迷路の花嫁 (角川文庫 緑 304-41)

  • 103人登録
  • 3.36評価
    • (3)
    • (10)
    • (21)
    • (1)
    • (1)
  • 14レビュー
著者 : 横溝正史
  • KADOKAWA (1976年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (378ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041304419

迷路の花嫁 (角川文庫 緑 304-41)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • どっちが先かわからないけど、三つ首塔と同じようなパターンである。男女の逃避行もので金田一耕助はほぼ出番なし。三つ首塔がハッピーエンドだったのに対して、迷路の花嫁は最後の最後に浩三が死んでしまうので、オチは違う。読み進めるにつれ明かされていく浩三の秘密と行動原理がたまらないです。

  • 昔住んでた埼玉の某図書館にて無料交換コーナーにあったもの。一応金田一耕助も出て来るが、主役の座は駆け出しの小説家に譲っているため出番は少ないし、シリーズにつきものの血腥い殺人も序盤の二件だけ。正直金田一の出る幕でもない気がする。が、それを補って余りある怪作たらしめているのが、悪漢を懲らしめるべく奮闘する小説家の勇姿なのである。惜しむらくは旧作を思わせるその表題。もう少しキャッチーなタイトルにしていれば、金田一シリーズ番外編と割り切って更に読者を引き込むことが出来たはず。

  • 横溝正史作品特有の、複雑極まる登場人物間のつながりと乱れた男女関係を背景にして起こる殺人事件。登場人物が多く、お互いの関係を把握するのにやや苦労する話だ(おしげさんって、誰?)。
    金田一耕助登場作品であるが、金田一耕助は探偵として活躍するのはなく、瀕死の犯人が最後に自白する際の代弁者として描かれている。
    真相はかなり荒唐無稽であり、読者が推理するような要素はなく、主人公松原浩三が悪と闘う姿を描いたハードボイルド小説という感じだ。
    登場人物間の愛憎、主人公の他人への思いやりや行動力が描かれ、胸を打つラストを持っているなど、物語としては十分に読み応えのある作品だった。

  • これまで読んだ金田一耕助シリーズの内容とは一風変わった内容のミステリーでした。新興宗教の教祖とその被害者達との構図の中、とある霊媒師の殺人事件が起こり、その事件解決の道のりの中、教祖に対する被害者たちの反撃や更生という姿が面白かったです。
    どちらかというと金田一耕助が、かなり脇役的な立ち位置だったことも、ちょうど良い感じで良かったです。
    でも、これを書いた時代に新興宗教という題材を取り扱ったミステリーを書いた横溝正史も、時代の流れを先取りした感があり、さすがだな!と思いました。

  • 1955年発表。
    霊媒の女性が殺害される。

  • 暗い夜の町を散策していたかけ出しの小説家・松原浩三は、偶然行き会った若い女の異常な様子に不審を抱き、後を追いかけた。だが、通りがかりの警官とともに女が消えた路地へ踏み込んだ彼は戦慄した!軒灯にヤモリが這うクモの巣だらけの無気味な家、そして縁側からまっ赤な猫の足跡が続き、血の海と化した座敷には、無数の切り傷から鮮血をしたたらす全裸の女の死体が…。

    発表年:1955年

    角川文庫(1976.11)

  • 久しぶりに読む金田一耕助もの.ただし,その登場場面は少ない.個人的には性犯罪がプロットの重要な部分を占める作品は苦手.

  • 多門がじわじわやられていくのはスカッとするw金田一さんが微妙な役どころ。

  • 金田一耕助

全14件中 1 - 10件を表示

横溝正史の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
横溝 正史
有効な右矢印 無効な右矢印

迷路の花嫁 (角川文庫 緑 304-41)はこんな本です

迷路の花嫁 (角川文庫 緑 304-41)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

迷路の花嫁 (角川文庫 緑 304-41)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

迷路の花嫁 (角川文庫 緑 304-41)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

ツイートする