| ブログで紹介する» |
|
Check |
|
|
この作品に関連する談話室の質問
みんなの感想・レビュー・書評
「迷路荘」と渾名される、からくり屋敷で殺人事件。
金田一モノにしてはスッキリ、クリアな印象。
ドラマ化されていたとは知らなかった。
観てみたい。
「迷路荘」と呼ばれる屋敷で、展開される連続殺人。名探偵金田一耕助の推理が、犯人を追いつめる。スリル連続の傑作長編。
【志學館大学】ニックネーム:まめしば
「ああ無残!」 さすがというべきか、グロシーンの描写がなくても凄惨さが伝わってくる文。見覚えのあるトリックが多数出てきます。
迷路荘の惨劇…タイトルからワクワクしてしまう。屋敷内の至るところに《どんでん返し》や《落とし穴》がある。斬新なトリック。
昭和60年代刊行の文庫の表紙は、黒いマスクとサングラスの陰気な男の横顔と地下に降りていく階段、トリックに使われた滑車・・・おどろおどろしさたっぷり。富士山の裾野に迷路のようにつながった華族の豪邸。明治維新の折に暗殺を恐れて作りこまれたどんでん返しや隠し扉。太古に自然が作り出した地下洞窟の上に建ち、まるで迷路。そこで20年前に起こった殺人事件の因縁がまた惨劇を引きおこすのです。著者得意の戦後の混乱を潜り抜けた直後の雰囲気と因習が絡み合った独特の雰囲気は今回ちょっと薄め。昭和40年代に横溝リバイバル後に書かれた作品だからでしょうか。2/3ほどを費やして、誰が何時何分にどこにいたかを延々描写していくという、僕がもっとも苦手とするパターンに陥った。でも、その後の展開はなかなか。当たり前なんだけど、探偵は謎を解くものの、警察や検事じゃないから法的に裁くことはしないんだよね。なかなかラストもひねる。
広大な富士の裾野近くに、あたりを睥睨するかのごとく建つ豪邸名琅荘。 屋敷内の至る所に<どんでん返し>や<抜け穴>が仕掛けられ、その複雑な造りから別名迷路荘と呼ばれている。 知人の紹介で迷路荘を訪問した金田一耕助は、到着直後、凄惨な殺人事件に巻き込まれた。 被害者はここの創建者の孫・古舘辰人元伯爵で、後頭部を一撃され、首にはロープで締められた跡が残っていた。 やがて事件解明に乗り出した金田一... 続きを読む »
豪華な屋敷、美しい女性、不気味な老婆、と金田一耕助作品には必ずこの3つが出てくるけど、これも例外ではなかった。途中でなんとなく犯人は分かるんだけど、それでも止められない。
金田一耕助シリーズ
元華族の古舘家から買い上げた屋敷を旅館にした男。迷路荘に残る消えた殺人者の物語。片腕の男。古舘の元妻。殺害された古舘辰人。捜査中密室で殺害された第2の被害者。消えた女中・タマ子。
2010年1月17日読了
なんか…。 ちょっと長かったな。 で、ちょっと途中から読むの苦痛?になってきて、どんどん読むペース落ちてきたりしてて。 なんだろな。私には洞窟の様子が想像しにくかったのとか、あと横溝作品て何故か私には登場人物ひとりひとりの印象が異様に薄くなっちゃうから途中で誰が誰だかわかんなくなっちゃうっていうか、そんなこんなでどんどん読めなくなっていくっていうかんじ。 読みにくい原因は横溝作品に共通でい... 続きを読む »
この金田一耕助はなんかタチが悪い気がした。
そして鼠がっ…!!!!
でも金田一シリーズの面白さはすごいなと思う。
いたるところにどんでん返しや抜け穴を持つ迷路荘と呼ばれる屋敷で殺人が起こります。
そこに集まったそれぞれ因縁を持つ人々が、相変わらずないかにも胡散臭い人ばかりです。
胡散臭い人物と怪しい屋敷です。
さらにこの物語には20年前に迷路荘で起きた惨劇の犯人と思われている左腕の無い男の影もちらつきます。
またもや昔に起こった陰惨な事件との関連があるといった話です。
ですが、他の作品と比べてみても血みどろという雰囲気はないです。
残念なのは折角、屋敷にどんでん返しや抜け穴があるのに、その設定が活かされてない事ですね。
本当にドキドキした。あちこちに「抜け穴」や「どんでん返し」があるお屋敷が舞台だなんて、なんてドキドキなんだ。トリックやストーリー展開自体に、ものすごいインパクトがあるわけではなかったが、迷路荘という舞台は気味の悪さを押し出していて、登場人物も明らかに怪しげな人々で、それによって読み手はドキドキさせてもらえるシーンが実に多い。また、20年前に起きた事件との繋がりなども、金田一耕助シリーズらしい感じがして、こういった根の深さが事件を複雑にしている。なんとなく、八つ墓村に似てるシーンがあるが、インパクトから言うと、八つ墓村よりはかなり弱いかもしれない。 ラストシーンはちょっと「食傷気味」になる感じだった…。相変わらず、残酷だ…。

昔読んでた。





