新選組血風録 新装版 (角川文庫 し 3-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (640ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041290071

感想・レビュー・書評

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  • 中高生以来かな。面白すぎる

  • これまで歴史小説が苦手で敬遠していた司馬遼太郎さんの本を読む。面白いじゃないか…!思っていたよりずっと言葉がわかりやすく、軽妙な語り口、新撰組隊士たちの人間模様がとても鮮やかに描かれている。

  • ※2004.2.14購入@町田
     2004.3.21読了
     2006.2.2読了(2回目)
     2017.5.6売却@Book Off

  • 新選組隊士ひとりひとりの話。その人のことを少し知って好きになりかけたところで死ぬので、後味悪い話が多かった。
    新選組の小説を読むほど、近藤土方のことを好きじゃなくなる。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/689044

  • 新選組モノの元祖!!という感じがする。時系列がバラバラなので整理していかないと「この人、どこの人で何やったっけ?」となってしまう。あとあまりにも良いところがみあたらない人物が出てくると「しばりょはこの人嫌いだったのかな」と思ってしまう…

  • 新選組の評価や隊士のイメージなどは、様々な作家や伝記などから総合的に作られてきたものなのだろう。2021年において、司馬さんという超有名作家の1962年の作品がこのイメージ作りにどの程度関与したのかは正直分からない。沖田の天真爛漫イメージなどはもっと昔からあったっぽいが。
    自分は特に三谷大河史観に毒されているので、どうしても大河ベースで読んでしまうのだが、それはそれとして、新選組という集団の中の様々な面々を魅力的に(井上あたりは大河史観から見るとアレだが)描いたのは、画期的なことなのだと思う。三谷大河史観とのズレに若干苦しみつつも、楽しく読めた。自分のお気に入りは「沖田総司の恋」。

  • 新選組を題材にした短編集。「燃えよ剣」を以前読んでて新選組の幹部連中は知ってるので読みやすかったです。

    中でも沖田総司を取り上げた「沖田総司の恋」と「菊一文字」が良かったですね。
    新選組の中でも沖田が人気なのがわかりました。

  • 血生臭過ぎる幕末の京。
    新撰組は、近藤、土方、沖田をはじめとした幹部を主に語られることが多い中、この作品は平隊士にまで焦点を当て、より内部、そして人間関係の生々しさが描かれ、純粋に面白かった。

    衆道の話。加納惣三郎の容姿を想像するだけで、心躍り、終始ニヤけていた自分。変態でないことを願うばかりだ。

  • 『燃えよ剣』では描かれなかった新選組隊士を中心に描かれた短編集。
    本書の前に『燃えよ剣』を読んでおくと、より立体的に新選組を捉えることができる。

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著者プロフィール

司馬遼太郎(1923-1996)小説家。作家。評論家。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を次々に発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。ほかの受賞作も多数。1993(平成5)年に文化勲章受章。“司馬史観”とよばれ独自の歴史の見方が大きな影響を及ぼした。『街道をゆく』の連載半ばで急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

「2020年 『シベリア記 遙かなる旅の原点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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