、じっくり読んで楽しむことが出来ます。最終話の池に小石が投げられたような静かな衝撃は必見かと。

  • 男子寮もの。
    とにかく不思議なお話だと感じた。
    双子くんのお話がやるせない・・・。
    ジュンク堂池袋にてサイン会参加。

  • 本当に絵が好きだー。思春期の少年(少女)、全寮制、男子(女子)校、閉鎖空間での不思議…っていうのは永遠のモチーフというか、みんな大好きだよね。日本じゃないみたいな囲気にも憧れるぜ。
    こんな学校があったらいいな。教員免許とって潜り込む。

  • けしてわかりやすくはない。だから何度も読み返したくなる。
    この人の描く少年たちはなぜこうもきらきらしているのだろう。

  • すごい美しかったけどまったく意味はわからなかった!!!でもすごい美しかった!!!

  • 長野まゆみ的な.

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著者プロフィール

1987年生まれ。2006年秋のアフタヌーン四季賞にて準入選。本誌で連載中の「くおんの森」ほか、「あづさゆみ」(集英社刊)、「水面座高校文化祭」(講談社刊)、「童話迷宮」(新潮社刊)などの作品がある。イラストレーターとしても活躍中。

「2014年 『くおんの森 ⑥』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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