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みんなの感想・レビュー・書評
殺害方法にニヤリ。やたらエロかった。語り手の悔しいでも感じちゃう(ビクンビクン感凄い。キチガイだらけじゃが仕方ない。
遺産相続を巡る連続殺人+女の悲しみエログロメロドラマっつー感じで、大変面白いです。昼ドラにできそうw
読み進めていくうちに、犯人も、謎のオレ様闇ブローカーの正体も段々見当がついてくるのですが、それでも結末の落としどころが見たくて、ガンガン読めちゃう感じ。
ラストは意外なほどのハッピーエンドでした。
金田一シリーズはやっぱドラマチックで面白いね(´∀`*)
ところで、神保町で100円でゲットした1972年の第二版という骨董品を読んだので、活字やレイアウトが昔風な上、紙が黄ばんでて、ちっと目が疲れました。
たまに古いの読むと、現在発行されてる本って、すごく読みやすくなってるなーと改めて感じます。文庫本も進化してるねー。
しかしこのレトロ感、金田一シリーズには合ってるような気もします。
「世の中には理外の理というものがあるもんですね」 横溝氏が得意な形のロマンス。「女王蜂」に似通ったところがあるかなぁ
メロメロなメロドラマ。なんともいえない禁忌感が随所に散りばめられていて、横溝作品にこんなことをいうと怒られそうだが、まるで18禁の乙女ゲーをやっているかのよう。この仄暗く淫靡な雰囲気いいよいいよー。
禍々しい、おぞましい世界観にぞくぞくしました。好きだ!
耕助シリーズはテレビや映画でしか観たことなくて、「設定は独特で面白いけど、もしかしたら映像化スタッフに恵まれているのかなぁ」とひねくれた予想もしていたのですが。文章も面白かった。簡潔でどんどん進むし、妖しさも原作からしてちゃんと香ってくるし。
後半から、主人公が鈍すぎやしないか?と思ったけれど、そこからまた少し引っ繰り返され、切なくなりました。(オチバレしないよう伏せたらうまく伝わらない感じになってしまいました…)
最後の小題が「大団円」で、その通りきちんと終わっているところも好きです。散々ひねくり回して結局「答えはあなたの胸の中に…」みたいな、気持ちの悪い作品も多い昨今ですが、原点に戻るべきじゃないか!(キリッ と、そんな気持ちになりました。
主人公の女性が犯され襲われ拉致られ、大量殺人の中を逃げ回る。主人公を渦中の女性に据えて、本格っぽい要素を削ぎ落とした分、都会的な人間のオドロオドロしい描写がすごいことになってます。通俗誌の連載作だからか知らないけど、乱歩が乗り移ったみたいな印象。
最初に読んだ時に、全編に漂う官能的な印象に度肝を抜かれました。
男女の逃避行というのが俗っぽいのかな。個人的に横溝作品の中ではあまり…という感じでした。
うーんセクシー。音禰さんセクシー。
ミステリというよりは、冒険小説のような風味。
謎解きっぽいものもあまりない。
各人物の隠された過去とか、問題にされてないアリバイとかが謎のメインになるので。
最後に出てくる「超自然的な出来事」がまた、アンチミステリっぽさを増幅させている。
でも面白かったので嫌じゃないです。たまにはこういうのもいいかな。
運命に翻弄される薄幸の美女、音禰ちゃん。
全身タイツとか、いいんですか。その他にも「これはありなの?」という展開が… ピカレスク的ヒーローとのかかわりとか。
超常現象というか、ちょっと妖気じみた描写もあって、ぎっちり中身のつまったエンタテイメントだと思う。
ある男との結婚が条件で遺産を贈られることになった音禰。相手の男、探偵の殺人事件をきっかけに音禰の怪しげな親族たちの中で起きる殺人事件。謎の男と音禰との逃避行。「三つ首塔」に隠された秘密。
旧装版
2010年1月20日読了
横溝正史が初めて推理小説にロマンスの融合を試みた作品と言われている。
読んだ当時、中学生だった私はそのエロっぽい描写に少し興奮しながら読んでいた
のを覚えている。横溝作品の中では結構異色の作品だと思う。
この物語は宮本音禰という少女の一人称で書かています。
それ故に仕方のない事ですが、金田一耕助の出番が少ないです。
今回の話はいつもの金田一ものとは少し違います。
ミステリというよりエロ、メロドラマ的な融合が試みられています。
今までの作品がおどろおどろしく、猟奇的、グロ、ほんの少しのエロスというのに対し、今回の作品は7割がエロのような気がします。
エログロ比率が逆転した今回の作品ですが、正直に言うと面白かったです。

序盤から中盤までは、かなり重苦しく、場面によってはちょっとした生理的嫌悪感も抱いてしまうような展開。テンポ良く話が進むので、それに助けられて読み進められたけど、これで展開がもうちょっと遅かったりしたら...






